平成18年8月26日(土)、鹿沼高校にて実施された地方審査を受審しました。今回も受付開始は8:30でしたので、会場にそのころ到着するように自宅を出ました。ただし今回は会場に向かう前に、近所の24時間営業のスーパーでキャンピングマットを購入していきました。というのも、実はこの日の前日に会社の呑み会があり、帰宅したのが2:00近く、それからなんだか寝付けなくて入浴をしたり本を読んだりしているうちに朝になってしまい、結局不眠のまま審査に行くことになりました。このため、長い待ち時間のどこかで寝ておこうと考え、寝心地の良さそうなマットを購入していくことにことにしたのです。(キャンピングマット840円、貴重な睡眠時間PriceLessってことで♪)また一応朝食のつもりでフランスパンを一本購入していきました。なんだか堅いモノを囓れば目が覚めるかな?ということもあったので。そんなこんなで家を出たのは7:40頃だったのですが、会場に到着したのは8:40頃でした。それからマットを敷いて場所を確保し、受付もせずにパンを囓っていました。受付がものすごく並んでいたのでしばらく待っていたのですが、9:00の開会式直前になってやっと受付が出来るような混み具合でした。8月は暑いので受審者は少ないかなとも思っていたのですが、あまり他の月と変わりはないように思いました。
それから開会式に臨み、そのまま矢渡しを見学することにしました。初めは廊下で見学していたのですが「道場に入って座って見学するように」という進行の方の指示があり、道場内で正座をして見学をしていました。歩き方や肌脱ぎの仕方など特に参考にしようと思って見学していたのですが、このときは座ってしまうと眠くて眠くて大変でした(^^;)やはり不眠で審査は避けるべきだと思います(あえて言うまでもないことですが・・・)
開会式後、学科審査は11:00からであったため、1時間半程度時間が空きました。普段の審査はここで勉強するのですが、この日は学科試験中に眠ってしまったら大変だと思い、車のなかで仮眠をとることにしました。マットを買ってきたのですが、結局控え室になった体育館では恥ずかしくて寝られませんでした。20分ほど仮眠して大分眠気が収まったので、一度コンビニにいってガムを購入し、ようやく体育館に戻ってから学科の勉強を始めました。結局30分ほどしか勉強できなかったのですが、さすがに栃木では6回目の審査ですし、普段から弓道関連の本を読んだりもしていましたのでそれほど不安はありませんでした。またこのブログで要点をまとめておいたことも奏功しました。
今回の四段の学科試験では、「1.初心者指導の留意点」「2.基本動作の注意点(8項目)」が出題されました。とりあえず解答用紙を半分程度にわけて問題を記入し、2.の問題から解答を書き始めたのですが、内容はまず8項目を列記した上で、教本で説明されている内容、自分が解釈している内容をそれなりにしっかり書けたと思っていますが、文章が旨くまとめられずに裏面の1/3程度まで回答が及んでしまいました。このため1時間の試験時間のうち50分をこちらに費やしてしまい、結局1.は10分間でどうにかまとめたという状態になってしまいました。(あとで伺ったところ80点を頂いたようでした。もっとうまくまとめていればもうすこし行けたかな~。)ちなみに参段では「危険防止」「矢番え動作」が出題されたようでした。
この日もたくさんの方が応援に来て頂きました。自分の審査でもないのにこうやって応援に来て頂けるのは本当に心強いことで、いつも感謝しています。また折角応援して頂いているのにいつも失敗しているので申し訳ないなと思います。またこの日役員として所属する宇都宮中央支部の支部長が来られていたのですが、「中てろよ~。とりあえず中てれば大丈夫だからな~」と励まして頂きました。
術科試験の立順は現段位を取得した日が近い順になるのですが、今回はなんと自分の後ろに3人も受審者がいました。(どうやら県外からわざわざこられた方のようでした!)そのため、一応最後の立ではありましたが二番に入ることになりました。跪坐が苦手な自分としてはこれはラッキーでした。自分たちの立は大体15:00くらいに行射することになりました。今回の審査で気を付けていたことは、「大三で弓手を入れすぎないこと、手の内を握り直さないこと、引き分けの際には縦線を確認しながら、弽の拇指で弦を押すように引き分けること、狙いは低めに付けること、会で口割りより高めにならないように気を付けること、カケホドケに意識をおいて会で頑張ること」ということでした。なんだか前回の審査の時と随分違うようなことになりましたが、直近の練習で指摘を受けたことを注意して審査に臨もうと思いました。まず1本目ですが、上記のようなことを意識して行射したところ、11時頃に抜けてしまいました。「あれ、また上か・・・」離れは割といい感じで出たと思ったのですが、自分では気づかない部分で妻手が緩んだのかも知れません。また会もちょっと短かったかな?とにかくいつもと同じような感じで上に抜いてしまいました。続いて2本目、1本目と同じような意識で行射しましたが、狙いは若干下げてみました。あとは会でしっかり頑張ること。こうして行射したところ、12時頃に的中しました。しかしこのとき手の内を握ってしまい、弓返りが途中で止まってしまいました。「中ったけど、微妙だな~・・・」
