Masalog ~in Iceland

Masayuki Takahashi

グミのサーブ

2008-01-29 09:25:01 | Volleyball
サーブでも見習わなければならない事がありました。

うちのチームのグミのジャンプサーブはよくエースを取ります。
僕はグミよりもスピードをつけて打ってますが、なぜか彼と同じくらいのポイントしか取れていません。

なぜなんだろうと思い、試合のビデオを見たらグミのサーブにはある特徴がありました。

それはスピンが2種類あるということです。

グミはエンドラインの真ん中からサーブを打ちます。
ボールを上げるところまでは普通なのですが、ヒットさせる瞬間、右側へ打つときは時計回りのスピン、左側へ打つときは反時計回りのスピンをかけます。

ですのでコートの真ん中にボールが行くことは無く、サイドのレセプションプレーヤーが外側に弾いたら得点になります。
また敵が2種類のスピンがあることを知らずに1種類だと思い込んでレセプションをすると、必ず得点を取ることが出来ます。

アイスランドの選手は対応出来ていないので恐らくその事を知らないのではないかと思います。

このサーブを更にスピードをつけて打てるようになってくるともっと確実に点数が取れるような気がします。

イタリアのサルトレッティー選手のようなサーブも嫌ですよね。
スピードも大切ですが、変化も大切だと考えさせられました。

イヴォのスパイクとミチャのブロック

2008-01-29 03:42:28 | Volleyball
この2つもまた日本の一般的なプレーと違うところだと思います。

トロッターからイーエスへ移籍したイヴォですが、彼のスパイクは拾いにくいし、ブロックでも止めにくいと思った事があります。

なぜなら、彼は右利きですが空中でスパイクフォームを作る際、左手を下ろしたままなのです。更に持ち前の筋力で力強いスパイクを決めます。

僕の感覚だと両手が下がった状態でスパイクに入って来られると、スパイクを打たずにオーバーパスで返してくるのかなと油断してしまいます。
対人の際にも相手の左手が上がらないとこちらは意外と準備が出来ないんです。

本来は打点を安定させるために上げなくてはいけませんが、油断させるという点では上げないのは良い事かもしれません。


それからミチャが女子のトロッターチームに教えているブロックステップは、ミドルブロッカーがレフト側へ動く際、「右足・左足右足」というステップを教えていました。

この理由はミチャに聞いてみなければ分かりませんが、しかし僕の予想では、左足が先に跳ぶ位置来るようにすればブロックが左側へ流れる事を避けられるのではないかと思います。
デメリットとしては1歩目がクロスステップになるので遠くへ行けず距離のある移動は難しいのではないかと思います。しかし近年は1歩でブロックに行くのが普通なので使う機会は少ないかもしれません。

それぞれメリットがあると思うのでそれを覚えておくのも悪くないと思います。