行雲流水の如くに

いかにして自らを守る戦略を練るかーー防衛費を倍増しても万全ではない

後半国会は議論すべき課題が沢山ある。

とくに「防衛費倍増」に関する議論は徹底して行うべきだ。

しかし国会は「LGBT法案」の迷走や、生煮えの「少子化対策」で議論にならない。

その上、首相秘書官の岸田翔太郎のワイルドピッチ(暴投)まで飛び出した。

 

現在、最大の軍事大国はアメリカ(軍事費日本の16倍)だ。

中国は第2位で、日本の6倍の軍事費を使い、核を持ち、2000発のミサイルを持つ。

当たり前の考え方をする人ならばこんな国と正面からぶつかることは考えない。

ところが一番危いのは「タカの真似をするハト

今の岸田首相は安倍元首相の背後霊に取り憑かれたかのように防衛費倍増に猪突猛進する。

よせばよいのに「敵基地攻撃能力」としてほとんど役に立たないトマホーク500発を持つという。

(通常の航空機と同じような速度だという)

 

抑止は「相手国に対して攻撃以上の打撃を与えることを担保することによって、攻撃を防ぐこと」

最大の抑止力は核だが、日本はアメリカの核の傘に守られている。

ところがアメリカが核を自動的に日本の為に使うとは限らない。

下手をすれば今のウクライナのように悲惨な戦場を提供することになる。

このようなことを考えれば、日本がとるべき手段は「非軍事的手段の中から、その時々に応じて最適なものを選ぶ」ということになる。

日本が有する非軍事的な手段の中で有効なものは「半導体の技術であろう。

もう一つの戦略は「専守防衛」を堅持して台湾問題への介入を厳に慎むことだ。


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コメント一覧

megii123
i1189さん、おはようございます。
トマホークにはミサイル迎撃能力はありません。
恐らく地対空ミサイル「パトリオット」のことだと思います。
ただ最近のウクライナとロシアの情報は宣伝合戦の様相をていしていて、真実は何処にあるのか慎重に見極める必要がありますね。
i1189
トマホークはウクライナ戦争でロシアの戦闘機から発射された音速の10倍の極超音速ミサイルを全部撃墜したらしいので役に立ちます。
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