先日も紹介しました、ジュニア向けのMTB、CommencalのRamones 24。
国内代理店は既に2012モデルは完売ということでしたが、兄がどこからか入手してくれました。ありがとうございます。
http://www.commencal-jp.com/bike-ramones-24.html
せっかくですから、インプレしてみたいと思います。

Ramonesはかなり本格的に作られたMTBです。
カタログスペックからも、重量をかなり抑えてきているあたりに気合いを感じますが、実物みるとさらに「お見事!」といいたくなります。
シートはアクションしやすい、やや小振りなシート。シートポストは鉄製の30.9mmですが、ベタベタに下げられます。交換しやすいパーツはそこそこのグレードに抑えている辺りがニクいです。

リアギヤはシマノ6段。子供には十分でしょう。エンド幅が135mmですから、将来いくらでもアップグレードできます。

リアディレイラーはシマノターニー。重く、安価なパーツですが、シマノ品質できちんと動作します。

オーバーサイズのコラムにBMXステム。ハンドルバー径は22.2mm。子供の成長を見込んだ、かなり短いステム。しかもBMX用のゴツいものではなく、小振りなものにしています。

メーカー不明のVブレーキと、RSTのフォーク。バネの入っただけのサスですが、はじめはこれで十分でしょう。ブレーキはVで十分ですが、前後ともディスク台座があります。残念ながらディスク対応ハブではないのですが。

フレームは台湾クオリティで溶接が美しいです。コストパフォーマンスはスゴイと思います。このフレーム、単品で入手できませんかね。
チェーンデバイスも付き、チェーンでケガをすることもありません。

シートチューブ長は230-250mm(9-10インチ)といったところです。ベタベタに下げられます。ちなみに、125cmの娘は両足がちゃんとべったり着地できます。(でもまだ怖がるのです。)

ヘッド回りの溶接も綺麗ですし、ワイヤの取り回しもよく考えられています。

いわゆる吊るしの状態で文句なしです。このままずっと乗り続けられるでしょう。パーツが壊れたら、大人用パーツでどんどん交換できます。永く使える工夫がされているバイクだと思いました。
文句なしのバリバリのスペックですが、いかんせん、まだうちの娘にはサイズが大きいようです。先日もセニョに借りてきた24インチMTBに、ダメ出しをしたくらいですからね。
うちの娘は小学二年生で身長125cm。無理矢理試乗させたところ、やはりホイールの大きさが気になるようで、このホイールサイズならしばらく乗らないといいます。
なんとか乗ってもらいたいので、自宅に持ち帰ってから、BMX用の20インチホイールを当ててみました。

外観から来る違和感はありませんね。むしろベタベタに下げられる、いいバイクという印象です。
娘が普段乗っている18インチバイクと比較すると、ほとんど大きさに違いはありませんでした。

当面は20インチホイールを用意して、写真の状態で乗るのが最善のようです。
写真のホイールセットは私のBMXレーサー用なのでディスク台座もなく、リアエンド幅も110mmですから、使えません。新たに20インチディスク対応ホイールを組まなくちゃなりませんね。しかしそれで解決しそうですから、トライしてみたいと思います。
◯まとめ
・身長125cm以上、だいたい小学3年生以上の子にぜひ。ただし積極的にアクションできないうちは、ホイールサイズに圧倒されてしまうかもしれません。その場合はディスク化して20インチホイールに(笑)。あるいはRamones 20という手もあります。
・小柄な女性向けの24インチMTBとして考えても、いいかもしれません。
・なおこのRamones 24、2013年モデルはディスクブレーキ搭載になるらしいです。(価格はちょっと上がるみたいです。)
子供のことを本気で考えるコメンサル。パーツの割り切り方が玄人な印象です。ほとんどの子供向けバイクがコスト優先で重いものが多い中、Ramonesはフレームが軽く、しっかりしているので、パーツが多少重くても「あとで交換すればいい」と割り切れます。使う側のことを考えてくれていますね。
国内メーカーもどんどん考えて、いいバイクを作ってほしいものです。アンカーのJr.バイクとかね。親子で同じブランドのバイクとか、楽しさ倍増じゃないですか。
国内代理店は既に2012モデルは完売ということでしたが、兄がどこからか入手してくれました。ありがとうございます。
http://www.commencal-jp.com/bike-ramones-24.html
せっかくですから、インプレしてみたいと思います。

