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ライブハウス マロンパラダイスの解体純書

大阪から福井へ戻り1ヶ月だけ手伝うつもりがいつのまにかオーナーに。気付けば13年経ったライブハウス、通称「マロパラ」。

深紅の薔薇の思い出

2009年09月18日 01時14分40秒 | 音楽
深紅の薔薇で思い出した。
私は学生の時、外国人にはたいそうモテた。外国語大学だったのでどこの国の方かわからない学生がたくさんいました。私は英語がそれほど得手でなかったのでおしとやかさが一層ひきたてられて、たまにオゥ、リアリ~~??なんてフェアリーのようにささやくと、日本に来たばかりの外国人でも「奥ゆかしい」という日本語を理解するのです。
ある日のお昼、私がバスから降りるとシンガポールから来たウィルソン君が校門で私を待ってくれていて、背広から鳩を…じゃなくて、背中から両手いっぱいの薔薇の花束をfor youといって差し出した。そして律儀にも階段にハンカチをひいてくれて私を座らせ、読んだラブレターの最後に、
To Junko...
A rose by any other name would smell as sweet
シェイクスピアのロミオとジュリエットからの引用で、薔薇はもし薔薇という名前でなくても甘い香りがするという訳で、名前や身分がなんだろうが本質の美しさはかわらないよ、みたいな意味のことを言いました。うまく言えない気持ちをこんなお洒落な言葉で聞かせてくれるなんて素直にカッコいいなと思った。
日本人と外国人とか、あの人とその人とか、人と比べてちょっとばかし魅力があったとかなかったという話には全く意味がないけど、それでもため息がでるような外国の魅力って何なんやろ。店を始めて今までの間にパスポートもきれてどこにもいってないのもあるけど、行きたい。いつかニューヨークに行こうと25年ほど思い続けています。26歳の時に、30歳までに確立したものを作ること、その為には無駄なものを削ぎ落としていかなくては、と決意した。それからどんどんどんどんのしかかるものが増えて矛盾が増えた。あれ?なんか話が戻らなくなっちゃったや。日本にいると、人とは仲良くしなくてはいけないっていう大前提があって、その前提がないと言葉通りに村八分になってしまうのがよくわかる。あれ?益々戻らない。
思い出したのは、実はそろそろ店が丸7年経って8年目に突入したんじゃないかということでした(きっちりしたオープンの日を誰も覚えてないからいつもあやふや)。それでちょっと感傷的になってしまったのです。

自分の昔の話というのは、思い出話の域を超えず教訓にもならないので意味のあることではないと思っていました。それでもキラキラしたいい思い出というのは奮い立たせるのには有効だなと思いました。気付くのが遅い。人の話は知らない事ばかりなので聞くのは好きです。のみ屋さんを続けてて思った事ですが、人の話というのは「過去の話」と「未来の話」と「現在の話」に分けるとすると、けっこうこれが人によって偏るものです。役に立ちそうでたたないことへのそういう偏った嗅覚が効くようになるものなのかしら。

あっまた飲みやと言ってしまったけど本業はライブハウスです。
http://www.maronparadise.jp/
その中のその飲みや部門の話でした。

祝!LIVELINE001

2009年08月29日 03時31分43秒 | 音楽
北陸の音楽関係の情報をまとめたいと思い始めてはや2年。ポータルサイトを立ち上げようにも丁寧な性格が時間を取りすぎちゃった。選挙の影響か、お客さんがたこ焼き屋さんに完全に負けてしまっているのでチラシをつくってたらこんなのができちゃった。おおーつくりたかったのはコレコレ!手始めにはいい出来だと思います。
皆さんライブの応援よろしくお願いしますね!!!


