弓道日記

弓道稽古の過程で教わったこと、気づいたことなどをまとめていきたいと思います。

真岡市弓道大会に参加してきました。

2007-05-29 00:56:50 | Weblog
平成19年5月20日、真岡市弓道場で行われた真岡市弓道大会に参加してきました。

会場までは約1時間弱、受付開始が8:30、開始は9:30ということで、宇都宮を7:30頃に出発しました。
真岡市弓道場は6人立ちの道場であったため、3人立ち2射場制で競技が行われました。この日は35立あったことから参加人数は105人でした。
ちなみにこの真岡市弓道場には初めて行ったのですが、川縁で風が涼しく緑に囲まれた綺麗な道場で、看的板が電光掲示板表示だったりしてかなり良い弓道場でした。

この日の競技は本射が立射で四つ矢二回の八射、これで20位まで入賞を決めて、これに漏れた人は射詰めに参加という方式でした。最初の四つ矢は1本目7時頃にギリギリ的中、2本目4時頃に外れ、3本目10頃に外れ、4本目2時頃にギリギリ的中ということで4射2中でした。午後は1本目9時頃に大きく外れ、2本目は11頃にギリギリ外れ、3本目は8時頃に的中、4本目は7時頃に外れということで4射1中、トータルでは8射3中という結果に終わりました。(|○××○|××○×|3)この的中では当然入賞争いに引っかかることもなく射詰挑戦権獲得ということで(涙)射詰めに臨んだわけですが、こちらも最初の1本だけは8時頃に的中したものの、続く2本目で3時頃に「カツン」と外れてしまいました。

この日の反省点としては、とにかく上体の力が抜けませんでした。打ち起こしで上がった肩が下げられずになんかしっくり来ない感じが残っており、会でも伸び合いをかける以前に固まってしまったというかそんな感じで、離れが一向に安定しませんでした。というかやっぱり離れが出ないというか・・・弓手も妻手も握り混んでしまったような感じでしたし・・・確信を持って引けたのは射詰めで唯一的中した1本目だけで、後のは会持って離すだけというような感じでした(涙)一応引く際には大三で弓手が控え気味にならないように注意すること、弓手先行で引き分けて弓手の下筋を効かせることを意識していたのですが、どうにもこれだけでは安定した会、離れは出来ませんでした。上体で引いてしまったことについては、引き分けで息を丹田に下ろして、縦線を伸ばすように引き分けるように注意をしていきたいと思います。

まぁそんな感じで的中はいつも通りでしたが、中らないことを除けば楽しい大会でした♪天気も良くて川縁から気持ちいい風が吹いてきて気持ち良かったですし、お弁当についていた「ところてん」も久しぶりに食べました♪桂林寺で一緒に頑張っている方がこの日初参加だったのですが、いきなり初めての大会で入賞して嬉しかったですし☆こりゃ負けていられないですね~!!次の大会は宇都宮です☆係も仰せつかっているので頑張りマス!!

この翌週の野木大会には群馬に帰る予定があり参加できなかったのですが、ちょうど群馬で行われた連合審査を見学に行きました。宇都宮で大変お世話になっている方がこの審査で見事五段に合格して、とても嬉しかったです!また大変刺激も受けました!自分も都合が付けば9月の宇都宮の五段審査は受けてみようかな??と思います。それまでにはなんとか安定した会、離れを身につけたいです☆ってゆうかやっぱ中るようになりたい☆

ちなみに・・・まだ手元にはないのですが、四つ手弽を注文してしまいました♪そもそも使えるか判らないし今の弽でもおかしな壊れ方している位の下手さ加減なので良いものはまだまだもったいなくて一番安いヤツですが(^^;)「強い弓引くなら四つ手弽がいい」ということをアドバイスして下さる方もおり、はたまた愛読の「みんなの弓道」では「近的なら三つ手弽の方が軽い離れが出て有利」と書いてあったりでいろいろ考えました。それでも、今はまだ無理ですがいずれもう一段階強い弓(23キロくらい)を引けるようになりたいですし、薬指で拇指を押さえるなら握りたくても握れないので握り混む癖のある自分にはこっちの方が良いような気もするし・・・2週間くらいで到着するとのことでしたので、遠的選手権には間に合いそうです☆妻手を握り混む癖が治るきっかけになればいいなぁ・・・

