財政健全化法

朝から、掃除と衣装類の整理をする。いきなり涼しくなり、冬物を引っ張りだして着ている新屋さん。５日間も留守にしていたので仕方ないとはいえ、男性人は、なぜ、片付けながらしてくれないのか(ーー;)ポイポイ服をあちこちに置いていたらわからなくなるだろうに・・・衣装ケースを引っ張りだしてきて、夏物を片付ける。必ず、衣装ケースには、名前と衣装の種類を書き、ポストイットをつけておく。「2007年　茂　夏　パジャマ・半ズボン」というように・・・

こころに行き、こちらも書類整理。山田知事の講演内容～滋賀県の研修の内容のレポート作成。府内市町村の地方交付税、実質的な一般財源、義務的経費、扶助費、経常収支比率、基金残高、地方債残高、人口ひとりあたり地方債残高、財政力指数、各市町村の実質公債比率等のグラフ（これは、資料がなくデジカメで撮影していた）「新しい地方公共団体の再生法制」についてなど。わかりやすい表を発見！舞鶴市の広報紙より

「財政健全化法」が成立し、平成２０年度から導入されます。新たに連結実質赤字比率、将来負担比率が加わります。これを見るとあたり前のことですよね。今までがおかしかったのでしょう。２９日から視察に行く、大分県臼杵市は、赤字の状態がひどくいち早く「発声主義・複式簿記」の考え方を採り入れたのです。さてさてここで、議会の役割が重要ですね。勿論市民の皆さまもです。フロー（一会計期間の取引高）＆ストック（ある一時点の財産残高）です。

平成１７年度の決算からの綾部市の実質公債比率は、京都府内では、笠置町：23.2%　南山城村：22.6%　精華町：22.3%　綾部市：20.7%　和束町：20.5%　京丹波町：19.6%　宮津市：18.7%　山城町：18.6% 。先日京都新聞に掲載された（９月７日付け）２００６年度を含む過去３年間の決算に基づいたのものは、綾部市22.8%で、18年度では、22.2%です。これは、やはり、下水道関連、住宅工業団地の会計が響いているのです。住宅工業団地は、まだ売れるので可能性はあるのですが、これがなければ、17%です。住工の借入金返済が完了する21年度頃をピークに比率は低下する予定です。※18年度決算内容は、12日から議会で審査します。

地域に応じた３つの処方箋とされ、中北部は、「限界集落対策」、「産業基盤の確立」、「医療福祉の集約化」と重点と言われました。綾部市の「水源の里」への取組はいち早くなされたもので全国的にも先進的な取組です。四方市長は本当に凄いです。

今でも鮮明に覚えています。自分の選挙で街宣をされた時、大雪の状況を見られました。お昼ごはんを一緒に食べていると「凄い雪やった、なんとかせなあかん！」と言われたのでした。私もその前に見に行ってましたので、「移住をしてもらったほうがよいのでは・・・」と言いました。「そうはいかん、なんとか考えよう！」とおにぎりを食べながら話したのでした。

行政改革では、「総人権費改革」「公共サービス改革」「地方公会計改革」をあげられました。府内市町村の職員数、各市町村別の職員数の推移、ラスパイレス指数も説明されました。

【市町村と府の税務共同化】平成19年度の税務共同化の取組として、府内25市町村等と京都府による共同滞納整理を8月から実施されます。25市町村（京都市除く。）、１滞納整理組合及び京都府が相互に併任発令（計81名）をして、チームを組んで、これだけの規模での共同滞納整理の取組は、全国で初めてです。詳しくは、http://www.pref.kyoto.jp/zeimu/1179968349081.html

【地域力再生プロジェクト】地域に暮らす方々が、暮らしやすい魅力的な地域にすべく、 自分たちで考えて行動する「地域力再生活動」を応援する事業の説明です。http://www.pref.kyoto.jp/chiikiryoku/1181010434252.html

【夕張問題】一時借入金2006年度の実質的な資金不足額、再建計画期間に解消する赤字額、税収、標準財政規模2006年を説明され、平成16年度の歳入予算の状況で、一般会計の3月補正予算と税・交付税・？（読めない）・諸収入・その他の割合のグラフで、専決後予算の諸収入が大幅に増え、総額１３０億が１９２億になっていることに対して、チェック機能がなかったことを指摘されました(~_~)なぜこのような事が起きたのかを

『無責任な経営』

• 期待先行の地域振興施策
• 護送船団方式（国への過度な依存）
• 不十分な情報公開

『公会計制度の盲点』

『議会の無関心』とまとめたものでした。私は、感動してしまいました。山田知事を改めて知った気分でした。私たち議会人は、このことを反省し2度と同じ繰り返しをしないようにしなければなりません。

午後からは、長女の成人のお祝いの写真撮りに行きました。すっかり娘さんになりました。