Masalog ~in Iceland

Masayuki Takahashi

ブログ移動します。

2008-08-29 17:18:38 | Iceland
今シーズンもアイスランドでプレーすることになりました!

新しくこちらのほうで更新していきます。こちらでは本当に沢山の人に見ていただいていたようで驚いていました!

新しいほうもどうぞよろしくお願い致します。

http://masa2.exblog.jp/

クラブカップ優勝

2008-08-29 17:11:57 | Masterpiece
8月に行われました全日本クラブカップ選手権では悲願の優勝を果たすことが出来ました。

初日以外は1日3試合の計7試合ということで非常にハードなスケジュールでしたがコンディションを維持して最後まで戦えました。

岩手のバレーボール6人制にとっては久々の日本一であり皆の自信に繋がったと思います。

コンディションを維持する為、奈良公園に行くのは我慢しました(泣)
次こそは鹿に会いに行きます。せんとくんはやっぱり微妙でした。

ハイキング ~大人の遠足

2008-05-21 22:34:40 | Iceland
アイスランドを出る前日ですが、ミチャとミケ、ドーリの4人でハイキングに行ってきました。本当はエイシャンいうレイキャビクから近い山に登る予定だったのですが、午前中に雨が降っていたので市内にある森へ行こう!!ということになりました。

しかし、僕は気になりました。(アイスランドに森なんてあったっけ!?)

車を走らせて30分。町からはそれほど遠くないのですが、大自然が拡がっていました!!

しかし、木を見てみるとそれほど大きくありませんし、区画で区切られているように生えています。そうです、人間が植えた木なんです。

森というより林という感じでした。種類も3種類程度。寒くて風が強いので木が育たない環境のようです。

その場所では、小鳥達の泣き声を聞きながら、ナイスビューと新鮮な空気を味わいました。進んで行くと、野うさぎもいました!

会話を楽しみながら約45分ほど歩きました(あちらの人って休まずにどんどん先に進むのかな??)が、Uターンする道が見つからず、来た道を戻ることに

さすがに皆歩き疲れたようですが、「アイスランドの5月」を楽しめて良かったです。



ということで現在は日本に帰って来ております。地元の皆さんにはまたお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願い致します!

一旦、日本に帰ります!

2008-05-09 22:46:05 | トロッタ-
まだ来シーズンの事は決定していませんが、一旦、日本に帰ります。

オフシーズンですのでネタが無くて更新が少なくなると思いますが、来シーズンもバレーボールをします!

このシーズンを通してやらなければいけない事がハッキリしました。このオフシーズンにしっかり身体を追い込んで来シーズンに備えたいと思います。

2日前には、日本人の皆さんと一緒に夕食を戴きました。皆さんアイスランド語と英語と日本語がミックスした会話で楽しんでいました!
本当に凄かったです。

バレーも語学の勉強のほうももっと努力が必要です。
皆さんのおかげで無事シーズンを終えることが出来ました。
ありがとうございました!
今後とも宜しくお願い致します!


07/08シーズン成績

アイスランド1部リーグ  第3位
アイスランドカップ    第3位
アイスランドプレーオフ  第2位

個人賞

MVP
ベストスコアラー
ベストオフェンス(スパイク賞)
ベストブロック

Isafjörður イサフィヨルヅル⑥ スケットゥル

2008-05-09 02:50:57 | トロッタ-
この大会では1つのルールがあって、チーム毎に1つの国を選んでその国のコスチューム等で試合に参加するというのがありました。

日本を選んでくれたチームがありました。それは地元イフィヨルヅルのチーム・スケットゥルです。

彼女達は全員ハチマキをしていて、カタカナでチーム名と自分の名前を書いていました。ですのでその皆さんに初めてお会いしたばかりでも、その人の名前を呼ぶことが出来ました。

誰がハチマキを作ったのか気になりましたので伺うと、そのチームに所属しているアイスランド人のご家族が作ったそうです。

旦那さんも奥さんも日本に1年半滞在したことがあったそうです。またそのお子さんはその滞在中に日本で生まれたそうです。
息子さんは熊本の高校に行ったこともあるそうです。その方たちにお会いして、日本からかなり離れたこの場所で日本語を話しました。凄く不思議な感じでした。

体育館の入口には、小さな鯉のぼりとゆかた、熊本の高校のジャージなどが飾られていました。彼らのものだったようです。

僕とサイシもハチマキを戴きました!バレーのほうもなかなかで素晴らしいチームでした!