とにかく、なんとか一本的中することは出来ました。甲矢を抜いてしまったこと、乙矢は的中したものの弓返りしなかったこともあり、一応丁寧に引いたつもりではありますがなかなか微妙なところだなと思いました。「まぁ駄目でもしょうがないかな。一本中ったし次にはつながるかな。とりあえずラッキーではあった。」くらいの気持ちで結果を待つことにしました。
この間にいつも宮原弓道場でご一緒させて頂いている、今回学科の試験官を担当された先生が控え室に来られて、「いやー乙矢中って良かったね~、見ていて中れ中れ~って祈っていたんだよ。まあよく引けていたよ。」と言って頂きました。また中央支部の支部長にも「まあ結果はわかんねえけど中って良かったな~。まぁ大丈夫かな。」と言っていただけました。
この日の結果発表はだいたい17:00位でした。がその直前に支部長が来られて、「今見てきた!合格だ!おめでとう!よかったな~!」と言って頂けました。一応結果も確認しましたが、自分の番号があるのを確認しました。嬉しいというか、ほっとしましたね。それから登録料その他9,000円を支払ってから、審査前に何度もご指導をいただいた、今回審査員をお努めになった先生にご挨拶に行きました。この先生にも「やっととれたね。良かったな~。」と言って頂けました。
本音を言えば、皆中して合格を頂きたかったという気持ちもありました。というのも、「一本中れば取れるよ」位のことを何度か言われたこともあって、なんだか「かわいそうだから一本中ればあげようか」位に思われているのが悔しかったという想いもあったからです。とはいえ、たとえ的中しなくても丁寧にだけは行射しようとは常に心がけていますし、やはり合格出来たことは嬉しく思います。頂いたからにはそれに見合うだけの弓を引けるように頑張るしかないなと思います。
その後一緒に審査を受けた方、応援に来て頂いた方の何人かと食事に行っっていたところ、いつも大会や練習でお世話になっている方からお祝いのメールを頂きました。またこの日の夜には所属する桂林寺弓道クラブの部長さんがわざわざお祝いの電話を下さいました。こうやって多くの方が応援してくださっていることは本当にありがたいですし、弓を引いていて良かったなと思います。感謝の気持ちは忘れずに、また折角いただいた段位ではありますのでこれに恥じないように頑張っていきたいと思います。
それから開会式に臨み、そのまま矢渡しを見学することにしました。初めは廊下で見学していたのですが「道場に入って座って見学するように」という進行の方の指示があり、道場内で正座をして見学をしていました。歩き方や肌脱ぎの仕方など特に参考にしようと思って見学していたのですが、このときは座ってしまうと眠くて眠くて大変でした(^^;)やはり不眠で審査は避けるべきだと思います(あえて言うまでもないことですが・・・)
開会式後、学科審査は11:00からであったため、1時間半程度時間が空きました。普段の審査はここで勉強するのですが、この日は学科試験中に眠ってしまったら大変だと思い、車のなかで仮眠をとることにしました。マットを買ってきたのですが、結局控え室になった体育館では恥ずかしくて寝られませんでした。20分ほど仮眠して大分眠気が収まったので、一度コンビニにいってガムを購入し、ようやく体育館に戻ってから学科の勉強を始めました。結局30分ほどしか勉強できなかったのですが、さすがに栃木では6回目の審査ですし、普段から弓道関連の本を読んだりもしていましたのでそれほど不安はありませんでした。またこのブログで要点をまとめておいたことも奏功しました。
今回の四段の学科試験では、「1.初心者指導の留意点」「2.基本動作の注意点(8項目)」が出題されました。とりあえず解答用紙を半分程度にわけて問題を記入し、2.の問題から解答を書き始めたのですが、内容はまず8項目を列記した上で、教本で説明されている内容、自分が解釈している内容をそれなりにしっかり書けたと思っていますが、文章が旨くまとめられずに裏面の1/3程度まで回答が及んでしまいました。このため1時間の試験時間のうち50分をこちらに費やしてしまい、結局1.は10分間でどうにかまとめたという状態になってしまいました。(あとで伺ったところ80点を頂いたようでした。もっとうまくまとめていればもうすこし行けたかな~。)ちなみに参段では「危険防止」「矢番え動作」が出題されたようでした。
