市政60周年記念講演。 以下、片山氏の講演内容です。
3％配当。第3セクター。山陰線に久しぶりに乗った。
議会60周年、市の自治が始まった。地方主権、一括法から10年。
国と自治体が対等になった。役割はそれぞれ。基礎的自治体がインフラストラクチャー、住民に一番近い。
日本は、法治国家なので万人が法に従わなければいけない。 制度は出来たがなかなか変わってない。例えば、公務員の定数を減らせ！と国から言われて集中改革プランで、実際減らしている。紙で次官からきた。
自分が知事の時無視した。仕事の量で決めるもの。事務次官の紙切れでやるものではない。通達なんてあり得ない。助言と言ってきた。助言ならどっちでもいい。
国のほうが無駄が多い。助言しましょうか?と言った。
2000年から変わった。総務省、パブロフの犬。条件反射みたいなもの。
行政刷新会議の委員になった。事業仕分けなどもやったが通達を止めましょう。と言っている。
集中改革プランは、もう止めている。
本来なら10年前に変わってなきゃいけない。地方分権か地域主権は、ほとんど一緒。意味は、地域の事は地域に住む住民が決める。 地方自治の本質。
りんげんあせの如し。最高権力者の言った事、言葉を慎重に。
住民が決める。法律に違反しない範囲で。
身近な自治体に仕組みがあるのか？権限移譲が必要。権限が必要。住民の意思で決定。能力、お金も必要。税財源の移譲。
自治体の決定に住民の意志が反映されているか？
東京オリンピックは、住民の意思はどうだったのか？
反映される仕組みづくり。
地域の事は、地域で決めるのはいいがチェック機能があるか？
チェックして正す、自律的なチェック機能があるか？
日本社会は、仲間うちでチェックするのが苦手な風土。例は、夕張市42億、借金は300億あった。七年分。皆さん方は？ 鳥取県は三倍だった。大変だった。八年間で5000億円返した。
夕張市は粉飾するしかなかった。どこに問題？チェック機能がなかった。総務省は、粉飾をしたからと言うが、ダメになったから粉飾した。総務省がお墨付きだった。正規の借金、市長にも職員にもあたりはずれある。バックアップが議会。これもあたりはずれあってもいい。沢山居る。議会の一番の仕事は、自治体の財政破綻を防ぐ。予算と決算と税の決定権。歳出歳入をチェック。財政のバランスチェック。崩れる時もある、急な耐震化など。
夕張市は議会何にもしてない。普通わかるはず。
市議会議員の使命は終わり。失格。黙っていた。
自分の事は自分で守る。けしかけていたのは国。今は、警告。
お役人は、信用してはダメ。地域の事は地域で。
与党も野党もない。親しい間柄だこそ、厳しいチェックを。与党なら身体はってもストップさせる。
国の予算はボロボロ。天下り、事業仕分けみずもれだらだら。なんでこうなった？やっぱりチェックがない。財務省の予算チェック機能がない。国会の承認？予算委員会が機能してない。自治体の関係は、会計検査委員細かく言うが国の事がない。
事業仕分けやってチェック機能がダメな事わかった。
議会で予算の審議して無駄を指摘しているか？必ず無駄はある。鳥取県議会は、予算の減額修正があった。 ほとんど全国的にもない。市長は全部見る事出来ない。議員がやるべき。監査委員制度も機能発揮してない。
決算審査もあれやれこれやれ！になっているのでは
消費税の前にやる事がある。チェック機能を働かして欲しい。
もっとみてもらったほうがいい、とホームページに出した。予算修正は、不信任では？とよく言われた。無傷がいいなら議会要らない。
民主主義は、議会が居る。議会のチェック。是は是、否は否。 絶対必要なものは議論した。
自治体は、二元代表性。アメリカに医療保険なく作る提案に、説得。党でもクロスする。 名古屋市の大騒ぎどう思うか? 議員にはボロクソ。市民には評判がいい。
税の問題。地方自治、来年何をするか？負担を決める、分かち合う。子どもたちの為に、小学校改築、固定資産税あげる…
税率変わらないのがおかしい。仕事増やすなら税金あげる。プロバティタックス。レイト、割合、率。
日本は税が変わらないのが異常。画期的な事。河村さんは問題提起。固定資産税、1・4何の意味もない。
下げたらいいとは言わない。借金を減らすのが先。
神戸市損害賠償。市長は50億円返せ！と言われている。外郭団体が沢山ある。第３セクターに出向が多い。人件費はどんぶり。国が法律で決めた。派遣先が払いなさい。神戸市は、迂回して補助金を入れて人件費払っていた。おかしいとなり44億円、55億円に。
何が問題か?議会がチェック。法律の解釈は自分で、政策法務を強める。
