ケンケンとゆかいな仲間たち

スタッフの日記です

いぶし銀とは言いますが・・・

2009-01-09 23:01:49 | Weblog
埼玉県羽生市にある、木村歯科医院の篠崎です。
だいぶん冷え込みましたが、いまのところ懸念された降雪もなくホッと一安心です。

昨年末は塩原新湯(アラユ)温泉で私好みの硫黄臭い温泉を満喫してまいりました。
硫黄臭い温泉では「貴金属のアクセサリーは変色してしまうのでご注意ください」との掲示を見かけることがあります。
貴金属、なかでも銀合金は硫黄(硫化物)と反応して黒変してしまうのです。
この黒変現象(化学反応)を「硫化(リュウカ)」といいます。
磨けば元の銀色に戻るのですが、アクセサリーでしたら入浴前に外しておけば大丈夫でしょう。
ところが、身に付けた金属を外すことのできない場合もあります。
歯科治療での金属のかぶせものや詰め物・入れ歯のバネなどがそうです。
保険治療のかぶせものや詰め物には銀が使われているものが多いのです。

こういったお口の中の金属が硫化などで変色してしまっても、少しぐらいであれば強度などの性質が大きく損なわれることはありません。
もし変色が気になるようでしたら、磨けば光沢を取り戻しますので私どもにご相談ください。