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富山&石川の旅2012【へちま産業見学】

2015-06-16 | 富山県


富山では銅器工場の能作見学の後、射水市大島にあるへちま産業へやってきた。
こちらは30年ほど前、一村一品運動によりへちまで町おこしを図ってからへちまの栽培が盛んになり定着。
それ以来大島ではへちまの加工品が特産物となっているそう。

無農薬で育てられているへちま畑へ。





真っ直ぐに長いへちまを採取するために棚上に吊るして栽培されるへちまは思ったより巨大。





巨大なへちまが何本も吊るされる様は壮観~





採取するのはもう少し黄色味を帯びてしわが寄ってきたもの。





採取されたへちまは水に浸けて皮を手作業ではがされる。
そして天日干しに。





へちま水はこんな風に実が完熟したへちまの茎から採られる。
一晩で一升瓶一本分溜まるとか。
へちま水には肌の新陳代謝をよくするサポニンなどが含まれていて化粧水などに加工される。





へちまの雄花




こちらは雌花。
花の下がへちまの実になる





工場に戻ってきた。
天日干しした後のへちま。




吸水性と通気性があるので靴の中敷きに加工されたり





こちらは帯まくらに加工されてるところ。




こちらは採取したへちま水をためておくタンク。




そしてへちまを材料に使った製品いろいろ。
和紙のような風合いのへちまの繊維で作られたルームランプも面白い。

最後にはお土産まで頂いて、至れりつくせりの楽しい見学だった。


へちま産業見学→HP


富山&石川の旅2012→コチラ

富山&石川の旅2012【能作工場見学】

2015-06-10 | 富山県


400年の歴史があるという富山県高岡の伝統工芸、高岡銅器。
高岡の戸出には銅器団地があり、その中で唯一見学のできる工場、「能作」へ訪れた。
銅器といえば、仏具やお寺の鐘などを思い出すけど、こちらの「能作」では仏具用品などの他にもテーブルウエアやインテリア雑貨、
風鈴なども作られていて、センスのある商品がショップにも並べられていた。
お店の方は後でゆっくり見せてもらうとしてまずは工場見学へ案内していただいた。





こちらは真鍮の生型鋳造のための鋳型を作っておられるところ。





製品と同じ形の種型を入れ、砂を入れて押し固め、原形を取り出すとこのような鋳型ができる。
ここに溶かした金属を流し込んで製品を造る。





中子型を使うと中が空洞の製品ができる。





真鍮を溶かす炉。





錫製品は融点が低いのでこんな風にガスコンロにお鍋を使って溶かすことができるみたい。





コースターかな?
ツリー状に出来上がってきたものを手作業で一つ一つ切り離す。









加工前の錫の塊。





出来上がった真鍮製品をまずは機械で磨き、さらに手作業で仕上げ。





ピカピカに完成した真鍮製品。





こちらは注ぎ口を溶接で繋ぐ作業をされてるところ。





一通り興味深い作業風景を見せて頂き、ショップの方へ戻ってきた。

錫のやわらかさを生かした籠は自由自在に曲げ、のばしすることができる。





物を入れても、オブジェとして飾ってもおもしろい。





コケ付きのこんな器も。
真鍮の羊に青銅製のひな鳥、かわいい~!





私はこの青銅製のハリネズミのフォルムに惹かれてしまった~
これもコケ付き。
結構高価なものだったのだが・・小さい方のハリネズミを購入。
キッチンに置いて毎日愛でている。


能作→HP