ODAWARA Kickboard Trip 其の一

さて『閃く』(ひらめくですね)と言う言葉がありますガァ　ある事を考えたときに　あああああ！コレはこうしてアアなってアレしてコウなる！みたいな世界観が　一機に目の前にぶわあああああ！と広がる事なんですけども(当社比)

ボクの数少ないひらめきの中で『キックボード』がまさに其れでした　このコマつき板棒を見た時　ずぼらもんの街場のチョイノリや子どもの遊び道具にしておくのはMOTTANAI！

これは旅の道具や！

とひらめいたわけです　そこからいつも街道歩きを共にしているAthlete友達の蓼科仙人に話しました処　『おもしろい！』となりまして　これまで数回　熊野街道のつまらない舗装区間を　シャイコーでシャイキョーなFunkyTripにアレンジしてきたワケですガァ

今回の旅は小田原攻めです　なんで小田原なのかと言うと　ボクが43歳で保育の専門ガッコに入学した時　専門ガッコでは保育士免許しか取れず　幼稚園教諭の免許は短大でか取れなかったのです　なので専門ガッコが提携している短大の教職コースを履修し　通信教育課程を経て　卒業時に2つの免許皆伝となるワケです

モウねぇ　泣かされましたよ　ホント　夏休みも冬休みもヘンジョー！でずっとガッコに行って問題集と闘ってました　クラスメイトの中では『こんな短大ほんまはないねんで！』『そうそう！名前だけで実際は何にもなくてうちらを苦しめてるだけや！』そんな都市伝説というかガッコ伝説は定説になっていました

時は流れ　ボクがこの旅　神戸から神奈川に移住　ふと思い出したのが小田短(おだたん)です　ガッコではこう呼ばれていましたから　本当に存在するのか確かめてやろう　そうだ母校詣の旅に仕立てよう　そうだ東海道をキックボードで行ったれ！　となりました　前置きが長くなりましたが　チキチキトリップはじまり

氣アツ配置がモウどうにもこうにも爆風スランプで西風MAX　逗子から西進していては辻堂辺りで汽車に乗って惨敗となりそうだったので　蓼科仙人の提案でまず小田原攻めしてから　追い風に乗っていざ鎌倉しようではないかとなりました　結果的にこの英断が天下分け目となったのです(大袈裟やな…)

今回の目標はこの二つです
〇小田原短期大学に詣でるよ
〇小田原名物・鯛めしをお城で食べるよ

昨晩　蒲田でX-TOKIO X-TATESHINA X-KANSAIの各ディヴィジョン・オーガナイザーで痛飲しまして　帰宅して我が家でさらに飲んだので　遅がけの出発　逗子から大船経由で　相州・小田原へ　まずは駅で鯛めしをゲトりまして　保育園へのお土産に小田原名物・外郎(ういろうですね)をゲトりました

駅裏の坂道を登ると　小田原短期大学がありました　奇しくも入試の日でした　本当にありました　GoogleEarthでどこでも確認できるんでしょうけど　やはりこの目でシカと確かめたい古いタイプの人間です　


感動しました　これまで参考書や保育日誌で苦しめられた想い出が吹き飛びました　ありがとう小田短　ボクが今　保育教諭として働けているのは　この学校があったから　


母校を後に　小田原城で鯛めしをいただきました　

駅弁の東華軒謹製　甘くでんぶに仕立てた繊細な鯛の身がこれでもかとご飯にかかっています　ご飯にもほんのり甘いたれがまぶされています　そしてシジミの佃煮　わさび漬け　そして小田原名物のかまぼこやかわいい竹輪も　

ウマウマウー！

ウマウマウー！

秋晴れの小田原城　家族連れでにぎわっています　ボクの家族はどうしてるのかな　樂しそうな家族の笑顔を見ると　いつも少しセンチメンタルになります　それでもこの時点でこの旅の本懐は全うしたことになります　あとはオマ毛です　カモンレッツゴーノンビリイコウトウカイドウ　レッツゴーと行こうで同じこと二度も言ってるけどまあいいか

っと言う事で　この話　長くなったので　続きは次回の講釈で(西遊記の芥川隆之風に)


本日のうた：Ariana Grande, Doja Cat, Nicki Minaj - Say So