この日もたくさんの方が応援に来て頂きました。自分の審査でもないのにこうやって応援に来て頂けるのは本当に心強いことで、いつも感謝しています。また折角応援して頂いているのにいつも失敗しているので申し訳ないなと思います。またこの日役員として所属する宇都宮中央支部の支部長が来られていたのですが、「中てろよ~。とりあえず中てれば大丈夫だからな~」と励まして頂きました。
術科試験の立順は現段位を取得した日が近い順になるのですが、今回はなんと自分の後ろに3人も受審者がいました。(どうやら県外からわざわざこられた方のようでした!)そのため、一応最後の立ではありましたが二番に入ることになりました。跪坐が苦手な自分としてはこれはラッキーでした。自分たちの立は大体15:00くらいに行射することになりました。今回の審査で気を付けていたことは、「大三で弓手を入れすぎないこと、手の内を握り直さないこと、引き分けの際には縦線を確認しながら、弽の拇指で弦を押すように引き分けること、狙いは低めに付けること、会で口割りより高めにならないように気を付けること、カケホドケに意識をおいて会で頑張ること」ということでした。なんだか前回の審査の時と随分違うようなことになりましたが、直近の練習で指摘を受けたことを注意して審査に臨もうと思いました。まず1本目ですが、上記のようなことを意識して行射したところ、11時頃に抜けてしまいました。「あれ、また上か・・・」離れは割といい感じで出たと思ったのですが、自分では気づかない部分で妻手が緩んだのかも知れません。また会もちょっと短かったかな?とにかくいつもと同じような感じで上に抜いてしまいました。続いて2本目、1本目と同じような意識で行射しましたが、狙いは若干下げてみました。あとは会でしっかり頑張ること。こうして行射したところ、12時頃に的中しました。しかしこのとき手の内を握ってしまい、弓返りが途中で止まってしまいました。「中ったけど、微妙だな~・・・」
とにかく、なんとか一本的中することは出来ました。甲矢を抜いてしまったこと、乙矢は的中したものの弓返りしなかったこともあり、一応丁寧に引いたつもりではありますがなかなか微妙なところだなと思いました。「まぁ駄目でもしょうがないかな。一本中ったし次にはつながるかな。とりあえずラッキーではあった。」くらいの気持ちで結果を待つことにしました。
この間にいつも宮原弓道場でご一緒させて頂いている、今回学科の試験官を担当された先生が控え室に来られて、「いやー乙矢中って良かったね~、見ていて中れ中れ~って祈っていたんだよ。まあよく引けていたよ。」と言って頂きました。また中央支部の支部長にも「まあ結果はわかんねえけど中って良かったな~。まぁ大丈夫かな。」と言っていただけました。
この日の結果発表はだいたい17:00位でした。がその直前に支部長が来られて、「今見てきた!合格だ!おめでとう!よかったな~!」と言って頂けました。一応結果も確認しましたが、自分の番号があるのを確認しました。嬉しいというか、ほっとしましたね。それから登録料その他9,000円を支払ってから、審査前に何度もご指導をいただいた、今回審査員をお努めになった先生にご挨拶に行きました。この先生にも「やっととれたね。良かったな~。」と言って頂けました。
本音を言えば、皆中して合格を頂きたかったという気持ちもありました。というのも、「一本中れば取れるよ」位のことを何度か言われたこともあって、なんだか「かわいそうだから一本中ればあげようか」位に思われているのが悔しかったという想いもあったからです。とはいえ、たとえ的中しなくても丁寧にだけは行射しようとは常に心がけていますし、やはり合格出来たことは嬉しく思います。頂いたからにはそれに見合うだけの弓を引けるように頑張るしかないなと思います。
その後一緒に審査を受けた方、応援に来て頂いた方の何人かと食事に行っっていたところ、いつも大会や練習でお世話になっている方からお祝いのメールを頂きました。またこの日の夜には所属する桂林寺弓道クラブの部長さんがわざわざお祝いの電話を下さいました。こうやって多くの方が応援してくださっていることは本当にありがたいですし、弓を引いていて良かったなと思います。感謝の気持ちは忘れずに、また折角いただいた段位ではありますのでこれに恥じないように頑張っていきたいと思います。