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あっちこっち丁稚


さてボクがBlogの中で彼方此方に行っててんやわんやする事を 『あっちこっち丁稚』と書いたりするが 知らない人が多いのにびっくりする この元ネタは泣く子も笑う日曜お昼やっていた『あっちこっち丁稚』です 

知らないのも意外だが 意外と情報がでてこない こんなに面白い番組だったのに ってかそもそも丁稚っていう言葉を知らない人も多い 

1975年4月から1983年9月まで日曜のお昼に放送された公開コントバラエティ番組 元々は演芸番組『夕やけ笑劇場』の中で週一回放映されていたものが日曜笑劇場に移行 調べていてうんそうだったそうだったと想い出す

『番頭はんと丁稚どん』のリメイクともいわれている ボクの小学生の頃のどこへもいかないお昼のアワーはこの番組だったから カンサイオーバーアラフィフの人たちは絶対知ってるハズ(当社比)

舞台は大正時代のOSAKA 老舗のカステラ屋『月菓粋木金堂』で働く丁稚たちと店主とのドタバタコメディ モウこの店名聞いた時点でずっこけますよね 吉本の芸人さんもたくさん出演していたのでさながら吉本新喜劇

オープニングでは 当初は丁稚3人(木松 寛松 利松)の漫才で その後木松と伝次郎(お店の向かいに飼われている犬)が旗揚げゲームをやって オール阪神・巨人伝次郎が進行役で子どもたちが対戦する尻相撲へと変わっていった

ちなみに 『さんまのまんま』のまんまちゃんは 伝次郎の着ぐるみに入っていた人が入っていまㇲ

舞台となるカステラ屋の旦那さんと御寮さん(KANSAIでは"ごりょんさん"=女将さんの事ですね)に 前田五郎と山田スミ子 旦那さんは婿養子で氣弱 御寮さんはヒステリックという設定

そしてドタバタを引き起こすのが3人の丁稚です 木松役に木村進 寛松役に間寛平 利松役に坂田利夫 丁稚の名前にはそれぞれの芸名を一文字使われる モウ豪華すぎて涙ちょちょぎれるでしょ

旦那の前田五郎と丁稚の坂田利夫は『コメディNo.1』という人氣漫才コンビ 山田スミ子 木村進 間寛平は吉本新喜劇の芸人さんたちで息の合った掛け合いが楽しかった そしてカステラ屋の一人娘のこいさん役には 女優やアイドルなどが起用され初代は麻田ルミ

それぞれの役者さん達にはテッパンネタがあり毎回これを聞かないと話が進まない 話が終わらないといった雰囲氣があった 特に山田スミ子のキレるシーンを見ないと始まらないと言うのはボクだけではなかったハズである

いつもキレる御寮さんは『どこに居てるんや~!』と旦さん(だんさん=KANSAIで旦那さんの事ですね)を探す 『あかんて言うてんのが分からへんのんか〜!』 『あかん言うてますのに どないやねんな〜!』と言い放ち 旦さんをビンタ(張り手ですね)する

旦さんと御寮さんの登場前の丁稚とのやり取りでは 『旦さん〜→五郎造〜→養子〜!』『こらっ! 御店の主人つかまえて養子とはなんや!』 『ご寮さん~→おスミ〜→白豚〜!』『誰や! いま白豚ゆうたんは!』など 書いていてモウ笑えてくる

大番頭(谷吉)の口癖は『よいしょと! ああ忙し忙しっ…』『ま〜あぁ ごきげんさん!』
小番頭(黒吉)の口癖は『ごちゃごちゃ言うとったら しゃーきまっそー!(しばきまわすぞ) よ~ワ~レ~』(室谷のぶおさんですね)

向いのご隠居さんと伝次郎(飼い犬)の登場は『おじゃましまんにゃわ』(おじゃましますですね) 隣の若旦那の登場は『ごめんくさい』(ごめん下さいですね)

など ボクがこのBlogでも放っているセリフがいっぱいである この他に 御寮さんがキレた後に現れる謎の『赤フン男』 セリフもなく赤い褌をつけた小太りの男が黙って平泳ぎをしながら去っていくシーンで 出演者が集まってズームアップで『こま~しゃる』(CMですね)とオチるのである


日曜の昼は 鼻くそでもほじって玉子丼でも食べながら 『あっちこっち丁稚』を観る 幸せな昼下がりでしたね

本日の練習:RUN ROAD 12㎞
本日のうた:クレイジーケンバンド 『夕だち』

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