Spa!! episord 2

柿ピーのピーは安らぎを与えてくれる(挨拶)

サッパリして
上機嫌になったところでお腹が空いた二人は
中心街を目指しててくてく歩きます

しかしすぎゆく光景が
なんとも寂しい
っていうかわびしい

自分たちがメインストリートを歩いているという
自信がない
こんなとこでも人生迷子

これが鬼怒川の本気か？

と目を疑いたくなるような光景を横目に
歩き続けること20分ほど
ようやく駅前に到着

そこで
二人のテンションは急に跳ね上がる


１００ｍ→
温泉販売所





と書かれた看板




はい？




温泉売ってるの？



え？
利権とか？
そういうこと？


こんな面白いもの
放っておけるわけがない

というわけで
さっそく看板の方へ


そこへ行くと妙な装置と注意書きが

１０ℓ１０円
１００ℓ１００円



量り売りー！！

まさに「蛇口ひねれば鬼怒川温泉」状態！！


夢のジャックポットに遭遇して
逸る気持ちを抑えつつ
戦闘準備を整える二人であった