My Memorandum

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メンテナンス

2004-05-14 14:25:26 | PCサポ
 Windowsは使えば使うほど遅くなりますので、時々はメンテナンスが必要です。 Windowsに標準で付属しているツールに「ディスククリーンアップ」「スキャンディスク」「デフラグ」があります。これで定期的にメンテナンスしましょう。また、上の3個のプログラムを自動実行してくれる「メンテナンスウィザード」もあります。 Windows98を持っているなら毎週デフラグを実行した方が良いでしょう。またタスクスケジュールを利用すれるのも良いでしょう。
【注意】メンテナンスは「ディスククリーンアップ」→「スキャンディスク」→「デフラグ」の順序でやると効果的です。

Ø ディスククリーンアップ
「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「ディスククリーンアップ」
不要なファイルを削除してHDDの空き容量を増やします。ゴミ箱やインターネット一時ファイルなど、どのファイルを削除するか選択できます。
一時ファイルは、これが原因でWindowsが不安定になることがありますので時々削除したほうがいいです。

Ø スキャンディスク
「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「スキャンディスク」→「エラーを自動的に修復する」にチェックをいれると、HDDのエラーをチェックして修復してくれます。通常は「標準」でOKですが、何回かに1回は「完全」を選ぶと万全です。(ただし、かなり時間がかかります)
エラーがあると、デフラグが途中で止まる場合があります。

Ø デフラグ(ファイルの最適化)
「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「デフラグ」
PCを使い込んでファイルの保存、削除などを繰り返すうちに、ファイルがあちこちに分散するため、読み出し、書き込みに時間がかかるようになります。デフラグはこの断片化したファイルをまとめて最適化してくれますので、アクセスが速くなります。
《デフラグおすすめ設定》
 その1(よく使うプログラムファイルをHDDの前のほうに再配置する)
よく使うプログラムはさらにアクセススピードアップします。ただし、かなりデフラグの時間がかかるので、毎回ではなく、デフラグ数回に一回ぐらいにしたほうがいいと思います。
1.デフラグを起動
2.「設定」を押す
3.「プログラムを整理してプログラムの実行速度を速くする」にチェックを入れる
4.「上記のオプションの有効期限」で「今回のみ」にチェックを入れる
5.「OK」を押す
 その2(プログラムファイルの再配置をしない)
再配置をしないのでデフラグにかかる時間が節約できます。通常のデフラグはこの設定にしたほうがいいと思います。
1.デフラグを起動
2.「設定」を押す
3.「プログラムを整理してプログラムの実行速度を速くする」のチェックを外す
4.「上記のオプションの有効期限」で「デフラグを実行するたび」にチェックを入れる
5.「OK」を押す
状態にもよりますが、かなり時間がかかりますので時間的余裕のあるときに行うといいです。数時間かかることもあります。 また、デフラグ実行中に他のプログラムが動き出すと、最初から何度もやり直しになって、いつまでたっても終わりません。HDDにアクセスがあると、デフラグは中断してやり直しになります。また、不要なファイルや破損したインターネットキャッシュや履歴ファイルがあるとデフラグが失敗したりします。
デフラグの前に「ディスククリーンアップ」「スキャンディスク」を行うと失敗が少なく、早く終了します。
デフラグ実行前に、自動的に動くプログラムは必ず終了させましょう。
¨ スクリーンセーバーはOFF、タスクスケジューラーは使用停止など。
1..「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「画面」でスクリーンセーバーは「なし」にする。
デスクトップの何もないところで右クリック、「アクティブデスクトップ」→「デスクトップのカスタマイズ」でもOK。
2.「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「電源の管理」で「システムスタンバイ」「HDDの電源を切る」等を「なし」にする。
 これはスクリーンセーバーの設定画面の「ディスプレイの省電力機能」からも設定できます。
3.常駐ソフト(時計の横にあるアイコン)を右クリック、「停止」「終了」とでるものはすべて「停止」または「終了」させる。
特に時計の横にあるアイコンでタスクスケジューラーは止めたほうがいいです。
アイコンをダブルクリックすると起動しますので「詳細」→「使用停止」にします。これは決められた時間に決められたプログラムを実行するように設定出来ますが、そのためにはPCの電源を入れておかなければいけません。
4.OEで「メールを自動的にチェック」するようになっていませんか?
 「ツール」→「オプション」→「全般」で「新着メッセージを自動的に・・・」はチェックを外す。
その他、自動的に起動するような設定はすべて止める。

デフラグは数時間掛かるのが普通ですが、あまりに時間がかかりすぎる場合、以下の原因が考えられます
1.デフラグ中にスクリーンセーバーや常駐ソフトなど、アプリケーションが起動している
2.インターネットキャッシュや履歴ファイルが壊れている
3.アプリケーション起動ログファイルが壊れている

対応策は
1.常駐ソフトを停止する
2.スクリーンセーバーは「なし」にする
3.電源の管理で「電源を切る」を「なし」にする
4.「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「ディスククリーンナップ」で不要なファイル、を削除する。
 またはIEを起動し、「ツール」→「インターネットオプション」でインターネット一時ファイルと履歴をクリアする。
デフラグ中にページ違反が発生したり、異常終了したりする場合はアプリケーション起動ログファイルの破損が原因のことがあります。アプリケーション起動ログファイルとは、よく使うアプリケーションのファイルをデフラグ時に再配置して高速起動できるようにするために、アプリケーションの起動状況を記録したファイルです。上記のような問題が発生する場合は、Windowsフォルダの中のApplog フォルダにあるファイルを削除します。これは再起動後に自動的に作られるので心配ありません。

《ファイルの断片化を少なくしたい(デフラグの回数を減らす)》
インターネット一時ファイルは、一度見たHPを自動的に保存したもので、これがあるので接続を切っても見られますが、上に書いたようにこれが原因でトラブルが起きることがあります。
ディスククリーンアップで削除すればいいのですが、ファイルサイズが大きいので、Cドライブのファイルの断片化の原因にもなるためHDDのパフォーマンスが落ち、デフラグを行う回数も増えてしまいます。
そこで、インターネット一時ファイルをウィンドズ起動ドライブ(Cドライブ)とは別のドライブに移動してしまいます。
「スタート」→「コントロールパネル」→「インターネットオプション」を開く。
またはIEでは「ツール」→「インターネットオプション」
OEでは「ツール」→「オプション」→「接続タブ」→「インターネット接続の設定」→「変更ボタン」→「インターネットのプロパティ」→「全般タブ」
「全般」タブ→「インターネット一時ファイル」→「設定」→「フォルダの移動」とクリックする
移動先をWindows起動ドライブ以外(Dドライブなど)に指定する
「OK」を押して再起動すれば指定したドライブに移動します

Ø メンテナンスウィザード
「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「メンテナンスウィザード」
「ディスククリーンアップ」「スキャンディスク」「デフラグ」の3つをスケジュールを決めて自動実行してくれます。ただし、実行日(時間)にはPCの電源を入れておく必要があります。
作業を設定しておけば、「今すぐメンテナンスを実行する」を選ぶと、すぐに上記の3個のメンテナンスが自動的に出来て便利です