マロパラ写真集

2009年08月13日 23時58分33秒 | 音楽
写真がけっこうたまってきてるのでここらでランダムにご紹介していきまーす。
去年2008年8月に歌謡ロックバンドsailing(セーリング)。今年は京セラドームなど進出を聞いて興奮。

この美少女は、るりさん。あがた森魚さんとかとステージするなどインパクトあったです。


関係ないけど青森のねぶた祭りにて10年前20歳の時、カーネルサンダースさんとツーショット。おじさんだけ年とらないのね。


これは布川俊樹 Jungle Trio。ぬのさん圧巻。そして美しいドラムに初めてのハモンドB3。レズリーまわって素晴らしかった。


いづれ続きます・・・

【競輪】金が成るなるジャンが鳴る~♪

2009年07月26日 22時50分54秒 | 音楽
おー1日に二つもトピックアップ♪一個前も観てね!

今日は久しぶりに福井競輪へGO!GO~!かれこれ3、4年応援してる選手がいるのでその方が福井で走る時は観に行きます。今日はなんだかイケそうな気がしたので、車券を買おうと思ったけど迷ってたらドンクサ、間に合わなかった。結果、やっぱり私の家系はギャンブルに一切向いてないセンスゼロをまた痛感した。私と賭け事したらみんな絶対勝てます。
私が福井にいたころは全然分からなかったけど、春江は自転車が盛んなのかしらと思う事があります。店のオープン時から自転車関係の方によくしてもらったりとご縁が多いのです。

そんなこんなで、近々8月5日(水)久しぶりにマロパラ平日営業します!!オープンは熊本から「仲山桂」さん、現役競輪選手によるライブです。この方、成績もいいし歌もメチャクチャいいし、なんといっても(肥後もっこす??)人柄が大っ好き。しかもかなりのデザイナーでもあります。歌がどれくらいいいかというと、桂さんが歌ってたらボーカリストの「葛城ユキ」さんが「その歌あたしにも歌わせて!」て。その歌が「ファイトマネー」。
当日はギター弾語り。堪能して下さい。

オープニングアクトには最近知名度グングン上げてる「塩酸弾」。
8月5日(水)19:00 open 19:30 start。2000円(1000円分の飲食付き)チケット制。


【ジャズ】大隅寿男トリオ+平賀マリカ

2009年07月26日 21時54分36秒 | 音楽
先週は私の友人の主催するイベントのお手伝い。お礼がちょとおそくなっちゃったけど・・7月20日(月・祝)来て下さった方、ご協力くださった方ほんとにありがとうございました。
あわら市文化会館、場所が悪いとはいうものの、マロパラだってとても場所が良いとは言えないし、よしとしよう。
当日の音響は、今のマロパラの音の歴史を作ってくれた若く実力のある内田氏が東京から。彼は今はバンプオブチキンのツアーオペまで行ってるような人です。音がどれも際立ってて実によかった。
オープニングアクトにはあわら中学校の吹奏楽のメンバーがステージを見せてくれて、場が一気に一体感につつまれました。トリオのステージは、CDで聴いてたのとこれほど違うかというくらいライブ感。生は違うってほんとにこういうことなの。

半年がかりのイベントで、なかなか大変なことも多かったが、当日はスタッフで参加させてもらって結果的にはとても楽しかったな。だからイベントってやめられないんやろう。イベントは覚悟と信念がないと絶対にできない。それと、協力者も絶対。私も今後、何かをやると決めて方向性を確定したら、次はまずできるだけ多くの人に協力をお願いするようにしようと思う。


今度、マロパラで8月9日(日)これまた若手でかなりの実力者「浜村昌子トリオ」が来ます。ピアノ、ベース、ギターのトリオ。そして8月30日には若手で期待大の「岩佐トリオ」。ギター、ベース、ドラムとゲストボーカル「まみ」と「なり」。革新的なステージをいつも見せてくれるのでみなさん両日ともみものみもの。
じゃあ、また!