かけ声は、イチ、ニ-、スケットゥル!!でした。

ベストコスチュームのチームは、トロムソのチームを一生懸命応援したノルウェーのコスチュームのチームが優勝しました。なかなか面白い企画でした。

Isafjörður イサフィヨルヅル⑤ 第2の事故

2008-05-08 11:02:16 | トロッタ-
朝までパーティーでしたのでお昼まで眠りました。

帰りはコーチのミチャとミケを後部座席に乗せて4人で帰りました。
パーティーの事などを話し、楽しくドライブをしていました。


ドライブを始めて2時間後、山の斜面を登っていく道を通っていました。ある程度のの高さまでくると雪が吹雪き始めました。
どこかに似ていると思いました。そうです。行きの時の事故現場と同じ状況でした。

そしてその先へ進んだとき、風も激しくなり雪も20cm以上路上に積もってしまっていて事故現場よりも酷い天候になりました。しかし、先も後も見えませんし進むしかありませんでした。

僕は「この天候は酷すぎる、危険だ!」と思っていたそのときでした。


対向車が見えました。

対向車は緩やかな下りを降りてきたかと思いきや、よく見るとハンドル操作を失って道を塞ぐかのようにこちらにどんどん向かって来ました。




ドン!!!




左ハンドルの運転手同士が正面で衝突しました。

エアコンの穴からは灰色の煙が。対向車のフロント部分は殆どありません。ワイパーの液が雪道に流れていました。

目の前にはエアバックがあり、僕自身は動ける感覚がありました。皆は下を向いてそのままでした。


対向車の運転手も痛みに絶えながらも僕のほうのドアを開け大丈夫かと確認しに来ました。
そのときやっと皆が動き出し皆大丈夫だと答えました。

車はとても焦げ臭いので非難しなければいけないのですが僕は非難したくありませんでした。

なぜなら、行きの事故で外がどれだけ寒いのか知っていたからです。
しかし、この視界だと第2、第3の追突事故が考えられます。外に出るしかありませんでした。

案の定、10秒で顎と足がガタガタ震え辛くてたまりませんでした。

しかし、幸いにも何台かの後ろの車が止まり、助けてくれました。
よく見ると衝突した車が左右に別れ、道を塞いでいました。

しかし、ある1台の車が事故車のギリギリを通って通行を始めました。
何とか通ろうとするのはまだ良いのですが、10cmでも外れればガードレールのない崖に落ちるという場所でした。

警察がすぐに来てくれて、その後病院へ向かいました。


奇跡的にも皆軽傷で僕も左肘の打ち身だけで済みました。
しかし、命に別状は無いからその後も普通に過ごそうと思っても過ごせません。

事故処理、思い入れのあった車の廃車、持ち物の破損、事故が起きてしまったショック。生きていたのは良いことですが、他に良いことはありません。ミチャとミケは2回連続の事故。本当に辛いですね。

出来れば早く時が過ぎてショックが和らげればと思うこの頃です。


Isafjörður イサフィヨルヅル④ トロッター優勝 ビックパーティー

2008-05-08 09:36:18 | トロッタ-
試合最終日となった3日目、この日も朝8時からレフリーで4試合連続でした。
タイムテーブル通り進めることができ、これでレフリーの仕事は終了です。

どんなに丁寧にジャッジしても試合が縺れると選手は必ず抗議に来ます。自分に有利でない判定だと「あの審判は良くない!」と怒ります。自分もコートではこんな事をやっているんだろうなと思いました。
ですのでもし審判が良いジャッジをした時などには拍手を送ったり、親指を立てたりするのも良いのではという気がしました。審判について考えることが出来た3日間でした。

正午辺りにはトロッターとステャルトナンの決勝戦が行われました!
ステャルトナンは2人、トロッターは僕が抜けた(30歳以上でないと出られません)チームでの戦い。ネットは2m35cmでの試合ですので、スパイクの落とし方がスゴイ!!迫力がありました。

慣れないネットでのライバルとの戦いはお互いにけん制しあうかたちになりましたが、ディグをよく拾ったトロッターが後半優位に立ち、2-1でトロッターが優勝しました!!この勝利は来年の勢いに繋がるのではないかと思います。

その後には、アイスランド女子ナショナルチームとノルウェークラブチームのトロムソのエキシビジョンマッチが行われました。
2セットを先取したアイスランドでしたが、トロムソの各選手達の技術がゲームを組み立てるようになり、3-2でトロムソが勝利しました。
結果の通り、ノルウェーのほうが若干レベルが高いかなという気がしました。

その夜は、参加者全員が参加できるビックパーティーがありました!
約600人が集まり、会場はどこかと思ったら体育館の中でした。

食事もラムのステーキや大きなチョコレートケーキが出てきて美味しかったです。
缶ビールを買いましたがやはりパーティーでは本当に高い!1本500ml/700kr(約1000円)でした。

