IT屋によるNゲージのススメ

鉄道模型歴1年の新人による初心者向けNゲージ解説ブログです。

レンタルレイアウトとは?

2021-05-01 15:44:00 | 日記
Nゲージにおける最大の悩みの一つでありますが、比較的広めの、レールのレイアウトを置く場所が必要という点があります。

子供用の木のレールやプラレールと違って、Nゲージは車両が精巧で長いので、どうしても最小限の円でも大きさをとります。

そんな事情に大いに便利なのがレンタルレイアウトです。
模型屋さんが、大きなレイアウトを時間単位の料金で貸してくれます。


↑ 広いです

部屋にレイアウトを置けない人にはありがたいですが、レイアウトを置いている人にも利点があります。

一般の家庭には置けないような、新幹線の16両も停車や退避させられるので、長編成の首都圏の列車や貨物列車、新幹線を楽しむのにとてもおすすめです。


↑ 新幹線もらくらく!

では、具体的にどのように利用するかですが、だいたいレンタルレイアウトのある模型屋さんは、外から見える場所に大きなレイアウトを置いていますので、レンタルがありそうなら、店員さんに一言掛けます。

店員さんからはどこの線路を走らせるか聞かれるので、希望の線路を選びます。新幹線なら高架線がおすすめですが、基本的などこの線路も全ての車両に対応できることが多いです。

場所を決めたら、借りる時間を決めます。だいたい1時間ほど走らせる人が多く、お店にも1時間の料金がかかれていることが多いです。

時間を決めたら、店員さんに料金を支払って、決められた線路の座席に移動して、後は時間まで目一杯Nゲージの走行を楽しみましょう。
時間の10分前に片付け始めるのが良いです。少し片付けで時間オーバーしたくらいで追加料金を取られることはありませんが、次の人やお店の方が迷惑にならないように振る舞うのが、鉄道模型を楽しむ人のマナーだと思っています。

他にいくつか注意点を記載します。当たり前のことですが、最近はNゲージも低年齢化が進んで、危険な子供さんがいるので合わせてマナーを再確認です。

・決められた座席に座り、決められた線路を走らせましょう。線路を間違えると、他の人の列車と衝突したりトラブルの原因になります。

・他の人のNゲージには絶対に触らないようにしましょう。特に自分のNゲージをレールに置く時は注意です。また、目の前で他の人のNゲージが脱線しても触らないようにしましょう。小さな部品を破損させてしまうとトラブルの原因になるだけでなく、他人に自分のNゲージを安易に触られるのは良く思わない人も多くいます。

・スケールスピード(電車に適切な速度)を守りましょう。スピードを出しすぎると、思わぬ脱線で、近隣を走っている他の人のNゲージに衝突してトラブルになる可能性があります。
また、Nゲージのスピードを出しすぎるとモーターの寿命を縮めることにもなり何も良いことがありません。

・レイアウトのオブジェクト(建物や人形など)には触らないようにしましょう。破損や汚れの原因になります。残念ながら、小さな人形や車を盗む人がいます。これはれっきとした犯罪となります。

・必要以上に大声を出さないようにしましょう。自分のNゲージが立派なジオラマ を走行をする姿に浸っている人が多いです。(私です。)
これはレンタルレイアウトに限らず、どのお店でも当たり前のことですが、どうしても鉄道模型にテンションの上がった子供さんは大声になりがちです。

ルールを守って、誰もが気持ちよくNゲージを楽しめるようにしましょう。