natsukoの妊婦日記(natsukoの嫁入り日記)

2007年春結婚し、2008年夏、赤ちゃんが誕生予定です。妊婦生活もろもろ綴っていきます。

異国の訃報

2008-02-23 | あんなことこんなこと
2008.2.23

昨日、美容院に行っていた時にダンナサマから電話。
あちらで大変お世話になってる方が急死したとのこと。
よく彼の口からも聞くお方で、私も昨年の夏にご挨拶していた方。
私たちの結婚式のムービーにも登場するくらい、彼とは親しかった方でした。
ビックリでした。

その時は詳しいことは聞けなかったのですが、あとで電話で聞いたところ
ダンナサマが第一発見者だったようで。
朝待ち合わせの時間に来ないその方をお部屋まで起こしに行ったと。
いくらドアを叩いても応答がなく、ホテルにお願いしたけど開けてもらえず
仕方ないので清掃員の人をつかまえて部屋の鍵を開けてもらったら、
TVつけっぱなしでその方がベットで亡くなられていたと・・・。

一緒に居合わせた現地の方はすぐさまその異様な光景にすべてを悟ったらしいのですが
彼はぐっすり眠ってるとしか思えなかったようで・・・。
すぐホテルのマネージャーに電話し、医師がかけつけ、そして死亡を確認したそうです。
まだ49歳、5人のお子さんを持つお父様。早すぎる死です。

ダンナサマは相当ショックを受けており、いまだに信じられない様子。
昨日の夜「じゃあまた明日」って別れて、翌朝こんな再会をするなんて。
すぐに私のことを思い浮かべたと。こんな風に私を残して逝けないと・・・。

私も最初の電話を切った後、彼がこんな風にいきなり逝ってしまったら・・・と思うと
涙が止まらなくて。美容院の帰り道、ポロポロ泣けてきました。
私より後に逝ってとは言わないけど、先立たれることがどれだけ辛いかは父の死で
経験済みなので私より先でいい。私の死を悲しまずに先に逝ってくれてかまわない。
ただし、1日だけ先に逝ってくれれば・・・。
「絶対に急に私と赤ちゃんの前からいなくならないでね」とメールしたら
「 Don't Worry !! I'm always with you.」と。またポロポロ。

これは誰にでも起こりえる話。
そんな中、離ればなれにいる私たち。
今すぐにでも会いたいのに、帰国は恐らく延期になりそうな気配。
不安で不安でたまらなかったけど、電話で泣きながら話し、少し落ち着きました。
健康で仲良く、最後まで添い遂げよう。そんな風に心に誓った朝でした。

今日はお葬式だそうです。
普通に考えたら絶対に最後のお別れをできない状況の彼が、最後のお別れができる、
それがせめてもの救いのような気がします。
今回のことはとっても辛かったけど、きちんとお別れする機会ができたのだから。
私の分までお祈りしてきてね、と伝えました。

私も遠く日本からラウイさんのご冥福をお祈りいたします・・・。


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10 コメント

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Unknown (もも)
2008-02-23 14:32:34
旦那様が親しくなさっていた方のご逝去
心からお悔やみ申し上げます。
わたしも小学生の頃に一度母が交通事故で重体になり、
危険な状態がかなり長く続いたことがありました。
そのときの衝撃、寂しさ、恐ろしさは一生忘れられません。
なので、短気で怒りっぽいわたしですが、
夫と喧嘩をしても決して翌日に持ち越さず、
そのままにして離れたりしないよう心がけています。
今一緒にいられる時間がどんなに貴重な時間か、
過ぎ去ってから思い知ってあれこれ後悔したりしないよう
毎日を大切にしないと、と思います。
でもきっと、万が一のそのときがきたら
悔やみきれないほど悔やむことがあるのでしょうけれども・・・。

natsukoさんは今大切な時期ですから、
あまり悪いことを想像したりしないで、
ご両親とか親しい方と一緒に明るい時間を過ごしながら
旦那様が元気でお帰りになるのを楽しみに
待っていてくださいね。
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☆ももさんへ (natsuko)
2008-02-24 08:50:14
ももさん、お悔やみのお言葉、そして温かいお言葉を
ありがとうございます。

ももさんも幼い頃にお辛い経験されてるのですね。
交通事故も突然襲ってきたことでしょうから、その時の衝撃はまさに彼と同じですね。でも、お母様がご無事で何よりでした。

私もももさんと同じ考えです。
喧嘩は翌朝まで持ち越さない、これ本当に大切ですよね。
我が家は喧嘩は大抵夜なので、その日中に解決するのは大変ですが
私がしつこくしつこくその日のうちに終わらせるようにしてます。
最後の言葉が喧嘩、って後悔してもしきれないですもんね。

