フロスマラブー

フライフィッシング好きなおじさんの日記

ウェーダー

2021-08-29 17:27:20 | FFおすすめ
注文していたウェーダーを購入できました。



リトルプレゼンツ社のW-52と言うものです。
5年前に購入した前バージョンのW-43がくたびれてきて、駄目になる兆候が見えたので、2月頃から探していました。

インターネットでググって、某超大手通販にて予約待ちで注文しましたが、あっけなくキャンセルされました。
次にリトルプレゼンツ社にも問い合わせしましたが、「新規のご注文は納期未定です。秋か、はたまた来春になるかも知れません。」とのこと。
それで、埼玉県内で今なおフライフィッシング物品の品揃えが多い、上州屋キャンベル春日部店に取り寄せをお願いしました。
やはり品切れ、いつになるか分からないとのことで、「いつでもOK」とお願いしたものですが、思いもかけず2ヶ月を待たないで済みました。

W-52は、W-43と同様に膝上までがネオプレーンでその上は透湿素材というハイブリッド構造です。
ソックスタイプ、防水ファスナーで、長距離を歩き、水温も低い中禅寺湖の4,5月になくてはならないアイテムです。
W-43との違いは、ネオプレーンの表生地が「スパンデュラ」風で強化されたこと、裾廻りはさらに補強されています。


いわゆるガムフライ

2021-08-25 22:24:52 | FFタイイング
フライフック考2でちょっと紹介した「いわゆるガムフライ」の巻き方等を紹介します。

はっきり言って、簡単に巻けて、長寿命で、よく釣れるフライです。

まず、主材の革紐です。
フライショップで「トラウトガム」として販売されてますが、手芸店で販売している「ディアスキンレース」のほか、車洗車用の「セーム革」でもOKです。
ただし、後者2つは色の選択が難しいことと、「セーム革」はちょっと薄いです。
私は、「セーム革」は染色しても使用しています。


ガムフライをインターネットでぐぐると、直接フックにガムをスレッドで巻き留める方法しか見当たりませんが、私は、副材としてエッグ用のヤーンを1.5cmほどに切ったものやシールズファーのダビングを用いています。
このブログ名のフロスマラブーもそうですが、2色が結構マスさんにアピールすると思っています。
当然ながら主材と副材の色の組み合わせで、食いは変わります。




フックは、フライフック考2で紹介したとおり、がまかつ社C12-3HBV#14、オーナーばり社SBL-55M#12、土肥富社g22BLBT#12を主に使用しています。

巻き方です。なお、ここで紹介するのは引っ張り用でノーウェイトです。

まず、スレッドで下巻き。


フックの後ろの方でガムをスレッドで固定。


スレッドにヤーン等をダビング。


ダビングを巻き付け。


フックのアイ付近でスレッド固定。


ダビングブラシで掻き出し。


ヘッドセメントでスレッド固定部を補強。以前は行っていませんでしたが耐久性向上のため今では必須です。 これで完成です。


簡単ですね。巻き方を紹介するまでもなかったでしょうか。
このフライの釣り方ですが、通常の引っ張り以外に、酷寒の管理釣り場などで超々スローリトリーブがあります。
この時には、飲まれてしまうことが多いのですが、その時には無理に外そうとせず、躊躇なくテペットを切断してリリースしましょう。安価な土肥富社製フックはありがたいかぎりです。

次の写真は、2013年の中禅寺湖でレイクをC&Rしたときのものです。根掛かりでフライをロストしてしまい偶然フライボックスにあったこれで釣れてしまいました。焦げ茶の主材に、蛍光イエローの副材でした。




8/18朝霞ガーデン釣行

2021-08-22 15:30:00 | FF釣行
前々投稿で「緊急事態宣言を受け、釣行も自粛」と記載しましたが、どうしても我慢ができなくなり、朝霞ガーデンに釣行しました。

一応緊急事態宣言下ですから越県せずにちょこっと行ける釣り場です。
ポイントカードを見ると前回は「2010.9.26」ですから、11年ぶりです。
ホームページによると営業開始は6:30となっていますが、実際には6:15頃のようで、6:00に現着。4人目でしたが、フライでは先頭。
発券後、奥の駐車場に移動し、フライ専用池を目指します。
天気予報では、南風で比較的強風なので、水車水流が当たる東側に陣取りました。


