フロスマラブー

フライフィッシング好きなおじさんの日記

4/1中禅寺湖釣行

2019-04-02 16:55:40 | FF釣行
今年度の解禁に釣行しました。
解禁日の釣行は久しぶりです。いつものとおり前夜に乗り込み、車中泊し早朝から釣ります。異なるのは、前夜に釣り券を購入でき、5時の解禁時間を守ればいつでもポイントに入ることができます。
何日も前から天気予報とにらめっこし、強い西風が吹くと予想し、解禁当初としては初めて山側に行くことを決めていました。
大島商店で回数券を購入し、歌が浜第一駐車場に向かいますが、トイレが工事中なので、泊は立木駐車場にしました。
3時30分に起床し、用を足して歌が浜第一駐車場に向かいますが満車。
なんとか隣接する第二駐車場に駐車し、6人の集団の後ろを歩いていきます。今日は人が多いので大丈夫と思いますが、クマとの遭遇が怖いのです。
集団はなんか手ぶらだなと思っていましたが、どうも前夜のうちに場所取りしていたようです。解禁日以外の発券は当日の3時からの意味が理解できました。
単独となって先を進むとほどなく、ムジナ窪の手前で空いているポイントがあり、陣取りました。アセガタまで行かないとダメかなと思っていたので助かりました。

5時の花火です。キャストしようとしたら、なんとシューティングラインがこんがらがってしまいました。あれほど準備したのに残念です。(追伸を参照)
なんとかほどいてキャスト開始。なーんもありません。寒いだけです。
隣のルアーマンのグループでは、時々歓声があがります。声からはレインボーが上がっているようです。
9時過ぎまで、カウントやフライを変えていきますが、なーんもありません。
隣のポイントは日が差しているのにこちらは日陰のままで、数日の寒さからこれが原因と考え、場所を移動します。

ムジナ窪の際です。日が差してなんと暖かいことか。届く範囲で計5回ほどライズがあったのですが、その時に左手の親指が攣ってしまったこともあり、結果としてなんーもなし。


さらに八丁出島の付け根に場所替えです。15時までここでもなーんもなしで、戻りながら空いていれば釣ることとします。

砥沢まで来ると、波風が正面からあるものの弱くなっており、これならキャストできると判断し、釣ることとします。葉っぱなどが打ち寄せられ、イイ感じです。
カウントを増していきますがなーんもなし。それではと周りには誰もいないので、浜から30度方向にキャスト。カウント20で引っ張ってきます。
左右を変えての3投目、リトリーブしてきてヘッドの一部が手元に入ったところで、アタリが。
あまり期待していなかったので、ちょっと間が空きましたが、なんとか合わてフッキングできました。走ります。飛びます。明らかにレイクトラウトとは違います。

上がったのは、44のぴんしゃんヒレのレインボー?(釣った時はレインボーと思ったのですが、写真の顔を見ると本マスかサクラのような気がしますが、やっぱりレインボーかなと)


いつもは15時には帰宅するのですが、粘った甲斐がありました。
まだ暗くならず、2匹目のどじょうがいそうな気がして、続けます。
すると数投目、ヘッド全体がトップガイドに入ってしまう寸前にアタリが。先ほどよりトルクがあり、大物です。
近場でのフッキングは、合わせが十分にできていないことがあったり、走りで急角度の変化があったりとバレしやすいので、慎重に寄せる必要があります。さらにそれなりの大物なので結構時間を要しましたが、無事にランディングできました。
ヒレの回復した55のレインボーです。




日暮れまで続けようとしましたが、すぐに根掛かりしてフライをロスしてしまったので、帰路につきました。
大変寒かったけど、終わってみれば大変上出来の釣行でした。

#78番スローインタミ+2.6ipsポリリーダー カウント20
12:00 気温ー2.0℃ 西風8.5m  水位1272.24m



追伸
シューティングヘッドのダブルハンドスペイを始めてからヘッドに接続するシューティングラインは、安さと飛距離から主に磯用8号や30lbのナイロンラインを使用してきました。しかし、中禅寺湖釣行では、こんがらかってしまったラインを解く時間がもったいなく思っていました。
このため、今期から実戦配備すべく、からみずらいコーティングラインの導入に向けて購入してきたラインを3月に川越水上公園で投げ比べしました。
種類は、テムコシャークスキン0.032int、テムコモノコア0.030int、テムコブレーテッドコア0.025int、ケンキューブブレイデットコアEXフローティング・エンボスド0.020int、OPSTナイロンモノフィラレーザーライン30lb です。


結果
距離は、シャークスキンが3m短く19m、それ以外は誤差の範囲でおおよそ22mくらいでした。

ヘッドの飛び方つまりターンの状況は、0.030int以上は自然とターンし、細い方はちょっと工夫が必要です。

続いてラインの捌きしやすは、太い方がよいですが、問題とまでは言えません。ただし、ケンキューブのものはこの日にコーティング剤として使用していたモ社製のシリコン系コート剤と相性が悪いのかキャスト当初はツルツルして大変掴みずらかったです。

最後に肝心のからみずらさ、もしくは絡んだ時の解きしやすさです。
当然ながら太い方がイイ感じですが、モノフィラも含めてそれほどの差は感じませんでした。細いのに意外とよかったのはケンキューブのものでした。なお、ブレーテッドコア0.025intはシリコン系コート剤と相性が悪く、ライン同士でくっつきやすい状態でした。後日、テムコ社リバイタライザーでコートして試投したところ回避しました。
今回の試投では試せなかったのが解禁当初の凍る時の状況です。
結論として、中禅寺湖解禁釣行では従来からのレーザーライン30lbを主戦として、リリーフ用にブレーテッドコア0.025intを配備することに決めました。