■8月9日(日)浜村昌子トリオ18:30 open 19:30 start 2500円1ドリンク付。
■8月30日(土)岩佐トリオ 19:00 open 19:30 start 2000円(1000円分の飲食付き)チケット制。


【クラシック】ハープと皆既日食

2009年07月24日 01時50分39秒 | 音楽
先週から過激な激務で気がついたら一週間が経っていた。
昨日はジュディ・ローマンという世界のトップのハーピスとのリサイタルに青山ハープへ。
青山ハープ株式会社という会社、福井市の松岡にありますが
日本で唯一、世界でも珍しいハープ専門の製造会社です。
確か世界のハープの65%をここで作ってるとか。
ココはコンサートホールもあるところで定期的に演奏会を開いてるんですと。
ソロのハープなんて初めて聴きましたがなんっっってきれいなの。
100人くらいの小さい会場なので寝たらどうしようかと思ったけどちょっと興奮した。

バッハやファリャ、スカルラッティなど超古典から
弦を木でこすったり、金属でこすって共鳴音を出したりする現代的なのや、
とても面白かった。
ハープの事はよくわからんのですが、鍵盤楽器の音楽を演奏したりするのも正当派なのかしらね。
ハープの為の曲ばかりかと思ってたからそれも魅力的でした。
アンコールに、ドビュッシーの「月の光」が出た。
昨日は皆既日食やったからかな。ドビュッシーも好きやし粋な選曲で嬉しかった。

この写真が今回の楽器。
桜がちりばめてあるの。楽器の名前は「プリンセス サクラ」かわいいい~~~~。
やっぱりどの場所をとるか、聴く場所はほんとに大事。
店のことも考えると、スタンディング形式で聴いてもらうことは
今後もきっとないやろうなと思います。
ステージの大きさと客席の大きさがベストとはいかないけど
これからも適正な空間を目指したい。

【クラシック】トリオ・ショーソン

2009年07月11日 02時56分20秒 | 音楽
「トリオ・ショーソン」、このトリオのことをずっっと書きたかった。
今年5月、金沢であった「ラ・フォル・ジュルネ」という世界的なクラシックの祭典に行ったときの事。
このイベントはなんと世界トップレベルのミュージシャンの演奏が全部1時間以内で、チケットも1500円くらいから3000円くらいなのではしごしまくれる、というもので、フランス発。日本では東京と金沢で開催されるものです。

クラシック同好会の副会長の粋な計らいで、最前列のど真ん中の席をおさえてもらい1mの至近距離でみる演奏、息をのむとはまさしくこのことやと思った。最初から最後まで空いた口が塞がらない。クラシックの本場ってこういうものなのかしらと思った。バイオリン、チェロ、ピアノでオーケストラよりも華やかに繊細に、奏者の息づかいがそのまま演奏になっていたし、楽しそうな表情も、表現や取り囲む空気全て、あまりのまぶしさに私はほんとにクラクラ目眩がしてしまった。この表現を見ずしてクラシックはちょっと、というにはあまりにもったいない。素晴らしいものは数限りなくあるけども、このトリオ・ショーソンは私の人生にとんでもない感銘を与えてくれたユニットです。今年のラ・フォル・ジュルネのテーマは「モーツアルト」だったので曲目はモーツアルトオンリーで、しかも「ショーソン」というのは作曲家ですが、モーツアルトの時代にこのトリオが演奏したら、全く分からないけど異端児だったかもしれない。でも「音楽の再創造」というのがなければクラシックだろうとハードロックだろうと、必ず廃れてしまうのは間違いないはず。

結局今年のLFJでは全部でソロからオーケストラまで9公演見たのですが、トリオショーションのおかげで他にあまり身が入らなかった気がする。来年のテーマはバッハくらいしかないんじゃないかと思うのでこのトリオがみれることはないかもしれない。この日から、コンサートでもなんでも、できるだけ良い席でみる、というのを徹底したいと思うようになった。
とにかくこのトリオショーソンは一瞬で虜になりました。


