こんにちは。
今日は、アメリカ東海岸のボストンで撮ってきた趣味の吊り看板をUPしたいと思います。
今回の旅行では、どの街でも見かけませんでしたが、何故かボストンにはありました!
吊り看板というのはもともとヨーロッパの文化なので、期待はしていなかったのですけど。
いったい吊り看板がある街とない街とはどうやって分かれるのでしょうか・・不思議です。
マサチューセッツ州の州都ボストン市。人口は60万人ほどの都市です。
カナダに近いアメリカ北東部のこのあたりは、ニューイングランド地方といって1620年、
いち早くイギリスからメイフラワー号に乗ってやってきたピューリタン(清教徒)が上陸し
入植した、アメリカの中でも最も歴史の古い地方です。
そしてボストンは、そのニューイングランド地方の中心的な役割を果たした土地でした。
街には赤レンガ造りの古い建物が建ち並び、英国風の重厚な印象を受けました。
イギリスの文化が色濃く定着していて、吊り看板などを好みそうな街の雰囲気でした。
↓下の画像は、ボストンの中でも人気の高い住宅地、ビーコンヒルです。
最もボストンらしいといわれる素敵な街です。
そのビーコンヒルの中にアメリカの女性作家オルコット(1832~1888)の家がありました。
≪若草物語≫の作者です。
子供のころの愛読書でしたので、オルコットの家の前に立てたのが夢のようでした。
三階建て+地下室のメゾネットタイプのマンション、画像中央のドアのお宅。
まだ他人の手には渡っていないそうです。↓
↓下の画像はビーコンヒルで見かけた吊り看板。BEACON HILLと書いてありますね。
↓下はボストンの街で見かけた吊り看板。ブティック、アクセサリーのお店でした。
↓ 下の酒樽も吊り看板です。ワイン、リキュールと書いてありますね。
ボストンの街は、レンガや石畳の道、未だにガスを使っているガス灯などがアンティークな
雰囲気を醸しだしていました。↓
ボストンは、イギリスの過酷な植民地政策に先頭きって反発し、アメリカ独立戦争の発端と
なったボストン茶会事件などいくつかの歴史的に重要な事件の舞台となり、また独立戦争
時の戦闘地にもなっています。
ここに母国イギリスの面影を再現しながらも母国と戦った地でした。
↓下の看板は処方薬を売っている薬局。
ヨーロッパでも、薬局の看板には薬を調合するカップが付いていることが多いようです。
↑ 上は看板の絵と吊り看板が同じデザインで、ちょっと面白いかな、と思いました。
牛の胴体にPRIME(プライム・極上の)と書いてあります。
↓ 下はテニスやスカッシュという球技の用品などを売っているスポーツ用品店。
カジュアルタイプの看板。アメリカの雰囲気が出ていますので、気に入っている写真です。
松坂投手のいるレッドソックスのスタジアムの前を通りましたので、写真を撮りました。
下は、レッドソックスのスタジアム・ストアの吊り看板です。
あちこちにこの赤いソックスの絵が描かれていました。
スタジアムの一角。↓
急いでいましたので、スタジアム全体の写真が撮れませんでしたけど、なんとか・・
次は、ボストンにあるハーバード大学のキャンパスや、学生街にあった吊り看板などを
ご紹介したいと思っています。