吉松真幸のボランティア報告書

鹿児島在住、吉松真幸(仮)の東日本大震災ボランティアレポート ボランティアから帰っても、他の形の被災地支援を模索中。

石巻ボラセンがボランティア受け入れを一時中止

2011-04-28 07:23:11 | お知らせ
明日から大型連休だ。
まとまった休みが取れて、被災地にボランティアに向かおうという方々も多いだろうと思う。

しかし、すでに被災地では、ボランティアに向かう車両で渋滞が始まっているという。
また、ボランティアセンターの中には、駐車場もテントの設営場所も、ボランティアで埋まってしまったところが出てきているそうだ。

石巻も例外でなく、2,000人のボランティアが活動し、すでに駐車場が満杯になっているという。
そして、石巻災害ボランティアセンターは、ゴールデンウィーク中のボランティアの新規受付を中止した。
http://www.camper.ne.jp/npo/ishinomaki/?p=107

まだライフラインが復旧しておらず、道路事情も悪く、そして物資の輸送も滞りがちな被災地に、ボランティアが短期間に大量に押し寄せると、大渋滞や物資の不足を招き、復旧や復興の妨げになりかねない。
何のためのボランティアか、という話になってしまう。
現場レベルでも、受け入れを中止しているところに、参加したいといきなり訪れても、迷惑だろう。
そのあたりは、ボランティアみんなが気を付けたいところだ。

連休期間中にボランティアに参加しようという方々は、社会福祉協議会のサイト
「東日本大震災」被災地支援活動
を参考にして、現地の受け入れ態勢を十分に調べてから、被災地に向かってください。

直接被災地に行かなくても、先日ご紹介した遠野まごころネットのように、後方から被災地に向かうという方法もある。

旅行会社が主催するボランティアバスツアーもある。

それでも直接自分(たち)で被災地に行きたい場合は、できるだけ大人数で、1台の車かバスに乗り合わせるか、バスなどの公共交通機関を使い、そしてボランティアを受け入れ中のボランティアセンターに行くことをお勧めします。


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