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晴れ時々FlyFishing

   釣りにまつわる日々のこと

汲み下げ放流

2011-11-01 | 生き物
矢作川の汲み下げ放流の様子を見せていただきました。
ダムで下れずに水路に迷い込んでくる鮎を捕まえ、ずっと下流のダム下に放流していました。


放流した場所は、ダムに作られた魚道。 砂利を敷いて産卵場にしているそうです。


矢作川には7つのダムがあるそうで、ある程度遡上することはできても下れないということです。
今年は500キロほど汲み下げ放流をしたそうですが、本来ならもっとたくさんの鮎が下ることでしょう。
再生産がうまくいけば放流にかかるお金も少なくて済むだろうし、もっとたくさんの鮎が帰ってくることでしょう。

でも、日本有数の工業地帯を流れる川だけに水の需要はたくさんあるでしょうし、ダムを簡単につぶすこともできないのは事実です。
なんとかうまい仕組みができるといいのですが、現状ではこうした地道な取り組みに頼るほかないようです。

捕獲の際に卵が出てきてしまうほど成熟した個体がいれば、人工授精もさせているそうです。
漁協の水路に浸してありました。

100万粒ほどあるそうですが、 増やすのが目的ではなく、その技術を絶やさないようにするために毎年やっているんだそうです。

いずれにしても、来年もたくさんの鮎が帰ってくるといいですね。



NikonD700 AiAFMicro-Nikkor60mm AF-S NIKKOR 24-70mm
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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (黒電波)
2011-11-01 21:50:07
汲み下げ放流なんてものがあるんですね
勉強になりました
おっしゃるようにダムの役割を考えると、「自然を守れ!」という綺麗事だけでは済まないですよね
ただ、普段の生活でダムの役割を考える人は極々僅かだと思いますが、何かの折にこういうことを目にする耳にするという機会がまずは必要なのかなと思いました
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Unknown (かじか)
2011-11-02 05:53:57
漁協による地道な取り組みは、釣り人や地元の漁協に対する認識や理解を深める意味でも重要ですよね。仕事柄、漁協がわがまま団体と思われているところが多々あり残念な思いをすることがあります。漁協自身に非があるところも多いですが、このような活動はとても大切ですね。矢作川の場合、NPOの活動も盛んと聞きます。

宣伝ですが、山梨県内水面漁場管理員会ではこのような指示を出しました。これから賛否の様々なご意見が出るでしょう。
http://www.pref.yamanashi.jp/naisuimen/keiryuugyonohouryuu.html
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Unknown ()
2011-11-02 22:51:57
黒電波さん
おっしゃるとおり、川や釣りに興味がなければダムについて考えることは少ないですよね。
今までは人間の都合のいいように自然に手を加えてきました。
循環型社会などという言葉も聞かれるようになってきたので、そろそろ生き物の立場になって考える余裕がほしいですよね。

矢作川漁協の方々はそういう意識が高いと感じました。
ですので、これからは地道な活動をアピールする方法を考えるのも大切だと思いました。
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Unknown ()
2011-11-02 23:04:38
かじかさん
漁協の活動は、一般の釣り人あまり知られていないのが普通だと思います。
放流してくれる人たちというだけの認識がほとんどではないでしょうか?

矢作川漁協の方々は、魚や川に対する深い知識や愛情を持っています。
目標に向かっていろいろなことにチャレンジしています。
そういう川では、自然とそういう釣り人も集まるような気がします。

今では世の中の多くの人が、川とは直接関係のないところで生活しています。
川にかかわる一握りの人たちが一丸となって変えていかないと、いつまでたっても今までと同じです。

山梨の取り組みはすばらしいことだと思いますが、なぜ勝手な放流がいけないのか、そこを多くの人に知ってもらわないといけませんね。
山梨は釣り人の意識改革が一番の課題だと思います。
そこに直接切り込めるのがかじかさんたちです。頑張ってくださいね。
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