旅の途中で

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最近読んだ本

2013年07月04日 21時32分13秒 | 
 古典部シリーズ 米澤穂信 著

最近はまっている米澤さんの作品です。
「古典部シリーズ」という通り、とある高校の「古典部」所属の個性的な面々が、学校生活の中で起きるちょっとした謎に挑んでいく物語をシリーズ化しています。

多分今のところ文庫化されているのは

「氷菓」
「愚者のエンドロール」
「クドリャフカの順番」
「遠まわりする雛」
「ふたりの距離の概算」

の5冊だと思います。

主人公は、折木君という男子学生なんですが、これが「やらなくていいことはやらない」を貫く省エネ男子。
古典部も入る気はなかったのに成り行きで入ってしまい、入ったら入ったで何もせずに本を読んでいるだけというヤツ。

ただ、謎解きの才能がすごいため、省エネしたいのに何かとトラブルに巻き込まれていくのが面白いです。
他のメンバーもみんな、超個性的で可愛いヤツらなので、すぐ感情移入できました。

あくまでのんきな学生達の物語なので、殺人や傷害といった物騒な事は起こりませんが、普通なら見逃してしまうような小さなヒントから、見事な推理をしていく折木君の名探偵っぷりにハマります!

これからもまだ続いていくのかな?ぜひ続きを読みたいです。

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米澤さんといえば、7月中旬に「折れた竜骨」が文庫化されるんですよね~。
これも楽しみだな~





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