体育館の中央では約400人が踊っている凄い光景でした。

朝まで踊ったり会話を楽しんだ本当に楽しい夜でした。

Isafjörður イサフィヨルヅル③ スズレイリ

2008-05-08 02:10:04 | トロッタ-
これは、スズレイリの体育館です。

2日目も朝8時からでした!その日はスズレイリという町でレフリーで、昨日の反省を生かしてその日はタイムテーブル通りに試合が進みました。

レフリー交代の合間に屋外のお風呂に入りました。昨日の場所にもお風呂があり入りました。年中屋外でお風呂を楽しめるのは本当に贅沢ですね。

試合のほうも21時で終わることができ、イサフィヨルヅルに戻りました。その移動の際、またもや強風と雪道(泣)。タイヤは夏用。道路の左側はガードレールの無い崖でした。

途中でトンネルに入ることができ一安心。そのトンネルもまた7kmの車1台しか通れないトンネルで日本のような立派なものではありませんでした。真ん中まで行くとT字路もあります。

無事に着き、イサフィヨルヅルではトロッターの皆と会い、BARでビールを飲みました。トロッター男子も順調に勝ち進み、決勝に残ったそうです。

イサフィヨルヅルではまだ試合が残っていましたので観戦しに行きました。しかし、ある係員に呼ばれてレフリーを頼まれてしまい、すぐ試合を始めることになりました。

レフリーの台に立ってから気づいてしまったことがありました。それは、私がDrunk referee(酔っ払いレフリー)だったという事でした。

あとで皆に話したら大爆笑されてしまいましたが、とりあえずOKだったようです。

Isafjörður イサフィヨルヅル② in Flateyri(フラッテリ)

2008-05-07 10:45:01 | トロッタ-
事故のあった日は疲れていたせいかすぐに眠ってしまい、次の日は朝8時からレフリーでした。

イサフィヨルヅルはアイスランドの北西で最も大きな町ですが、この大会はイサフィヨルヅルを含めた4箇所の町で行われました。初日に向かったのはフラッテリです。

朝8時からのゲームなので選手は眠いのかなと思ったのですが、皆、朝から元気いっぱいです。30歳以上の選手の大会なのですが、逆に僕が元気をもらっている感じでした。

94チームの参加ですが、その殆どが楽しみでやっている初級者の方たちばかりです。殆どのトスがダブルコンタクトでしたのでジャッジが難しかったですが、皆は楽しんでいたようで何よりでした。

しかし、混戦の試合が増え、最大2時間の遅れが出来てしまいました。最後の試合の開始はなんとAM1時でした。

試合終了は1:45でこんな時間に試合をしているのを見るのは初めてでした。

Isafjörður イサフィヨルヅル① 事故

2008-05-06 12:25:42 | トロッタ-
今回の旅は、物凄い旅となりました。

レイキャビクは暖かくなりましたが、市外へ向かうと天候がガラリと変わります。

雨が降ってすぐ止んで。風速20M以上の風が吹いて。雪が降ってすぐ止んで。そして晴れて。

雲は煙のようなスピードで動いていました。見た事がないスピードです。

凄い環境だなと思いつつカメラを撮りながら、セッターのサイシとドライブを楽しんでいました。コーチのミチャとガールフレンドのミケは買った新車で僕の乗っている車の後ろを走っていました。

雪が普通に降るのはアイスランドの人間ではない人にとって全く想像がつかない事でした。5月なのに雪が道路に積もっているんです。

更に進むと雪が吹雪き始め、2月のドライブと全く同じ状況になりました。
そしてなんとその雪に加えて風速20M以上の風が加わり大変危険な状況でした。しかし、僕の乗っている車はわりと安全に進むことができ先に進めました。


少し時間が経ち、ミチャとの車の距離が広がったのでサイシが電話してみました。
そのときは電話に出ませんでした。

そしてもう1度電話したところ、ミケが電話に出てサイシにこう言ったそうです。
「あなたは戻って来なければならない」

OKとサイシが言って車をUターンさせてきた道を戻りました。

何か嫌な予感がしました。進んでも進んでもミチャの車が見えない。なぜこの辺にもいないのだろうと進むに連れて不安になります。

そして先程の風速20Mと吹雪のある現場にさしかかったところ、・・・・・



僕は正直なところ、ダメだと思いました。

なぜなら道路から6~7m離れた場所に左側が底になってるミチャの車を見たからです。

見たくないけど行くしかないと外に出ましたが、たった10秒で足とあごがガクガク震える猛吹雪。ミチャの車の窓ガラスは割れていました。

言葉が出ませんでした。

しかし、よく周りを見渡してみると除雪車がいて、その中にミチャとミケがいました!

幸い、2人とも手の甲に刺さったガラスの破片の傷だけで済みました。

車は時速50キロで進んでいて強風と凍結した路面の影響でハンドル操作不能になり、左後部のタイヤから道路の外に出て車が1回転したそうです。

怪我も奇跡的に殆どなかったということで、事故処理をしてサイシの車で4人乗りで先に進むことになりました。

命の尊さや事故の恐ろしさを痛感しました。