フロスマラブー

フライフィッシング好きなおじさんの日記

オイカワロッドを作る その2

2021-09-26 08:25:51 | FFよもやま話
 
実釣を先に投稿してしまいましたが、安速単のオイカワロッドの作り方を紹介します。

1 グリップの発泡素材の切断
  14.5cmにしました。2mmほど長く、のこぎりで切断後、カッターで整形。


2 発泡素材の穴開け
  元々1.5mmほどの穴が空いているので(わかりやすいよう赤色で着色)、順次ドリルで広げていきます。


  2mm

  3mm

  5mm

  7mm

  10mm

  この様に順次進めれば、ほとんど真っ直ぐに開けられます。(力をかけずにゆっくりと)
  片側からでは貫通できないので、両側からです。
  更に、貫通用ヤスリで穴を広げます。ちょっとやってはロッドにはめてみて、更に広げるを繰り返します。


3 発泡素材の整形
  カッターでいわゆるシガー型に整形します。ヤスリよりも綺麗に仕上がると思います。


4 グリップ、リールシート、ロッドエンド保護ゴムの取付け前


5 リールシートはテープで仮止めし、補修糸で巻き留めます。補修糸の最後は引き込み糸を途中でセットし、引き込みます。補強用に発泡クリアーを塗りました。






6 一晩おいてから、グリップとロッドエンド保護ゴムをはめて、エンド部の完成。
 予定ではグリップは接着剤で固定するつもりでしたが、結構きつめな穴としたので、接着剤なしでも結構強力に固定できています。


7 振出し用のガイドをはめ、最後にトップガイドをグルーで留めて完成です。










ロッドが完成したので、#1相当の4g約4mのヘッドシステムのラインを通して、広場で試投。
ん~。我ながらいい感じです。
そうとなればと、近くの水路にてウェット的釣法で試し釣り。なんと、入魂成功。小畔川が楽しみです。
  ※投稿が逆になってしまいました(^_^;)

 
 ※作るのに要した時間は、実質2時間弱でした。
 ※その1で材料費は、4,140円としましたが、5,7,10mmのドリル 1,494円をこのために購入したので、総計 5,634円となりました。
  ドリルは、押し広げる感じで穿孔するので、くり貫くような本格的木工ドリルではなく、鉄鋼用のような形状が良いと考えました。


 まぁ、「安く、速く、簡単で」は達成できたのではないでしょうか。





9/15小畔川オイカワ釣行

2021-09-15 23:05:56 | FF釣行
  
JETパパさんのお誘いで果たした小畔川デビューに引き続き、オイカワ釣行をしました。
今回は、JETパパさんに加え、美樹プルーンさんもご一緒です。
そして、安速単で作った自作ロッドの本格デビューです。

かほく運動公園近くを6時頃から釣り下ります。
程なく、1匹目をキャッチ。


早朝は皆さん苦戦が続きますが、晴れてきた8時頃から活性が上がってきました。危惧された上流の工事が原因と思われる濁りもありませんでした。


JETパパさんは、仕留めた韋駄天を教材に、興味を持たれた散歩の方に臨時講習会を実施。

 


10時過ぎまで皆さんと楽しい釣行を続け、解散後、駐車位置に戻りながら竿を出し、11時に納竿。
自作ロッドは、お二人から一応及第点をいただき、ひと安心。
ただ、前回の釣行で見させていただいたJETパパさんのフライを参考にフライを巻いてみましたが、JETパパさんは一発で仕留めるものの、私は5分にも満たない確率でしかフッキングに持ち込めず、力量の差があぜんでした。

帰宅途中、ちょっと寄り道し、以前から気になっていた川島町のうどん処篁園さんで、ぶっかけうどんを食しました。
非常においしいうどんでした。また行きたいお店です。

 

  
JETパパさん、美樹プルーンさん、ありがとうございました。
  
  

オイカワロッドを作る その1

2021-09-09 20:37:43 | FFよもやま話
jetpapaさんのお誘いで小畔川にオイカワ釣行後、やはり道具がほしくなり、自作することにしました。

kingfisherさんがHPで紹介されていたことの記憶をたどり、jetpapaさんからお借りした美樹プルーンさんのロッドアクションを思い出して日曜日に材料を購入。
ロッド作りは初めてでどうなるか分からず、投げることができれば良いと考え、安く、早くをコンセプトとしました。

主体のロッドは4本継へら竿の3本分で、ちょっと長めの237cm7フィート9インチです。
後で切断し短くするかもしれないので、極力安いものを探し、タックルベリーで340円でした。「ダイワ 別誂ひりゅう11」のシールがありました。







このロッドを上州屋春日部店に持ち込み、振出し竿用のガイドとトップガイドを試行錯誤しながら選びました。
トップ5-17、2番6-18(磯竿用)、3番8-30(投竿用)、4番12-50、5番12-67  330+187+187+330+330円

その他、グリップ用に発泡素材25mm、リールの取り付け用のリールシート、巻き止め用の補修糸、ほずれ防止のためAM発泡クリヤー(発泡スチロールにも塗れるように)、ロッドエンド保護用にゴム栓、トップガイド接着用のグルー、それを溶かすろうそくを購入しました。
346+1045+154+605+66+110+110円   





計 4,140円の支出

その2 作り方に続く。

8/31小畔川オイカワ初釣行

2021-09-07 21:08:04 | FF釣行
川越水上公園プールでお世話になっているJETパパさんのお誘いで、小畔川にオイカワ釣行をしました。

JETパパさんは、「小畔川通信」というブログで小畔川や渓流釣りについて発信されている達人です。
川越水上公園でやはりお世話になっているKingFisherさんや美樹プルーンさん、故ノーフィッシュさんを通じて、小畔川のオイカワ釣りは承知していたのですが、オイカワまで釣り対象を広げるべきではないと考え、今までお誘いも固辞してきました。
しかし、コロナの緊急事態宣言で越県となる中禅寺湖夏の陣が不可となり、途方に暮れていたところ暖かいお言葉をおかけいただきました。

吉田橋で待ち合わせし、上流に少し歩き、かほく運動公園近くから釣り下ります。
最初にJETパパさんにお願いして釣り方を見させていただきました。


フライはきれいにターンオーバーして狙ったポイント上流に着水、メンディングしながら流していきます。

しばし見させていただいた後、実釣です。初めてということで、道具一切を借用しました。
ロッドは美樹プルーンさん制作の「オイカワプルルン」です。
渓流ロッドから制作されたというこのロッドは、印籠継ぎ、コルクグリップ、リールシートもきちんとしたまるでロッドビルダーが制作したような素晴らしいものです。
ラインは#1ということで、本当に久しぶりの低番手でうまくキャストできません。
その上、小さなフライで、その行方が。
それでも、魚影が濃いのかオイカワが結構の確率で水面を割ってくれるので、水面の様子で合せを入れていきます。


すると10投目ぐらいで、1匹をばらし、更に10投目ぐらいでキャッチ出来ました。12cmほどのオイカワです。


その後、ポイントを教わりながら吉田橋直下まで釣り下って行きます。
途中、興味を持たれた散歩中のご夫婦にJETパパさんご持参の観察ケースで披露。(2021.9.8一部修正)


吉田橋直下では、ウェット釣りで楽しみました。
しかし、いつの間にか泥水に。上流で工事をやっているのでしょうか?
時刻も7時30分となっていたので、本日はここで納竿といたしました。


JETパパさん、なにからなにまで本当にお世話様でした。
また、美樹プルーンさん、今度はご一緒お願いいたします。