吉松真幸のボランティア報告書

鹿児島在住、吉松真幸(仮)の東日本大震災ボランティアレポート ボランティアから帰っても、他の形の被災地支援を模索中。

あしなが育英会 東日本津波遺児支援について

2012-06-22 19:32:18 | 被災地支援
あしなが育英会という非営利団体がある。

事故や自死などで親を亡くした子供たちなどを、奨学金などの形で支援している。

平成23年度で、高校生4,230人、大学・短大・専門学校生1,744人が奨学金によって教育を受けている。

活動資金の大部分が寄付によってまかなわれ、うち9割が個人の寄付によっている。

寄付の方法は、学生ボランティアによる街頭募金や、金融機関やクレジットカードを利用した送金などがある。

あしなが育英会ホームページ
http://www.ashinaga.org/


あしなが育英会は、1995年の阪神大震災の後、震災遺児たちの支援と心のケアを行なうための拠点として、「神戸レインボーハウス」を建設した。

そして今、東日本大震災の津波遺児支援のための、「東北レインボーハウス(仮称)」の建設を進めている。

ホームページの「建設の目的」には、こうある。

①東日本津波遺児の心のケアを日常的に長期的に行なうため。
②心のケアを実際に進める大人をファシリテーターと呼ぶが、そのように子どもに寄り添い、心のケアを必要とする子どもの心を大切にするファシリテーターを大量に増やす。具体的にはファシリテーター養成講座、講演会等を重ねる。
③幼い遺児にとっては、レインボーハウスに行けば優しいお兄さんやお姉さんがいる。目標となる人との出会い。


建設費が11億円、建設後5年間の運営費が10億円必要となる。

あしなが育英会 東日本大地震・津波 対応措置


東日本大震災で保護者を亡くした子供の数は1,101人と言われている。

日本全体が苦しい時だからこそ、ともに生きるために温かい支援の手を差し伸べたい。


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