goo blog サービス終了のお知らせ 

大阪近代建築BLOG

消えていく近代建築に異議申し立て
-大オオサカまち基盤(大バン)-

中之島コミュニケーションカフェの展示は9日から(た)

2007-10-01 18:00:42 | Weblog
10月12日から開催される「中之島コミュニケーションカフェ2007」ですが、実は先行して9日より、府立中之島図書館3階文芸ホールで展示企画がはじまります。
展示タイトルは「中之島スケープ」。
江戸末期の錦絵にはじまり、明治時代の中之島パノラマ写真、近代建築の絵葉書など、各時代のメディアが捉えた中之島のビジュアル・イメージを並列的に展示することで、これからの中之島が引き継ぐべき歴史と未来について考えようとするものです。
また、独自の視点で都市を切り取る話題の写真家・中野正貴氏が今回撮り下ろした大阪・中之島の写真も展示します。日時等詳細はこちら。是非足をお運び下さい。

橋爪紳也さんと協働する緊急!「市民会議」

2007-09-29 20:13:38 | Weblog
大バンMLよりアナウンスいただきました。
行ける方は是非ご参加を!

--------------------------------------------------------

橋爪紳也さんと協働する緊急!「市民会議」
日 程:2007年9月30日(日)13:30~16:30
場 所:大阪NPOプラザ 3階ホール
〒553-0006 
大阪市福島区吉野4-29-20

JR環状線・野田駅 阪神本線・野田駅 地下鉄千日前線・野田阪神駅
JR東西線・海老江駅下車。
徒歩約10分。

参加費:500円

対 象:「橋爪さんを介して市民活動と連携する市政を!」という方はもとより、「橋爪って何者だ?」「他の候補とどこが違うんや?」という方も是非。大阪市民だけでなく、大阪市で働き 学び 活動する皆さんなら誰でも。

主 催:橋爪紳也さんを応援する勝手連


13:30  開会挨拶
13:40  橋爪紳也さんを囲むミニシンポジウムと、橋爪さんとの意見交換
15:00 ワークショップ あなたの声、私の意見を政策にしよう!
(橋爪さんのマニュフェストを土台に、市民発の政策を話し合いましょう)

水都大阪フェスティバル(千)

2007-09-11 09:53:39 | Weblog

2007年秋の「SUITO OSAKA FESTIVAL」が開催中です!

9月から11月にかけて、各所で様々なイベントが開催されます。特に、9/15-17は重要文化財「綿業会館」が一般公開され、大阪芸大の学生さんが近代建築の今を撮影した「大阪アートロマン写真展」が開催されます。最終日の9/17には、大阪ガスの栗本智代氏が、ピアノ&ヴァイオリン演奏と映像を交え、大阪レトロ文化やレトロ建築の魅力を紹介されます。

その他のイベントなど、詳しくは水都大阪フェスティバル ガイドブック(ウェブ上で閲覧できます。)をご覧ください。

博物館明治村「芝川又右衛門邸公開特別企画展」開催のお知らせ(千)

2007-09-11 09:38:55 | Weblog
近代建築ファンの聖地(!?)、博物館 明治村(愛知県犬山市)に、13年ぶり64棟目の移築復原建物が完成し、9月22日よりよりお披露目の予定です。

この度、移築復原されたのは、「芝川又右衛門邸」。大阪市中央区伏見町の「芝川ビル」とも縁のある建物であり、今回公開される「洋館」に増築された「和館」「玄関」「サンルーム」の実測を大バンでお手伝いしたこともあります。(甲東園の芝川家本邸を実測(ま)

以下、「芝川ビル公式ホームページ 建物語」より転載。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

「芝川又右衛門邸」は、芝川ビルを建てた芝川又四郎の父・2代目 又右衛門が、建築家・武田五一に設計を依頼し、明治44年、西宮・甲東園の地に落成しました。洋風を基調にしながら、和風の意匠も取り入れた先駆的な郊外住宅で、芝川又四郎は、父が建てたこの建物(当初は別荘として建てられた)について、以下のように述べています。