フィリップ・タレク(ヴァイオリン)
Philippe Talec violon

アントワーヌ・ランドウスキ(チェロ)
Antoine Landowski violoncelle

ボリス・ド・ラロシュランベール(ピアノ)
Boris de Larochelambert piano

【ジャズライブ告知】7月20日(月・祝)大隅寿男トリオ

2009年07月08日 00時56分31秒 | 音楽
昨日はテレビでライブ告知のお手伝い。
7月20日(月・祝)14時~。あわら市文化会館(旧あわら市観光会館)にて大御所ジャズドラマーのコンサートあります。
ドラムにあわら市出身の大隅寿男、ピアノに若手イケメンピアニストのハクエイキム、ベースに生沼邦夫、ゲストボーカルに平賀マリカ。越前鉄道で来ると交通費が出ます。チケットは込み込みで前売り4000円!超お得。チケットはマロンに30枚ありますのでよかったらご協力お願いしたい~~~。
去年、大隅寿男さんみましたがほんとに第一線でずっと活躍してきた人、というステージでした。美しいスタンダードがメインでした。今年は音楽生活40周年のCD発売記念。ベンチャーズナンバーの「ウォークドントラン」というからまた面白い。

ベンチャーズといえば、先日オリジナルメンバーで初代リードギターでずっとベースしてたボブボーグルが亡くなったばかり。あまりニュースにならなかったけど今となってはマイケルジャクソンと並んで驚いたおくやみでした。
そんなこんなで大隅寿男トリオ、皆さん是非見に来てください。チケットはマロパラでどうぞ~~~~。

【クラシック】スペイン ビルバオ交響楽団

2009年07月06日 00時01分48秒 | 音楽
今日はハーモニーホールにてスペイン ビルバオ交響楽団。
ギターに荘村清志さん、指揮にファンホ・メナ。荘村さん言うに、背中で表情が見れる指揮者ということでした。確かに。
アンコールはいつも一番楽しみな演目。よくあることやけど、今日もアンコールが一番よかったな。
総勢70人くらい出てたと思う。さすが大ホールでチケットも高い。今までみたオーケストラで一番人数が多かった。アランフェス協奏曲の荘村さんのギターと、南紫音という美人バイオリニストの他はオール外国人やし、パーカッションだけでも5人以上いたから、やっぱりステージとして立体的でした。「三角帽子」とかバレエの曲が2曲ほどあったけど、360度いろんなとこから木々の音が聞こえるように、まるで物語の中にいるような感。

バイオリン、いいなあ。平日会社に行く途中の田舎町の崩れかけた家に「ピアノ・バイオリン教室」と戦時中かと思うような看板があるのがいつも気になってる。聴くのはピアノとチェロが好きやけど、バイオリンはきっと習ってみたい楽器の常にナンバーワンです。その前にいつかグランドピアノ、絶対買いたい。めっちゃ働くぞ。

サマソニの応援!~へきれき~

2009年07月05日 00時37分34秒 | 音楽
今年に入って2度も来てくれた「へきれき」の小竹(おだけ)さんというミュージシャン。サマーソニック2009にエントリーしてるのです。投票で200組以内に入れば次に進め、今現在255位。う~~~~~~んとっっっっても微妙な位置!!!今日と明日で決まります。一日一回投票できるのでポチッとな。下に当人からの応援くださいメッセージ載せますので見てほしいのと、下のリンクから投票できるので、このページを見てくれたご縁というカタチでリンクにとんで投票下さったら嬉しいなと思います。
良い表現者というのはテレビで見てるからいいのではなく、身近な人を幸せにして広がって行くものだと思います。つまり「知合いの知合い」というのが一番重要。だから、皆さんにもお願い。



こんばんは。今日は、ライブのお誘いではなくお願いで連絡しました。僕のやっているバンド『へきれき』が凄い事になってきております…。
サマソニにエントリーしたのです!大舞台の夢が叶いそうな今日この頃、ぜひご協力して頂きたいのです。みんなの投票によって、出演の可能性が強まるのです1日1回投票できます。パソコンでも携帯でも

