日韓関係は今や泥沼である、もしくは出口のない深山に迷い込んだようなものだ。
人生においても抜き足差し足ならなくなる時がある。こんな時にどうするか?
昔から名言がある。
「深山に迷ったときには、老馬に手綱打ちかけて、先にうったてて必ず出るべし」
くだいて言えば経験ある人間に相談すべし、ということだろう。
安倍晋三(1954年生、65歳) 河野太郎(1963年生、56歳) 世耕弘成(1962年生、56歳)
皆戦後の高度成長期の生まれで、戦中・戦後の苦労の時期を知らないし、日本と朝鮮半島との愛憎半ばする感情に疎い。
深山に迷い込む時というのは、雨が降ったり風が吹いたりの嵐の時だ。
しかしこのような時は焦らずにじっとしていることも一つの方法だろう。
「疾風怒雨も、たちまち変じて朗月晴空となる」
案外出口は見えているのかもしれない。