「武田先生は偉い方で、日本個有(ママ)の建物がいつの世でも飽きがこない、しいて洋館と言われるのなら、いすと床だけ洋式にするということで、でき上がったのを見ると、壁は聚楽壁だし、天井は茶室のようで、ただ畳がリノリームになっただけで、まるで洋館らしいところはなく、フランス風の純洋館を期待していた父も初めは案外だったらしいのですが、茶道をやっていましたので、だんだんとそのよさがわかってきたようです。」(芝川又四郎回顧録「小さな歩み」より)

しかしながら、「芝川又右衛門邸」は、1995年の阪神淡路大震災で煙突部分など一部が倒壊。その後、ボランティアによる実測を経て解体され、博物館 明治村に寄贈・保管されていました。


今回の復原・公開に合わせ、博物館明治村ではシンポジウム、特別展示が開催されます。

■記念シンポジウム「芝川又右衛門邸をめぐって」
 日時:2007年9月22日(土)
 場所:聖ザビエル天主堂(明治村5丁目51番地)
 内容:芝川又右衛門邸研究者による発表と質疑応答
     坂本 勝比古(神戸芸術工科大学名誉教授)
     足立 裕司 (神戸大学教授)
     西澤 泰彦 (名古屋大学准教授)

■特別企画展「あこがれの郊外住宅~芝川又右衛門邸と武田五一~」
 日時:2007年9月22日(土)~11月4日(日)
 場所:三重県庁舎1階特別展示室(明治村1丁目13番地)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

上記の他、ガイドツアー、お茶会なども開催されるそうです!
詳しくは、博物館明治村 『芝川又右衛門邸』一般公開をご覧ください。


参考
芝川ビル「建物語」 芝川又右衛門邸特別企画展開催
のりみ通信 芝川又右衛門邸公開




「建築家・中村順平」展が開催中です。(千)

2007-06-11 11:30:29 | Weblog
大阪歴史博物館では、2007年5月30日(水)~7月9日(月)まで、第47回特集展示「生誕120年 大阪が生んだ偉才 建築家・中村順平」が開催されています。

「中村順平(1887-1977)は日本人で最初にボザール(パリ国立最高美術学院)に学び、フランス政府公認建築士(D.P.L.G.)の資格を得ました。大阪市西区江戸堀に生まれた中村は、旧制天王寺中学時代に通った大阪府立中之島図書館の建築に感銘を受け、建築の道に進んだといいます。技術面が重視された日本の建築界で、彼は芸術としての建築を生涯追い求め、晩年に日本芸術院会員にもなりました。」

会期中は、学芸員さんによる展示解説や、酒井一光さんによるなにわ歴博講座「建築家・中村順平の生涯と作風」も開催されます。

詳しくは、大阪歴史博物館ホームページをご覧下さい。

「芝川ビル公式サイト」が完成しました。(千)

2007-05-29 12:15:56 | Weblog
2005年に大バンで開催した「近代建築オーナーサミット」の舞台となった芝川ビルのホームページが完成しました。

大バンのホームページも手掛けて下さった㈱tenpoさんによる制作で、HP上部の赤い四角は、芝川ビルのスペイン瓦をイメージし、芝川ビルが影響を受けていると言われる「アール・デコ様式」や「F.L.ライト」を意識した、建物の雰囲気をよく反映したデザインに仕上がっています。

芝川ビルの歴史を始め、お知らせや関連書誌などの情報も掲載されており、写真ギャラリーでは、テナントさんが入居されている部屋の様子もご覧いただけます。また、芝川ビル「建物語」のページでは、芝川ビル関連の史料や出来事をブログ形式で随時更新していきます。

今後もこのサイトを通して、建物の魅力を発信し、より多くの方に近代建築の魅力をお伝えできたらと思っています。皆さま、是非ご覧下さいね!!

