タチコマAI

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宮川香山

2008年04月26日 | ひとりごと

珍しく懸賞が当たったので行ってきた「ガレとジャポニズム」展

火曜の休館日に時間指定で入ることに
最後の時間なのでかなり人がまばらでとても見やすい♪

ガレも初期と晩年の作品とでは全く変わっていて
あの独特な形状になったのはやはり晩年だ
しかし初期の頃のガラスに描かれている蜻蛉はまた清楚で美しい
ちょっと見方が変わったかも


それ以上に気に入ったのが器を焼く前のデッサンだ
花器のとなりにデッサンが展示されているものがいくつかあり
とても目を引いたのが「蛾」だ
タイトルは「二匹の蝶」だがどう見ても蛾に見える・・・

そのデッサンは水彩やインクを使っているが羽の質感がビロードのような素晴らしさで感動を覚えた
思わず釘付け 

デッサンを見て花器を見ると
・・・デッサンのほうがいいじゃん・・
と思ってしまう自分は美術オンチかもしれないが離れがたい作品だった
             


しかしガレの作品はどれも見ていて楽しい♪
最後に展示されている「脚付杯《蜻蛉》」は裏側にガレのサインがあるが
Gの部分が蜻蛉を模している とされている
これは肉眼では解りづらく近くに置いてある画集を見てから探して欲しい


これだけガレの話しか書いてなく(しかも写真もない)
今回のタイトル「宮川香山」(みやがわこうざん)
ガレと関係ないじゃん と思われるだろう
(まさにその通り)

自分はこの陶芸家を知らなかったが
先日行った上野の国立博物館で流して見たにも関わらず
えらい個性で自分の目を器に向けさせた作品が「褐釉蟹貼付台付鉢」(重文)
        
作家の名前は覚えてなかったがこの蟹は強烈なので覚えていた

そしてガレ展にも出展している「色絵蟹高浮彫水鉢 」
これも蟹がリアルに花器にかたどられている
あ この間上野で見たのと同じだぁ・・と思ったいたら
今週の「THE BEST HOUSE」で
「ものづくりニッポンの原点!江戸時代のスゴい技術BEST3!」の2位に登場!!
1ヶ月の間で3回も会えば運命(?)を感じる
ブログに書けって事か と思い載せた記事だ

ガレもすごいが日本人の技術もすごい
機会があったら是非ご覧あれ




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