又四郎夢日記

ニコマス紹介や、雑学、雑記など。

ひびたか古流武術講座第三十一回『間合』

2014-09-18 16:56:38 | ひびたか古流武術講座
ひびたか古流武術講座第三十一回『間合』 自作(又四郎P)


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出演アイドル
我那覇響、四条貴音

使用ソフト  
紙芝居クリエイター(すいぎんP)、つんでれんこ(窓屋氏)
Windows Live ムービーメーカー、RadioLine Free

立ち絵
歪氏


ミヤコ衣裳@架空戦記ろだスレ

BGM
Miyako JAPAN2(SHW)

背景
動画に記載

制作
自作(又四郎P)

今回は武術詐欺・・・と書くと言葉がすぎるという意見もあるでしょうから、山師の話しが後半のメインになっています。最近はマスコミで、スポーツに応用できる身体運用、介護に使える身体運用、芸術にも使える身体運用とか、色々もてはやされていますよね。武芸者(古流武術家)の中には、宣伝になると考える人もいれば、うさんくさいと嫌う人もいます。

現代では身体運用論が商売道具や信仰の対象になっていますが、江戸時代の場合は心法を使う事が多かったようです。実際に江戸時代の文献の中には、禅僧が剣術家に勝ったという話しを紹介して、こんな話は嘘だと暴露している良心的な本があったりします。悟りの境地という意味では、確かに宗教、哲学と古流武術には共通性があるとしても、剣術の素人である禅僧が剣術の専門家に勝つというのは有り得ません。

その他にも、江戸時代の天狗芸術論という文献の最後には、当時の武芸者を天狗に置き換えて批判している部分があります。それによると、鼻が長く、口バシがあり、羽根があるので人より優れていると思い込んで、愚人をたぶらかす・・・と書いてあります。動画の中で金融工学の話しをしていますが、武術に限らずインテリ全般に当てはまる事と考えてよいでしょうね。