Ramonesはかなり本格的に作られたMTBです。
カタログスペックからも、重量をかなり抑えてきているあたりに気合いを感じますが、実物みるとさらに「お見事!」といいたくなります。
シートはアクションしやすい、やや小振りなシート。シートポストは鉄製の30.9mmですが、ベタベタに下げられます。交換しやすいパーツはそこそこのグレードに抑えている辺りがニクいです。

リアギヤはシマノ6段。子供には十分でしょう。エンド幅が135mmですから、将来いくらでもアップグレードできます。

リアディレイラーはシマノターニー。重く、安価なパーツですが、シマノ品質できちんと動作します。

オーバーサイズのコラムにBMXステム。ハンドルバー径は22.2mm。子供の成長を見込んだ、かなり短いステム。しかもBMX用のゴツいものではなく、小振りなものにしています。

メーカー不明のVブレーキと、RSTのフォーク。バネの入っただけのサスですが、はじめはこれで十分でしょう。ブレーキはVで十分ですが、前後ともディスク台座があります。残念ながらディスク対応ハブではないのですが。

フレームは台湾クオリティで溶接が美しいです。コストパフォーマンスはスゴイと思います。このフレーム、単品で入手できませんかね。
チェーンデバイスも付き、チェーンでケガをすることもありません。

シートチューブ長は230-250mm(9-10インチ)といったところです。ベタベタに下げられます。ちなみに、125cmの娘は両足がちゃんとべったり着地できます。(でもまだ怖がるのです。)

ヘッド回りの溶接も綺麗ですし、ワイヤの取り回しもよく考えられています。

いわゆる吊るしの状態で文句なしです。このままずっと乗り続けられるでしょう。パーツが壊れたら、大人用パーツでどんどん交換できます。永く使える工夫がされているバイクだと思いました。
文句なしのバリバリのスペックですが、いかんせん、まだうちの娘にはサイズが大きいようです。先日もセニョに借りてきた24インチMTBに、ダメ出しをしたくらいですからね。
うちの娘は小学二年生で身長125cm。無理矢理試乗させたところ、やはりホイールの大きさが気になるようで、このホイールサイズならしばらく乗らないといいます。
なんとか乗ってもらいたいので、自宅に持ち帰ってから、BMX用の20インチホイールを当ててみました。

外観から来る違和感はありませんね。むしろベタベタに下げられる、いいバイクという印象です。
娘が普段乗っている18インチバイクと比較すると、ほとんど大きさに違いはありませんでした。

当面は20インチホイールを用意して、写真の状態で乗るのが最善のようです。
写真のホイールセットは私のBMXレーサー用なのでディスク台座もなく、リアエンド幅も110mmですから、使えません。新たに20インチディスク対応ホイールを組まなくちゃなりませんね。しかしそれで解決しそうですから、トライしてみたいと思います。
◯まとめ
・身長125cm以上、だいたい小学3年生以上の子にぜひ。ただし積極的にアクションできないうちは、ホイールサイズに圧倒されてしまうかもしれません。その場合はディスク化して20インチホイールに(笑)。あるいはRamones 20という手もあります。
・小柄な女性向けの24インチMTBとして考えても、いいかもしれません。
・なおこのRamones 24、2013年モデルはディスクブレーキ搭載になるらしいです。(価格はちょっと上がるみたいです。)
子供のことを本気で考えるコメンサル。パーツの割り切り方が玄人な印象です。ほとんどの子供向けバイクがコスト優先で重いものが多い中、Ramonesはフレームが軽く、しっかりしているので、パーツが多少重くても「あとで交換すればいい」と割り切れます。使う側のことを考えてくれていますね。
国内メーカーもどんどん考えて、いいバイクを作ってほしいものです。アンカーのJr.バイクとかね。親子で同じブランドのバイクとか、楽しさ倍増じゃないですか。