足利まつり弓道大会に参加してきました。

2007-05-17 02:11:33 | Weblog
平成19年5月5日(土)、足利総合運動公園内にて行われた足利まつり弓道大会に参加してきました。
この大会は昨年も参加したのですが、なにしろ会場が足利と言うことで宇都宮を6:50に出発し、会場には8:00頃到着しました。昨年は高速を使っていったのですが、ナビによると一般を使った場合でも時間がほとんど変わらなかったのと、昨年高速を使っても佐野藤岡で下りてからかなり一般道を走らなければならなかったこと、結局フラワーパークのあたりで渋滞に巻き込まれたということもあって違うコースで行ってみることにしました。結果としては下道で行った方が早いくらいでした。

大会の受付は8:30からで、立順は受付順でした。何も考えずに参加費1000円を支払いそのまま受付をしたところ、なんと一番最初の立順ということになりました!個人的には最初の方の立順が好きなのですが、それにしても一番最初とは驚きました(^^;)

準備を済ませてから巻藁を数本引き、9:00からの開会式に出席しました。何しろ最初の立順ですので矢渡しは観ずに控えに並ぶ事になりました。この最初の立というのはちょうど良かったように思います。いつもはだらだら待っている間に緊張感も集中力も失われてしまうので(^^;)ちょうど良い感じで緊張もし集中もできつつ、開会式前に数本引いた巻藁の感触を思い出しつつ、最初の坐射に臨みました。

この日注意していたことは数日前から気にしていた弓手の手の内を入れ気味にすること、大三から引き分けにかけて肘で引き分けるようにすること、会で伸び合う際に弓手の下筋を効かせるようにすることでした。また開会式の競技説明で「人数も多いので競技の間合いを守るようにして頂きたいと思います。でも取りかけから先は自分の時間ですのでじっくりと、20秒でも30秒でも会を持って頂いて結構ですので・・・」というようなお話があり、普段早気気味な自分としては「よ~し30秒もっちゃうよ♪」くらい考えていました(笑)実際は5秒かそこらだったと思いますが、いつもよりは大分じっくりと引けたように思います。結果は甲矢が11時頃にカツンとギリギリ的中、乙矢もこれまた6時頃にカツンと的中し、一手束中ということになりました。「いや~ラッキー、よくカツンが両方とも中ったな~♪最初から束中したの久しぶり!!」

この日はその後がかなり空きました。なにしろ全部で24立、最後の立は3人だけでしたがそれ以外は3人立ち3射場制で9人ずつ入りますから参加者は210人です!いくら競技の間合いといっても坐射が終わる頃には11:30位になっていました…そのままお昼のお弁当を頂き、午後の開始は12:30位だったと思います。

午後は4つ矢の立射1回です。午後の立もじっくり行こうと思って行射したのですが、会を持つとか馴れないことをしたせいか、なんだか離れが出なくなってきてしまいました(汗)「ん???」この矢は妻手が緩んだ感じで11時頃に抜けました。続く2本目、この矢は伸び合いが出来ていなかったというか、ただ引き分けてただ持ってただ離したという感じで、6時頃にギリギリ外れました。「うわ、ヤバイ!いつもの調子でこのまま0中になるぞ!強く離す!!」続く3本目、4本目は強引にでも強く離れたおかげか、ビクが出たりしつつもなんとか2本とも12時頃に的中し、この日の本射は6射4中ということになりました。(|○○|××○○|4|)

