其の一 からの続きです。
続いて越後妻有里山現代美術館へ向かいます。
美術館はコンクリート打ち放しの壁で覆われた正方形の建物です。建物の中央には、階段とコンクリートの柱で囲まれた正方形の池があります。 この正方形の池はどこか幻想的な雰囲気が漂っております。
どこかで見た風景だと思ったら映画「すずめの戸締まり」の冒頭に出てくる廃校の風景を思い出しました。
ただ声も無く見入ってしまいます。
先ほどお昼を食べたばかりなのですが、せっかく良い風景ですので何か食べたくなりました。
見入ってしまっているはずなのに何故でしょう(^^;
ここでは棚田のお米から作られたアイスをいただき、今日は美術館を最後に一旦十日町を離れます。
(カッチカッチのアイスで暖めながら食べました)
美術館を出て車にもどります。明日は清津峡を予約しておりますのでまた戻ってきますが十日町とはしばしのお別れです。
十日町から252号線を北上し日本海へと向かいます。
1時間少々走ると、久しぶりの日本海が見えてきました。
恋愛成就のパワースポット、日本海を一望できる景勝地「恋人岬」を目指します。
午後4時頃の到着となったため観光客もまばらです。
日本海が絶景なのですが展望台の整備が良くされております。 「愛の鐘」と「アモーレ像」が設置されており、ここで恋人達は3回鐘を鳴らすのだそうです
歩いていても、モニュメントが沢山あり楽しみながら散歩することができました。
近くにはお土産も買える無料休憩所もあり休むことができます。
店内に入れたのですが、残念ながらすぐに蛍の光が流れ営業時間終了となってしまいました。
恋人岬は夕日の絶景ポイントにもなっているのですが、未だ時間が早いので道の駅うみてらす名立で観ることとして出発します。
恋人岬から少し走ると青海川駅があります。
真田広之、桜井幸子出演のドラマ「高校教師(1993年)」の最終回のロケ地となった場所です。
青梅駅はロケ地としてだけではなく日本海に最も近い駅として有名な絶景スポットです。
ここから見える青い空と青い海を見ていると心が落ち着くような気持ちになります。
「高校教師」ではなくとも黄昏時にホームに立てば沈む夕陽がロマンチックに映ることでしょう。
青海川駅を後に最終目的地となる「道の駅うみてらす名立」へと向かいます。
今までいろいろな道を走ってきましたが、これだけ海を見ながら走れる道を通ったことがありません。
山の中で暮らしている私たちにとっては新鮮な感覚です。
40分ほど走ると うみてらす名立 に到着しました。駐車場は満杯です。
その前に道の駅で腹ごしらえと思っていたら、既に食堂は終わっておりました。
時間は17時30分、もうすぐ夕陽が見られるはずですなので、夕陽を見たら上越に戻りレストランにでも入ろうかと思います。
だんだんと日が暮れ海沿いには多くの方が夕陽を見ています。
この時間に駐車場が満杯なのがわかったような気がしました。
これだけ海と一緒にいられた時間は今までなかったのではないかと思うほど景色を堪能させていただきました。
まだ駐車場が満杯なので先にお風呂に入ることとします。
其の三 へ続きます。