オキナワ旅行記 12/22

朝、目が覚めると雨はやんでいた。



日頃の行ないがいいからやねー、などと話しながら朝ごはんを食べに行った。



食べている間にもみるみる空は明るくなっていき、ついにお日さまが顔を出してくれた。

９時にはダイビングショップに行き、酔い止めを飲んで港に行った。
船は、小さい小さいボートだった。
港に停まっている段階で、ものすごく揺れている。
船に乗り込んで、セッティング中にすでに気分が悪くなってきた。
う゛っう゛う゛っっっと、苦しさをガマンしながらようやくセッティング終了。
私は船酔いをしやすいので、ボートの走行中はいつも頭からすっぽりタオルを被って目を閉じる事にしている。
ヘタに目を開けて見た海が斜めだったら、もうそれはそれは気持ち悪くなるので。。
だから今回も、ポイントに着くまで目を閉じて休憩しようと思っていたのに、ものの２～３分で到着してしまった。

とにかくボートにいたくないので、みんなより先に海に飛び込んだ。
いつもは少しコワイバックロールも何のその。いち早く海中へ。
うねりが激しかったので、大して透明度は期待していなかったけど、海の中はかなーりきれいだった。
朝食の写真を撮って、デジカメをダイビングの機材の中に入れ忘れた自分を責めまくった。
みんなが来るまで、そこら辺で好きに遊んでいた。

みんなが集合して泳ぎはじめると、すーちーが浮いていく。
しかも立った体勢でバタバタしながら。
ひっぱっても、やっぱり上がっていく。
そういや、私も最初の頃は極端に浮いたり沈んだりしたよな。
浮いたり、縦になったりするすーちーを気にかけながら、あっちを向いたりこっちを向いたりしていたら、いよいよ気持ち悪くなってきた。

ダイビングを楽しむどころではない。デジカメを忘れずに持ってきていたとしても、何も撮ることなんてできなかっただろう。
あとからＧさんに聞くと、ボートに上がってきた私には顔色がなかったらしい。
ＢＣをようやく脱ぐと、ウェイトもはずさずにダウンしてしまった。

執念深くて根性のある私が、はじめてダイビングで味わった挫折。
オキナワまではるばるやってきて、２本目を断念してしまった。
ギリギリまで待ってもらったけど、どうしてもボートに乗る気にはなれなかった。

すーちーは私と一緒に休憩するというので、せつない気持ちであとの２人を見送り、ショップに戻った。

陸に上がったら、もう元気そのもの。
２人を待っている間に、すーちーと御菓子御殿に行った。
その時すでに１３時をまわっていて、お腹ペコペコ。





ブルーシールの紅芋ソフトを食べた。
お芋の味がしっかりしていておいしかった。



御菓子御殿の立ち入り禁止エリアを少し入ると、すぐにビーチになっている。
写真を撮るだけだからいいよね、と言いながらすーちーと行ってみた。
半袖１枚でも暑いぐらいに気温は上がり、すっかり晴天になっていた。
この海を見ることができて、本当に幸せだった。

こんなに良い天気なのに海は昨日の雨の影響で荒れており、２本目は1本目よりさらにひどいうねりだったみたい。
断念して正解だった。

１４時過ぎに２人が帰ってきたので、沖縄そばを食べに行った。



写真左のようなかわいいテーブルで、定番そばを食べた。
沖縄そばの麺は、けっこう好き。

食事後、ホテルでゆっくりしてから万座毛へ。



ダイナミックな景色に感動し、来てよかったなぁと思った。
高校生の時に来たときには、特に何も思わなかったのになぁ。

そして日もそろそろ暮れようかという時間になり、琉球ガラス工房に行きガラス造り体験をした。


４人全員が作ったけど、全員口を揃えて『ほとんどあの人（工房の人）が作ってるよなぁ。』と言った。
ちょっと手を添えるぐらいなら、なるほど３歳の子でもできるわけですわ。
すーちーはグラスを、私は一輪挿しを作った。

今日のディナーは宿泊ホテルにて。
１食タダでついていたので。





海ぶどうも食べれたし、なんといってもタダなので満足満足

部屋に戻って、みんなでログ付け。
わいわい言いながら酒を飲みつつ、コメントをお互いに書きあったりして楽しかった。