至る所でライズがあります。
ピンクのBFを結んでキャスト。BFは本当に久しぶりです。フライの着水直後に魚さんが出てくれますが、なかなかフッキングしません、
でも、5投目でやっとC&R。


回る強風に苦戦しながらキャストし続けます。
結構の割合で出てくれますが、怪しんでいるのか突っつく感じでフッキング割合が低いです。でも、楽しい。
色を黄色に変えると、出る割合も、フッキング割合も高くなり、ほぼ1投1匹。ただ、風がもっと強くなり、キャストを中断することも。


しかし、8時を過ぎると水車が回り、ライズも少なくなり、BFになかなかでてくれなくなったので、マーカー釣りに変更します。

さらに、ソフトフライやマラブーの引っ張りも試し、12時過ぎに納竿しました。
9時頃には放流もあったのですが、釣果は伸びず、朝霞ガーデンの難しさを久しぶりに実感しました。
でも、やはり釣りは楽しい!!






フライフック考2

2021-08-16 22:18:27 | FFタイイング
(2022.2.20一部訂正 「バームレスフック」→「バーブレスフック」)

第2弾は、比較的大型のバーブレスフックについてです。

皆さんは、バーブレスフックを利用されてますか?
リリース時に魚への負担が少ないこと、万が一自分も含めて釣ってしまったときにダメージが少ないことから、基本的にバーブレスフックでフライを巻いています。
基本的というのは、バーブレスフックがない形状、サイズの場合は、ペンチで潰して利用してました。ただし、潰し忘れもあるので最近バーブ付きのフックは一掃しました。

それで、現在巻いている比較的大型のフライのフックについて紹介します。

まず、中禅寺湖で使用しているNスペシャル(もどき)ですが、#6,8サイズということで、ティムコ社のTMC 100BL #8が廃盤になってからは、ドライ用ですがAXISCO社のAFB 1190 #8を利用してきました。
しかし、最近は犀川釣行用のバーバーラーバのためのフックを探していてたどり着いた土肥富社のd23フック#6,#8を利用しています。





また、犀川釣行用のバーバーラーバでは、土肥富社のm30BL#6,若しくはi77BL#6を利用しています。


さらに中型のいわゆるガムフライでは、最初はがまかつ社のC12-3HBV#14、次にオーナーばり社のSBL-55M#12、最近は土肥富社のg22BLBT#12を使用しています。


このように土肥富社はバーブレスフック利用者にとって、とてもありがたい存在なのですが、ひとつ欠点が。
それは、購入はネット通販であり、サイズ感がつかめず、ロットが標準100本であるということです。このため、この一連の投稿では比較できるような写真を多く、掲載してみました。
宜しければ、拙ホームページの土肥富社フック紹介ページをご覧ください。リンク

追伸
バーブレスフックは色々なところで推奨されていますが、各種媒体で紹介されるフライは、ほとんどがバーム付きフックを利用しています。
どうしてなのでしょう?
大型のバーブレスフックも土肥富社以外では、見当たりません。私には理解できないことの一つです。


フライフック考1

2021-08-15 13:17:55 | FFタイイング
お久しぶりです。コロナの拡大には驚くばかりです。
緊急事態宣言を受け、釣行も自粛。
ということで、貯めていたアップ材料を整理して投稿することにしました。
貯めない方がイイのに決まってますが。

まず今回は、フライフックについてです。
このブログ名にもなっているマーカー用フライのフロスマラブーです。

上 C12-3HBV#11  下 TMC 2487BL#10

使用フックは、ティムコ社のTMC 2487BLの#10が基本です。
しかし、約15年前ぐらいからは、テペットの結びやすさから環が大きな がまかつ社のC12-3HBVの#11を使用してきました。
さらに、C12-3HBVが比較的高額なので、探し当てたのが、ルアー用のオーナーばり社のSBL-55Mシングル55バーブレス(ミノー用)の#10です。
釣果に影響がないかと云うと微妙な所ですが、テペットの結びやすさ、安価が気に入っています。



左 C12-3HBV#11  中央 TMC 2487BL#10  右 SBL-55M#10


左 C12-3HBV#11  右 SBL-55M#10


重ね合わせ   SBL-55Mの方が環がより大きく、C12-3HBVの方が環の造りは良いです。