参加者がなにしろ多くかつ最初の立であったため、一通り終了するまでこれまた2時間ほどかかりました。一通りの行射が終了して6射皆中者は確か7名、5中者は12名だったと思います。この日は30位まで入賞でしたので、残り11の枠を4中者(多分40人くらい居たような…(汗))で争うことになりました。これは遠近競射ですが、なにせこの人数ですからまず的を外したら駄目、的心に近い所じゃないととても残れません。「よ~しじっくり行くぞ~、とりあえずは最後に弓手で押し込む!!」ということで、会も結構しっかり持って頑張ったのですが、残念ながら8時頃に外していまいました(涙)妻手が緩んだような感じがします。「終わった・・・チャンスだったのにな~」っていうかまぁ実力通りというか。前回の唐沢山でも5位まで入賞で、一応5位決定の競射までは残ったものの遠近競射で敗退でしたし、今回も最後の順位決定で敗退。悔しいですね。でもまぁ競射まで残れただけいつもよりマシといえばマシ。的中を掴むまではまだまだ色々足りないものがありそうです(^^;)それにしても凄いと思ったのはこの競射に残った人の中には「ここで下の方の順位に引っかかるよりは次の射詰めの方が面白そう!!」と考える人が結構多かったことです。実際この日の射詰め(30位までの順位が付かなかった人が参加して2位まで決定)には普段の的中からすれば「なんで!?」というような人が残っていたりもしましたし、そもそも大会に来たのは順位を付けるためではなくて楽しむために来ているわけですし、そっちの方が健全な考え方のように思いますが、それにしても210人から30人引いて180人から2人を決定する射詰めに残る自信があるということが凄い!自分もそのくらい引けるようになりたいですね。

で、自分は望んだわけではなく射詰めにまわることになったのですが、確かにこれはこれで楽しかったです♪規模の小さい大会や普段の射会などでは最初だけは一手のどちらかが的中すれば残れるわけですが、この日の射詰めは本来の射詰めと同じく1本でも外したらそこで敗退!この緊張感はかなり楽しかったです!まぁ楽しかったと言っても所詮1本的中するのがやっとでしたが・・・そんな感じで射詰めでも早々に敗退してこの日の競技は全て終了でした。

まぁ昨年は6射1中でしたし、昨年よりは大分マシだったかなと。。。それに会が多少じっくりともてるようになった様な気がしました。特に射詰めの1本的中した矢は唯一確信を持って的中できたというか、充分伸び合ってそのまま離れた矢が糸を引くように的に吸い込まれたというか、そう言う感じの矢でした。「この矢が遠近で出ていれば良かったのに・・・」とも思いましたが、むしろ周りの「よ~し射詰め楽しみだ~☆☆」っていう雰囲気に乗せられた結果として良く引けたというか。とにかくそんな矢も出たので「もうちょっと頑張れば何か掴めるかも!!」というような感覚を残しつつ、足利を後にしました。

その後宇都宮に戻ってから「やっぱり引き足りない!伸び合いが掴めるかも知れないし!!」ということで県体育館に行き、一人で引いていました。この日の伸び合いの感覚も意識しつつ、また足利で観た的中に強い方々の射をイメージしつつ、「やっぱ的中は離れだよな~」とか思いつつしばらく引いていました。すると19:30頃になって、いつもお世話になっている中央支部の方(的中に強い方で足利でも6射皆中!)がお見えになり「やっぱ弓手がどうしても負けてるから離れでぶれるんだよ!矢筋に真っ直ぐ伸びれば、その弓ならもっと的中も矢飛びも出るはずだぞ!」というように色々とアドバイスを頂きました。足利から戻ってお疲れにもかかわらず、暫く診て頂くことができてとてもありがたかったです。

この日はその後練習しても結局思うような射が出来ず、「今日こそ!」と次の日練習してみたところ最悪の「もたれ」に陥ってしまい、何本か離れが全く出なくなる状態になってしまいました。(これは10本ほどゴム弓を引いて強引に離すことは出来るようになりましたが・・・)というわけで、何か掴めるどころか射も的中も最悪の状況になったままその後2週間ほどまともに練習できていないですが、これはこれでちょっと休みを入れたことで悪い状態がリセット出来ていることを期待したいと思います(^^;)次は20日の真岡大会、初参加なので楽しみです♪