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ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

5月30日(土)の「ベリーダンスと音楽の夜 vo.164」の閲覧について

2020-05-22 23:30:47 | ベリーダンス

先日告知した5月30日(土)に行う無観客ライブの動画配信の「投げ銭」について、私も説明不足だった上、誤解されている方もいらっしゃるようですので、詳細を説明させて頂きます。(ちょっと長いのでご了承ください。)

いわゆる通常の「投げ銭」ライブというのは、入場料を設定せず、ライブを見に来たお客様が、自分でアーティスト達に払いたい額を払う、という方式です。

見に来るのですから、当然、交通費を払い、時間を使ってわざわざ会場に来る訳ですよね。

それから、その評価に合った額を払う、という訳ですよね。

で、今回、無観客ライブをYouTube を使って見て頂く訳ですが、ほとんどの方が、見終わった後に「投げ銭」を払うと勘違いされていますので、ここを説明させてください。

まず、今回、Peatix というプラットフォームを使った訳は、既に、こういうオンライン形式のイベントの集金が非常に簡単で、またイベントページも簡単にできるからです。

但し、便利なツールですから、それ相応のお金を取られます。

仮に、全然お客さんが入らない場合は、我々はPeatix にお金を支払う必要はありません。そこがココのイイ所です。登録料や維持費もかかりません。

チケットの額に対して「4.9% + 99円/チケット1枚」がPeatix
側の報酬です。

今回「投げ銭」で500円、700円、1000円、1500円という価格を設定しましたが、どれも1枚のチケットに対して一律、以上の計算式のお金を支払わなければなりません。

仮にお客様が「500円」の投げ銭を払った場合、Peatix の取り分は123.5円、我々には376.5円が利益です。

ここで皆さんに質問です。本当に「無料」で見られると思いましたか??

「なんだ!チケット購入しないとみられないの?じゃ、辞めた!」

という気持ちの方もいるかもしれませんし、

「これって、投げ銭じゃないでしょ?」

と文句を言われる方もいるでしょう。

そういう方々は、勿論、見なくて結構です。

どうせ、そんな事言う人間は、ライブ配信の動画についても難癖付けるでしょうし、設定した「投げ銭」すら払わない気でしょうから。

さて、そういう気持ちではなくて、「投げ銭じゃなかったの?」と、ちょっと戸惑っている方は、ここから先を読んでください。

カンの良い方は、先のPeatix のプラットフォームに支払う経費の事でピンと来ていると思いますが、

500円という投げ銭は、皆さんが、リアルで会場に向かって、そのライブを見に行く交通費とか、会場で飲むドリンクみたいなモノだと思ってください。

その上で、気に入ったら別の「投げ銭」を払ってください。払う必要が無いと思えば、それは我々の技量不足、熱量不足でしょうから、それで構いません。

ただ「投げ銭」は何度でも、いくらでも出来ます。

ですので、動画が見たければ、リアル投げ銭ライブを見に会場に向かう「足代」と同じく、先ずは「500円」の投げ銭を支払ってください。

きっと、「500円」分以上の感動を皆さんに供給してまいります!乞うご期待!!

…実際、今回の無観客動画配信ライブを行うにあたって、色々と意見がありました。

細かい事は省きますが、今回の無観客ライブの動画配信については、「中目黒 楽屋」さんから依頼されました。

本来ならば「自粛期間内」なので中止を予定していましたが、長年、アラディーンのメイン会場でお世話になっている「中目黒 楽屋」さんの手助けをしたいですし(本当に大変なのです。)

また、自粛解除になって、また通常のように「ベリーダンスと音楽の夜」を行うにしても、「中目黒 楽屋」のキャパは満席で60名です。

ここは、ずっとネックになっていて、ミュージシャン、ダンサーに、もっと良いギャラを払いたいと思っても、観客数を増やす事が出来ない限り、入場料金を高くする以外に方法がありません。

2016年7月以降、現在のメンバーになってからは、ほとんどの月が満席で、時には予約数が大幅にキャパを超えてしまった月もあり、

その時は、泣く泣くお客様をお断りした時もありました。

そういった状況も踏まえて、今後どうすれば収益も上げて、「ベリーダンスと音楽の夜」を見たいと思っているお客様全員に見て頂けるか、考えてきましたが、

今回、「中目黒 楽屋」さんが配信用の機材を購入した事、

また無観客ライブの動画配信についての政府の見解も「緩和」された事から、

今後の展開も踏まえて、動画配信も併用して行う良い機会だと思ったのです。

日蓮大聖人の御義口伝という重書に

「今日蓮等の類いの修行は妙法蓮華経を修行するに難来るを以て安楽と意得可きなり。」

という御文がありますが、この意味は

困難にぶつかった時こそ、大きく自分が成長する機会だと捉えて真正面から問題に取り組み、それを解決した時には、思ってもみなかった成長を遂げるのだから、喜んで取り組みなさい!

という事だと思っています。

ともあれ、早く元の状態に戻って、あの密度の濃い空間で皆様とお会いしたいですね。

では、皆さん、先ずは「500円」の投げ銭、もしくは「閲覧チケット」をご購入ください。
(名前が違うだけで、実際は同じものです。)

よろしくお願いいたします!

ベリーダンスと音楽の夜 vol.164

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