こんにちは。 春3月になりました。皆さんはお元気でしょうか。
わたし、まだ時差ボケから抜け切れません。
さて、アメリカ東海岸旅行記2回目の今日はニューヨークのお話をしたいと思います。
ニューヨークの冬の気温は低く、マイナス10度くらいにはなると聞いていましたので超厚手のダウ
ンコートを予備に持って行ったのですけど、東京と変わらない暖かさで拍子抜けしてしまいました。
今年は、暖かい日が続いたようです。それにしても誤差が激しいですね。
ご存知のようにニューヨーク市の中心街は、ハドソン川の河口に中洲のように細長く伸びてい
るマンハッタン島にありますので、従って街全体も単純に細長くて地理的には分かり易かったです。
北部の上のほうがアップタウン、真ん中がミッドタウン、南部の海に近いほうがダウンタウンです。
しかも道路が碁盤の目のようにきちんと交差しており、南北に長く走る縦線の道路がアヴェニュー
(番街)、東西に走る短い横線の道路がストリート(丁目)と名付けられています。
番街丁目を辿れば目標も探しやすくロスも少なくてすみました。
ニューヨークのなかでもさらに最も繁華街というのが、中央のミッドタウンです。
まずミッドタウンの、いちばん行き易いロックフェラーセンターに出かけてみました。
↓ 下の画像はロックフェラー・プラザ。映画のシーンなどによく出てくるスポットです。
↑ 万国旗に取り囲まれている半地下はアイススケートリンクになっていました。
金のプロメテウス像が手前に見えています。
クリスマスシーズンになりますと、この像の後ろの旗のあたりに巨大なクリスマスツリーが設置
され、夜は周りのビルの外壁に雪の結晶などのライトが映し出されて辺り一帯は夢の世界に。
大都会の夜の夢・・クリスマスのころに来ればよかった・・
↓ このリンクは夏場はカフェテラスに変身。有名歌手のライブなども行われるそうです。
わたしも今回初めて知ったのですけど、ロックフェラーセンター・ビルというのは一棟のビルを指
すのではなく、石油王ロックフェラーが1930年代にこの辺りに建設した20棟くらいのオフィスビル群
の総称なのだそうですね。
↓ 下は、そのロックフェラーセンターの中心的なGEビル。70階建てです。プラザの前にありました。
古いビルですけど、アールデコ調の装飾が素敵だと思いました。古代と現代が融合したような。
さまざまなデザインのビルディングンを見れるのもニューヨークの魅力の一つかと思います。
↑ 上の画像は、たしかミッドタウンの五番街あたり。ビルの林立で陽当たりが悪いですね。
イエロー・キャブと呼ばれているタクシーが至る所に流れていました。
来年ニューヨークのタクシーはすべて、日本の日産の車に総入れ替えされることになってい
ると聞きました。
今はタクシー会社は違っても色は統一しているようです。そのほうが見つけ易いですね。
ビルの森林の中を黄色い昆虫が走リ回っているようで、イエローキャブは可愛いかったです。
↓ ちなみに、アメリカの横断歩道の信号は左が止まれ、右が進め、です。
日本の信号と較べていかがですか?止まれはこちらのほうがインパクトがあるようですけど。
↓ 下は皆さんご存知の国連ビル。イースト川に面した一番街にあります。加盟国の国旗が
並んでいました。
↓ 国連ビルの敷地にオブジェが設置してありました。
上のピストルは銃反対というメッセージ。下は「球体を持った球体」という題ですけど、核兵器へ
の警告とも見れますね。
↓ 国連ビルの傍のマンションをついでに。
左のギザギザビルが郷ひろみさんが住んでいたマンションで右が松井秀喜さんが住んでい
たマンション。(笑)
マンションといえば、悲しい思い出ですけどジョン・レノンが住んでいた、そしてファンにピストル
で射殺されたというダコタ・ハウスを見に行きました。
↓ セントラルパーク(右)の真ん前でした。古い、ゴシック風の凝った建物です。
下はそのアパートの入口。この入口で射殺されたそうです。↓ 1980年、ジョン・レノンは40歳。
今もオノヨーコさんはここにお住まいになっているそうです。
↓ 向かいのセントラル・パークの中に、ビートルズの歌から取ったのでしょうか、ストロベリー
・フィールズと呼ばれる一角があり、そこにジョン・レノンを偲ぶイマジン碑がありました。
ご存知のようにIMAGINEはジョン・レノンの代表曲です。
タイルモザイクの円形のアート作品(直径2mくらい)を地面にはめ込んでいるモニュメント。
オノヨーコさんがこの場所に企画し依頼したということです。
あれから32年目に入りますけど、今も引きも切らず世界中から人々がここに訪れている
そうです。
この時も中国の若い人たちの一団が次から次へひっきりなしにこのモニュメントの上に立って
記念撮影をしますので、なかなか無人の写真が撮れず、ついにストップをかけて撮らせてもら
いました。
鎖国に近かった中国の若い人たちがセントラル・パークのイマジン碑の傍にいるというのも、
考えてみますと凄い変化で、時間は無駄に流れてはいないのだと感慨深いものがありました。
↓ 下はジョン・レノンの命日12月8日のイマジン碑です。
(Yahoo画像より引用)
ブログの更新が遅れ気味ですが、次回はブロードウェイやタイムズ・スクエアのお話をしたい
と思っています
YouTubeから、ロックフェラーのクリスマスツリーをアップしました。よろしかったらご覧にな
って ください。