8日のマルマラカフェにお越しくださいました皆様、真にありがとうございました!!
最終的に満員になりまして、感謝、感謝です!!
但し、この日の私は右手のコンディション&体調が良くなかったのです。
というのも、前日、アラディーンのリハが5時間ぶっ続けであり、しかもインフルエンザを患ったというメンバーもいたりして、朝起きたら右目が微妙に腫れていて・・・。
特に前回の日記で書いた、師匠から教わった撥の持ち方が、5日のライブ後から、なんとなく「違和感」を感じていて、
結局右手の親指に相当な負荷が掛かったらしく、リハ中から親指に通じる筋が痛くなってきて、
ライブ中は、更にダメージが大きくなってきて、コントロールがうまく出来なくなってしまいました。
「これじゃ、今まで出来たフレーズが弾けないじゃないか!!」と自分に怒りと焦りを感じ、「どうすればいいのか??」と思った瞬間、
「何故このリーシャ(撥)が長いのか?」
「何故、リーシャを握るような持ち方をするのか?」
という疑問がわき、その直後に、右手首の角度と位置が、自然に突然、決まったのでした!!
(って分かったからといって、突然うまく弾けるようになった訳ではありませんので、念のため。)
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実はこの出来事は、曲を演奏している最中に起きた事で、きっとお客さんには分からないほど、物凄い短い時間だったのですが、
私にとっては、忘れられない、ちょっとした事件でした。
この1年以上、ズ~ット悩みに悩んできた「ウードの右手」ですが、
ここに来て、ようやく、ダラブッカを同じように「セオリー」を掴む事が出来ました!!
ギターの時も、ダラブッカの時も相当悩みましたが、この二つの楽器を通して学んだ事は、
「正しい弾き方は、長時間弾いても、どこも痛くならない」
「正しい軌道が分かれば、高速フレーズも簡単に弾く事が出来る」
「正しい弾き方がマスターできれば、必要な筋肉以外はリラックスした状態でいることができ、かつ瞬発力フレーズを、いつでも取り出すことが出来る。」
後は反復練習のみ!!
下手すると、腱鞘炎スレスレだった右手も、この「悟り」のお陰で「疲れ」で終わりました。
やっぱり苦しみを通り越さないと、技術はマスターできないということですね。