へきれきのエントリーページはこちら→

(PC) http://emeets.jp/pc/artist/2445.html

(mobile) http://emeets.jp/mobile/artist/2445.html
もし上のモバイルでダメな方は
コチラを試してみて下さい。
http://emeets.jp/mobile/artist/2445_sb.html

現在、1448票で255位です。200位に入れば一次予選通過になります。みんなの力をお借りしたいそして、なんとしても出場して、いい歌歌ってやります笑。もう1つお知らせなんですがなんとこのサマソニエントリーで「セカイイチ」の岩崎氏と
元ジュンスカの寺岡氏にへきれきがコメントを頂きました! 夢にまた一歩、近づいているわけなんです。皆さん、どうかご協力お願いします…月曜日18:00まで毎日。
おだけ

サマーソニック2009
http://www.summersonic.com/

エントリーエントリーココから(PC用)エントリーココから(モバイル用)サマーソニック2009

【イベント】アソーテッドビスケッツ&夏のイベント

2009年06月28日 23時24分35秒 | 音楽
6月27日(土)出演アソーテッドビスケッツ。
そういえば前回の出演は、私が店の営業を週末だけに変える直前でした。一生懸命さが伝わるバンドです。
私が書くより分かりやすいブログ発見。
ステージは聴いてもらって観てもらってうまくなるし、
終わった後にまわりに意見を聞くのもとても大事です。
そして、初めて私もマロンパラダイスのアンケート
というものをつくろうと思いつつはや1ヶ月が経っています。
アンケートってつくるの意外と難しいものですね。

昨日は人とよくつながった。
私の中学・高校時代の同級生がご友人と、
3年ぶりにきてくれたお客さんがふらっと。
そしたらなんと一人の共通の友人と親密につながってて、
面白い話に発展した。頭のいい人ってほんとにたくさんいるものね。


さて、夏のイベントたくさんあります。
★7月19日の南越前町 一ノ瀬山荘が熱い!
ハロハロサマーフェスティバル2009

音楽・アート・エコの融合とサブカルチャーの発信!
空・山・星に囲まれ芝生の上でPEACEな一体空間!
とあります。4年間続けるイベントってすごいです。
マロンパラダイスも協賛します。
ハロハロサマーフェスティバル 2009

【クラシック】アレクサンダーガブリリュク超ブラボー

2009年06月26日 01時10分18秒 | 音楽
この人は3ヶ月前からチケットを予約していたくらい、今日まで待ちに待ったピアニスト。
アレクサンダーガブリリュク、名前もスゴイ。ウクライナの26歳。ホロヴィッツの再来か、と言われても思わずぷぷっとわらっちゃうかも知れないけどほんとすごいったらすごかった。手が早すぎて残像になってるし、止まってるようにも見える。ピアノの蓋の裏に写る手がまたセクシー過ぎる~。
今年は週に1、2回ハーモニーホールへ観に行って毎回心から満足して帰るけども、終わった瞬間「ブラボー!」とスタンディングがあったのは数少ない。今日はまさにそんなブラボーでした。ベートーベンピアノソナタから始まり、リストにビゼー、ストラビンスキーと度が過ぎた超絶技巧で拍手も鳴り止まず、アンコールも3回応えて・・空いた口が塞がらない。
でも、ほんとは超絶技巧がすごいんじゃなくてイメージや表現や元のところがすごいのね。
ホロヴィッツが「演奏とは主観的な再想像だ」と言ったという。
数百年前の音楽をひたすらコピーし続けてるわけない。