こんなに美しいビルなのに!(ま)

2007-04-06 10:00:34 | Weblog
かなり、相当ショックです。
朝日新聞ビル群が、超高層に建替えられるというニュース

超高層、まだいりますか?
こんなに美しい景観をなくしてまで?
これ以上、床が必要でしょうか。
そんなに高いもの建てたいのかな。

昔はよく思っていたことを、久しぶりに思ってしまいました。
そんなことなくて、
例えば夕日の時間に金色になる本町通沿いビルや土佐堀川の水面の美しさとか、
例えば802のマーキーさん風にいうと「目ェがヒマじゃない」見所満載の近代建築とか、
それこそこの水平ラインの美しい大阪朝日ビル・朝日新聞ビル
メタリックな外観がかっこいい新朝日ビルと青空との見事なバランスとか、
見れば見るほど、歩けば歩くほど、知れば知るほど素敵な街だと思えてたので、
最近思わなくなっていたことを。

  ・・・・・・なんやねん大阪、つまらん街やなぁ。


せめて、建てる以上は気合の入った美しいビルを建ててほしいです。

アートカレイドスコープトーク「“都市とアート”の仕掛け人たち」(の)

2007-03-16 21:33:56 | Weblog
こんにちは。新メンバーののりみです。昨年10月の船場建築祭より大バンに参加させていただいております。
 
アートカレイドスコープのトークイベントが続きなんだか連日大バンメンバーが集まってちょっとしたフェスティバル状態。3月10日(土)は芝川ビルのオーナー・芝川能一さん、アーティスト・西野達さん、そしてアートディレクター・北川フラムさんによるトーク「“都市とアート”の仕掛け人たち」が現代美術センターで開催されました。
 
芝川能一さんは、竣工当時の芝川ビルや花嫁学校・芝蘭社時代の写真を披露しながら、芝川ビルの歴史について語られました。また、近代建築をアートの場として提供することにとても積極的なご様子。「アーティストがもっている目でこの場をどのように演出するか、飾ってくれるかに興味がある」と芝川さん。その芝川ビルで展示されている作品「いとはん」「純情可憐の匂い」は花嫁学校だった歴史をテーマにしていて、この場に実にマッチした作品です。
 
そういえば、私が芝川ビルと出会ったのは本当に偶然。御堂筋から見た瞬間「あの建物は何!?」とその外観に一気にひきつけられたのでした。

西野達さんの発想は本当におもしろい!ドイツで試みた例をスライドで見せてくださったのですが、街の街頭を引っこ抜いてさかさまにして地下に突っ込んだり、ピカソの絵をまるごと台所の部屋で囲ってみたり。そんな西野さんが「大阪をアートにするとしたらどんなことをしますか?」ということで出したプランは「ダブル通天閣」!いま通天閣が建っている横にもうひとつ初代通天閣を建てちゃえなんていうアイデアを発表して会場は大爆笑でした。

ところで、アートカレイドスコープ、本拠地の現代美術センターでの展示も興味をひくものが…。本城直季氏の撮りおろし写真「大阪市中央公会堂」や「芋たこなんきん」のオープニングに使われているペーパークラフトのメリーゴーランド。また、床には昭和17年に撮影された大阪の航空写真が床に敷き詰められています。

アートカレイドスコープは21日(水)まで。

あけましておめでとうございます(ま)

2007-01-15 06:19:59 | Weblog
2007年始まりましたね。
いきなり個人的なことですが、突然思いつきで年明けにヘルシンキに行って来ました。暖冬で雪景色はなかったものの、とても美しい街。
例えば大阪がこうだったら・・・と思うこと、「海がもっと身近だったら・・・」「古い建物がすぐに壊されずにだいじに使い続けられたら・・・」「新しくできる建物も、美しくいつまでも使いたいようなものだったら・・・」「街に氾濫する文字などがもっとデザインされていたら・・・」「地下鉄ばっかりじゃなくって地上を快適に移動できる交通手段があれば・・・」が、ほとんど実現されているある意味で理想的な都会。
夜ばかりでしたが、すべての照明が丁寧で美しくて。

でも。ちょっとだけ、ツマラナイと感じてしまう自分に気付きました。だって「つっこみドコロがない」、なんか変なところがあった方が面白い、なんて思ってしまったのでした・・・。それから、消費税が高いからか物価が高くって、コレだけ整った環境にはやはりそれなりのコストがかかるのだということも体感。

