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みどりいろのバス

ほるぷ出版

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【タイトル】「みどりいろのバス」 
【出版社】ほるぷ出版
【作・絵】ジョン・シャロン【訳】こだまともこ
【定価】1,575円 発売中
【ストーリー】みどりいろのバスは毎日走っていましたが、年をとってしまい働けなくなったので、運転手と車掌に森の中に捨てられてしまいました。みどりいろのバスはとても悲しそうでした。でもしばらくすると、ジェーンとスティーブンという2人のこどもがバスを見つけてくれました。「これはすてきなうちになりそうだ」と言って、2人はバスの中を作り変えたり、カーテンをかけたりしました。そうして森での遊びは楽しかったのですが、あるとき、男の人がやってきて、「わしの森にバスをとめてはならん」と言われました。2人はバスを移動させようとしますが、ビクともしません。そのとき、森の中でおいしいきんぽうげを探していた1匹のおじいさんうまがやってきて、バスの移動を手伝ってくれると言ってくれました。2人はおじいさんうまといっしょにバスでの旅をはじめます・・・。
【感想】一種のロードムービーのように、いろんな出来事を、ユーモアたっぷりに描いている。のんびりした雰囲気がすごく心地よい作品で、理屈じゃない楽しさが溢れている。絵もレトロ感あるが、それが逆にいい味となっているように思う。特におじいさんうまがほのぼのとしていて楽しい。
作者のジョン・シャロンという人の作品は、他にあまり知られていないが、別の作品も読んでみたい気がする。でも残念ながら、翻訳されている作品が少ない。この作品自体はイギリスでは有名な作品とのこと。

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