やっぱり育ちの良さそうな出で立ちをしていました。

やっぱりベートーベンもリストもグランドピアノで作曲してるんやな。

【クラシック】ヘンデルとバッハテレマン室内オーケストラ

2009年06月24日 01時36分43秒 | 音楽
今日はいいもの見ちゃったなあ。
「ヘンデル没後250周年記念」でヘンデルとバッハのコンサート。テレマン室内オーケストラだったのでアンコールでテレマンも。初めてチェンバロを観たけど、まさしく弦でした。没後250周年記念の「周年記念」て変やけど。ハーモニーホールは素晴らしいチェンバロを持ってるの知らなかった。

「ブランデンブルグ協奏曲第5番」というのが特に好きになって、プログラムにはバッハのチェンバロに対する探究心云々かんぬん・・感じさせられる、とありましたが、私みたいな素人でも分かるくらいの情熱的な曲でした。やっぱりバイオリンとチェロがはいった協奏曲、好き。延原武春さんという指揮で、解説もまた面白かったな。


昨日、うちで開店のときからお世話になってる柿木ピアノ調律事務所の調律の方にメンテしてもらってて、その後その方が今年からオープンしてるというピアノの倉庫にお邪魔した。なんとピアノが12台あった。福井市森田の倉庫に!
グランドピアノが2台。カワイのグランド50万円の方は、ピアニストが弾いても文句でないような代物で、もう一台の写真のほう・・あらら今メーカーど忘れしちゃった。中身はカワイで外国の・・P..P..忘れた。一音弾いたら、うおっ!となったくらい、前の持ち主の繊細で丁寧な扱いがわかるピアノで、多くの部品が特注で外国の音がした。破格値で90万。
他にアップライトも24万から145万まで全部触って来た~。145万のピアノはもう見た目にも「あなたあたしのこと触る気なのね」といわんばかりのオーラがバリバリ。深いよ~~~ぅ。泣けてくる。
調律師の柿木さんも、「これがピアノなんですよ」と言いました。バッハもヘンデルもチェンバロやオルガンで作曲してきたので、本来その楽器でないと作曲家の意図がちゃんと伝わったとは言えない。グランドピアノとアップライトピアノもまた別の楽器だということでしょうかね。上をみたらきりがないし、自分の腕と折り合いをつけなくては、と思うけどグランドピアノ欲しい欲しい欲しい。こんなにモノが欲しくなったのは初めてかもしれない。もし結婚相手がいて指輪見に行こうと言われたら間違いなくグランドピアノにして、と言うわ。一生大事にします、て。
物欲ってこんな気持ちだったのね。

ピアノを買おうか迷ってる方、買う気はないけどたくさん弾き比べてみたい方、ただ見てみたい方、
森田の倉庫まで見に行きましょう。ついて行ってまた触りたい。

ちなみに「柿木ピアノ調律事務所」の柿木さんは痒いところに手が届く、ほんとに腕のいい調律師でおススメします。
個人なので少し安いし。↓ピアノ写真あります
柿木ピアノ調律事務所

【イベント】結婚パーティ

2009年06月21日 03時01分22秒 | 音楽
祈祷師のようにみえるこの写真、怪しいね~。
今日は通常ライブを思わせつつ実は結婚パーティライブ。
人の仕合せな瞬間に立ち会えるのは実に幸せです。

この方「山内改行」さんという若手書道家。
「福井青春物語」の映画監督もされたのでご存知の方も多いはず。
書道家として、今日のお題は「お祝い」。
出た文字は「男」。
茶髪なのに黒髪になっちゃった。髪が筆です。

結婚式やお祭り、各地でのイベントにお呼びするなんて粋だと思いますわ。
ご用命は「山内改行」で検索するか、私にお声かけてくださいね。

そいでもってもう一枚は、マロパラのHPトップのフラッシュ部分のモデルをつとめてくださった
ミスターリーゼントの夏バージョン。相変わらず気合いはいってる~。
街で見かけたら声をかけてさしあげてください。

リハーサルからドキドキしっぱなしの一日でした。
ふ~、寝よう。

じゃあ皆さんまた明日まで、御機嫌よう!