わたしが自分の目で見つめる向こう側。
いざ行かん。
この子の瞳のように。
今、半分くらいの高さまでできているスカイツリー。
道端から見るのとは違って、あるビルの上からの景色はこんな感じ。
下町の背の低い建物、そこに空をも突き抜けそうにそびえ立つスカイツリー。
やっぱり目を引きます。
いつも見るのは電車の窓からだから歩いてみました。
建設現場の目の前まで歩くと、平日の昼なのに結構見物人がいる。
そこでひときわ目を引く3人に出会った。
作業着姿の3人。
私がこの3人に目を奪われてから話しかけるまで15分間ほど、
ずっと、ずーーーっと見上げているのだ。
近くの工場の人にしては「しみじみと」「深々と」見つめるまなざしだなぁと少し違和感を感じていた私。
そんな3人を写真に撮りたくて話を聞いたときに、その違和感が何なのか分かった。
この3人の男性は、スカイツリーに使われている鉄塔を造っている人たちだったのだ。
福岡の工場から東京に運ばれてきた鉄塔。
それを組みあがっているものを今日この場ではじめてみたという3人。
自分たちが作ったものが
こんな風に組まれていっているんだと、しみじみと感動していたと言っていた。
なんかねぇ、もうね、いい顔していたんです。
素敵な3人と話できてよかったー。
まだまだ半分のスカイツリーはこんな感じ。
東京タワーとは全く別物の印象。
かっこいい感じですね。
見た目もそうですが、完成への男たちの熱い気持ちが伝わってきてパワーをもらっちゃいました。
また来月辺りに行ってみようかな。
もうちょっと伸びてるんだろうな(笑)
安全に完成してもらいたいですね。