そんなあれこれを思いながら、今年も1年、住む場所として働く場所として遊ぶ場所としての大阪と向き合っていきたいと思います。
今年もよろしくお願いします。
(写真はSOKOS HOTEL VAAKUNA ヘルシンキの戦後建築代表[勝手に]です)

18日の大バン(空)

2006-11-14 00:24:26 | Weblog
今週土曜日の大バンは、ちょっとおつな東横堀川に面した、
ダイニング・アップリケ」さんの、オーナーさん自作テラスにて行います。
(画像参照。)

高速道路が川上に走っている堀川(大阪最古 1585年開削)だけど、
たとえばこのテラスからの眺めは、なかなかに暗がりに対岸の木々に灯りがともる、大人な雰囲気で一見の価値あり。

★11/18土曜日 19時~
★内容 大バンプレスⅢや戦後建築祭 のことなど
★場所 ダイニング・アップリケ 大阪市中央区内平野町3-3-4
   (地図はリンク先を参照してください)
★ご興味あるかた、気軽にご参加ください。

このテラスから、この映像を対岸の建物に向かって投射できたら、、なんて、できたらいいなと、妄想?いえいえ、検討してみよう~。

また、最近ではすこしずつ、地元のお店や会社や住んでいる方などが、都心ならでは、そして東横堀川ならではの、何気なく通っている川だけどもっと親しんでもらえるよう、ふだん着で楽しめる水辺になるよう活動されてます。先月は河岸公園でジャズライブもあって、たくさんの近くの会社勤めの方などが楽しまれていましたよ。

谷崎さんの旧宅保存・移築に救いの手!(空)

2006-06-28 16:37:36 | Weblog
神戸市東灘区・阪急岡本駅近くにある、作家・谷崎潤一郎が戦前住んでいた2つの旧宅の保存・移築のめどが、伊丹の建築会社さんの協力(移築費用を安く)によりたったようです。(日経新聞こちら

阪神大震災で倒壊した「鎖瀾閣」(さらんかく)は近くの公園に。「ナオミの家」は所有者が撤去する予定だったが、解体して部材を保存し、移築を待つ。伊丹市の建築会社が、費用5600万円のうち半額の2800万円を負担し、残りはNPO谷崎文学友の会さんが寄付をつのっており、現在1600万円集まっているということです。

10年も寄付を募りつづけ、やっと建築会社さんの目に留まる、、粘り勝ち、、でも、それだけの金額は、太っ腹な誰かが手をあげてもらわないと実現できないのが実情ですよね。

神戸を代表する作家・谷崎さんの和洋あいまじる美意識が結実した(自らデザイン)「鎖瀾閣」、と「ナオミの家」、復元・移築されたあとも、ただ「存在」するだけでなく、よりいろんな人に愛されていく建物になればいいですね!

美しい建物がなぜ必要か(ま)

2006-04-20 08:32:00 | Weblog
日本銀行の対岸に会場を移した水辺ランチに行って来ました。イイ天気で暑いくらいで、クラシックなボートにシャンパンなんていうステキな過ごし方の人も。
ところでわたしは数年前から密かに日本銀行大阪支店のファンなんですが、わたし以外にも好きって人をときどき聞きます。グレーの石造りで陰気な建物・・・なんて思っていたのは何でだったんだろう。すぐ近くを通るのが好きです。端整で、荘厳で、光と影の美しい建物なので、とても心が落ち着きます。美しい建物がなぜ街に必要かを実感するヒトトキです。春には桜を、秋には紅葉を、美しい季節を眺めに何処へでもでかけていく日本人なのに、毎日変わらずにそこにある美しい建物のだいじさをどうして見過ごしているのかなーと素直に疑問が湧きます。

美しい物を美しいと感じるときにはいろいろな他の要素が影を潜めますよね。まさにそのために街は美しくあるべきだ。忙しさとかしんどさとか辛いこととか焦ることとか、そういった日々を埋めるゴチャゴチャしたものをサラッと払いのける役割があると思うんですよね。美しいということを侮って街を作ってはいけないよなー。
日本銀行を川越しにのんびり眺めるとか、日本銀行沿いに見上げながら歩く、というのを淀屋橋でお勤めの方は明日にでもぜひお試しくださいませ。