ももさんおっしゃる通り、今は大切な時期なので悪いことは考えず
彼の帰国を楽しみに待ってみます。


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お悔やみ申し上げます。 (majanami)
2008-02-24 11:35:41
旦那様、大変でしたね・・
そしてnatsukoさんも・・・・。

natsukoさんの文章を読んでいたら
私も泣きそうになってしまいました。

旦那様にもしものことがあったら・・
たまーにそんなことを考えて、一人不安になることがあります。

健康に二人で歳をとっていくって
幸せなことですよね。
単純なことだけど、つくづくそう感じてしまいます。

旦那様、帰国が延期になるそうですが
きっと心労も相当なものですよね・・。
帰国されたら、二人でゆっくり過ごしてくださいね。
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☆majanamiさんへ (natsuko)
2008-02-24 12:09:44
majanamiさん、お悔やみのお言葉、そして温かいお言葉を
ありがとうございます☆

ごめんなさい、妊婦さんにはあまりよろしくない話題で。
でもこういうことに触れながら、夫婦としての絆も深まっていくのも事実かな~と感じています。

健康な体って本当に財産ですよね。
ふたりが健康に年をとっていけたら本当に幸せですね♪

今はまだ帰国日が決まらないなんとも宙ぶらりん状態です。
帰国したらのんびりのんびり過ごしますね。
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Unknown (まっく)
2008-02-24 14:17:07
natsukoさん、
大変残念なことがおこってしまったのですね。
お悔やみ申し上げます。

今、わたしの周り(会社でお世話になっている先輩方)のご家族が何人か立て続けになくなっていて
すごくショックを受けています。

ふつうにお休みなさいを言ったのに
翌朝起きてこなかった、とか聞くだけで
心が痛いです。

natsukoさんはお辛い経験されているんですね。
ほんとつらいですよね。
毎日一緒に居るのが、会話をかわすのが当たり前と思わず
日々の暮らしを大事にしながら生きて生きたいですね。

natsukoさんは大事な時期なので
あまりわるいことばかり考えず
きもちを穏やかに
毎日を過ごしてくださいね。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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☆まっくさんへ (natsuko)
2008-02-24 19:41:37
まっくさん、お悔やみのお言葉、そして温かいお言葉を
ありがとうございます。

実は今日も突然の訃報が入り、ショックを受けました。
まっくさんのお近くの方も立て続けとは、寒いからでしょうか?
心からお悔やみ申し上げます。

ホントに毎日の普通の朝は、普通ではない、幸せなことなんですね。
当たり前のことなんて何一つないのでしょうね。

お腹の赤ちゃんにも通じてしまうから気をつけないとですね。
今日はこの強風で家に籠ってたので、早く会社行きたい気分です。
気持ち穏やかに残りのひとり暮らし頑張りますね。


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Unknown (Sammy)
2008-02-25 10:29:34
突然のことで、大変でしたね。

ご主人にとってはとても辛く、思いがけない出来事だったと思いますが、ラウイさんにとっては、第一発見者がご主人であり、また、最後のお別れまでいてくださるというのは、(せめてもの)お幸せなことだったのでは、と思いました。

ご主人がnatsukoさんにすぐに連絡を取りたかった気持ち、natsukoさんの感じた不安、わかるような気がします。
普通に、一緒に時間を過ごしていけることって、なんて幸せなんだろうと、私も感じています。

ラウイさんのご冥福と、ご家族の悲しみが早く癒えますことをお祈りしています。
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Unknown (MARU)
2008-02-25 18:40:12
ラウイさんのご冥福、心よりお祈り申し上げます。

ナツコさん大丈夫ですか?
皆さんも書かれていますが、お腹の赤ちゃんのためにも、あまり気を落とさずに・・・。

「死」というのは誰にでもいつでも起こりうる可能性があると分かってはいても、
あまりそんな事身近には考えたくないですよね。
ラウイさんの残されたお子様もとっても気の毒です。

旦那さんに対しても、ずっと生きててくれる!
とは思わないようにしています。
そのタイミングがいつであれ、人は必ず後悔するものだと何かで読みましたが、
ケンカしたままとかそういうのは嫌ですものね。

なんだか支離滅裂な文になってしまいましたが、
お悔やみ申し上げます。
旦那さんの支えになってあげてくださいね。
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☆Sammyさんへ (natsuko)
2008-02-25 20:31:49
Sammyさん、お悔やみのお言葉、そして温かいお言葉を
ありがとうございます。

思いがけず悲しい出来事でしたが、何かしらの幸せがあったはずですね。
彼はラウイさんのお父様のご不幸にも出張中で立ち会ってる、という不思議な巡り合わせを持ってるんです。

今回のことでふたりの気持ちは本当に一緒でした。
何でもない毎日がどれだけ幸せか思い知ったような気がします。
ラウイさんが残してくれたメッセージを忘れずにこれからもふたりで歩いて行きたいと思いました。

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☆MARUさんへ (natsuko)
2008-02-25 20:40:47
MARUさん、お悔やみのお言葉、そして温かいお言葉をありがとうございます。

昨日は私も別の不幸があったりで、かなり落ち込んでしまい
お腹の赤ちゃんも静かでよろしくない1日を過ごしました。
でももう大丈夫です。

死は、本当に誰にでもいつ訪れるかわからないことなんですよね。
一応の覚悟ができるもの、突然やってくるもの、それも様々で。
いつだって後悔はつきまといますが、喧嘩のまま、これだけは絶対に絶対に避けなければ、と強く思いますね。
健康で仲良く暮らすことが一番幸せなんだな~と思いました。

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