ここ２，３日急に寒くなってきました。
今日も朝から雨が降っていたと思ったら
バラバラとあられ混じりの冷たい雨です。
我が家の庭も寂しくなってきました。
それでもバラや木の実がかろうじて晩秋の庭を
彩っています。
小鳥たちも忙しげに餌をついばんで冬に備えて
いるようです。
日々の雑事に追われ、外に出しっぱなしだった
観葉植物あわてて取り込みました。
本格的な寒さが来る前に、もう少し良い天気が
続いてくれるとあり難いのですが・・・
春先から庭で咲いていた花達のドライフラワーが出来ました。
出来ました、と言っても特別何かした訳でもなく花瓶に挿して
飾っていたものや、吊るして乾燥させただけの
超適当なドライフラワーなのですが・・・・・
１０センチばかりの小さな花瓶にかなりの種類が入っています。
カスミソウ、バラ、エリンジュウム、カレープランツ、ラベンダー
スイトピー、ブルーベリー、ダスティーミラー
それぞれに美しく咲き誇っていた時と趣きは違いますが
又別の魅力があります。
ドライフラワーを作る時は、咲き過ぎないうちに摘んだ方が
いいらしいのですが、せっかく咲いた花、中々思い切れない
優柔不断な私ではあります。
レッサーパンダにそっくりだと思っていました。
２年程前オープンガーデンにお邪魔した先で頂いたスミレです。
その時は、始めて見る白と紫のコントラストが素敵なスミレを
頂戴できるとあって嬉しいばかりで、パンダに似ている事には
気が付かなかったのですが、ファインダーをのぞいて見ると
どう見てもレッサーパンダにそっくり、頂いた時に名前を聞かないで
来てしまい、図鑑など調べても分からず気になって仕方がなかった
のですが、花苗のカタログに載っていました！
～かわいい パンダすみれ～
花びらが２色咲きなのでパンダを連想させるとしてこの名前が
付きました。グランドカバーにもいいですよ。
その通りです！
先日紹介したチェリーセージ
赤色が鮮やかに出て白色が負けていると思っていたら
白ばかりや赤が一寸入っているもの等、様々に咲いています。
園芸書にチェリーセージと載っていたけれど、この苗を買った時のラベルには
サルビア ミクロフィラ ホットリップスとありました。
花の名前には何時もてこずらされますが、余りその事ばかりにこだわって
花の美しさを楽しむ事が半減してしまっては何もなりませんので程ほどに・・・
等と自分勝手な理屈を考えているこの頃です。
１０数年前、実家の裏山に続く林道で
薄紫の花を付けた匂いの良い草を見つけ
持ち帰って庭に植えておきました。
毎年こぼれダネで庭の所々に咲きます。
これがナギナタコウジュと言う名前である事は
最近知ったのですが、路傍に咲く一年草とかたずけて
しまうのは勿体ないと思う程気に入っています。
名前の由来は花穂が枝の片側に付く様子が薙刀の
形に似ているのと、シソとハッカを合わせたような
香気が、中国にあるコウジュと言う薬草に似ている
為だそうです(山野草カラー百科参照)。
深まり行く秋の一日、ナギナタコウジュの花姿と
香りに暫し癒されている私です。
冬が来るかと心配したのは何だったのか？
今日は少し汗ばむ程暖かな一日でした。
ちらほら紅葉も始まり、いよいよ秋本番と言った所です。
猫の尻尾の様な、ほわほわした花が
風に揺れているのはサラシナショウマです。
春に花が咲くトリアシショウマやヤマブキショウマ
名前は似ていますが、トリアシショウマはユキノシタ科
ヤマブキショウマはバラ科サラシナショウマは
キンポウゲ科だそうです。
難しい事は良く分かりませんが、私の中では
春一番の山菜として胡麻和えやてんぷらにして
食べるトリアシショウマは美味しい山菜
サラシナショウマは花の美しい山野草
と勝手に分類しています。
彼岸過ぎから急に寒くなり
このまま冬になるのかと心配しましたが
ようやく爽やかな秋の気配に
ホット一息、といったところです。
夜の冷え込みと日中の気温の寒暖差で
花達の色も鮮やかさを増してきたようです。
去年、挿し穂にして育てたチェリーセージ
咲き始めは赤、白はっきりしていたのですが
この頃は赤色が勝って、白色は影を潜めて
います。
四季咲きの花は春と秋とで随分表情が変わります。
人が衣替えをするのと同じなのでしょうねー。
何時も自然には感心させられる事ばかりです。
梅津建築のホームページも近日更新します
こちらも是非ご覧下さい。