※日本銀行、なんと見学できるらしいです。しかしこのサイトはもう少し風格あるものにできないんだろうか・・・。

「大阪楽座事業」募集中です。(空)

2006-02-07 16:37:10 | Weblog
大阪府文化課の「文化的価値の高い歴史的建造物を活用してまちを楽しむ」事業<大阪楽座事業>、募集中です。(2月24日締め切り)くわしくは、HPを。

大バンも17年度上半期で採択され、昨年の大大阪サロンin芝川ビルで活用させていただきました。
別に指定文化財とかになっていなくてもいいようです。いろんなココロミがなされています。
ー歴史的建造物を舞台としたジャズイベント、歴史的建造物と文学作品のコラボレーション、江戸時代後期に流行した造り物の作成・展示、India・太古のひびき・at the 細野ビルヂング、視覚障害者と晴眼者による美術体験ツアー などなど。

大バンは今回申請するかな?、ご興味のある個人・グループの方、ライバルになるかもしれませぬが、ご活用ください~。



あけましておめでとうございます(ま)

2006-01-03 11:16:34 | Weblog
2006年。
大オオサカまち基盤もまる1年を過ごしました。
予想を超えて人が集まり、つながり、なにかをしようとする集団になりつつあり、ここからもっと「大大阪」魂(去年3月のシンポジウムにて→「『大大阪』は気持ちの問題だ!スピリッツだ。」)を伝染させていける気がしています。

何かをやるために結集して役立つのはそれぞれの専門的な技能だけでなく、趣味、好み、楽しみ方、ものの見方、それに体力、時間、思いつき、などなど多岐に渡るものだなーというのも、大いなる発見でした。

そうだなー、大バンにまだ一人もいない「お金をいっぱい持ってるけど使い道に困ってる方」や、「よい建築を持ってるけど使えないという方」も、どしどし参加していただけるとより楽しく大大阪を共有できることは請け合いです(笑)

新しい一年も引き続き楽しんでまいりましょう。

※元旦の朝日新聞「大大阪特集号」に大オオサカまち基盤を取り扱っていただきました。新聞をご覧になってメールをいただいた皆様、ありがとうございます。追って返信させていただきますのでしばらくお待ちくださいませ。

かつての川べりでぼやく・・・(まさきち)

2005-11-11 01:54:53 | Weblog
細野ビルヂングの前を通りかかり、ダイビルに似た角の丸い形をぼんやり眺めていました。ダイビルと同じように、船を模したものなのかなぁ。そういえば長堀通りはかつて長堀川でした。
広い通りが川だった頃のことをしばしイメージ。

韓国で道路を川に戻すプロジェクトがあったらしいけど、大阪でもやればいいのにな。だけど莫大な費用がかかるんだろうなぁ。・・・でも、大阪市が次々に破綻させた第3セクターその他にかけた費用があれば、できるんじゃないの?

そもそもあんな巨大プロジェクトが、幾つも幾つもコケるなんてどうなってるの。行政の偉いサンの<ビッグプロジェクトに『GO』を出すという英断をする快感>と、プロジェクトXなゼネコンさんの<無理な発注、無茶な工事を請けて立ち、かつやり遂げる快感>の二種類のオジサン達の喜びのために、この街は無茶苦茶になってきたんじゃないのかしらん。

大人なんだからちょっと冷静にちょっと長い目で見れば、計画変更もできたんでしょうに。家に帰って奥さんや娘にそんな仕事の話をしたら「そんなん、ちょっとやり過ぎちゃうー?」と冷静な批評を得ただろうに、そんな時間も惜しんで邁進しちゃったんだろうなー・・・。そんなんで過ごしてきたにしちゃ、ツケが大き過ぎるんじゃないのー?
---------------------------------------------------
秋の青空の下、自転車で街を走りながら、やけにボヤキ気分の今日でした。