装飾吊り看板とザルツブルクの街・その3

2014-03-31 22:23:08 | 旅行 ・ 装飾吊り看板

 

 

  こんにちは

 

  各地から桜の花便りが届いてきます。関東地方は満開になりました。

  フィギュアースケート世界選手権も日本選手に金銀の花が咲きそろってほんとうに

  良かったですね。(^-^*)v

 

  今日は、オーストリアのザルツブルク最終回です。

  エレベーターでメンヒスベルクの丘へ昇り、ザルツブルクを一望しました。   

  ザルツブルクはアルプスの裾野、ドイツ(南部)との国境にあります。 

  ここは世界遺産になっている旧市街地(歴史地区)。

         

   

  右手山の上にホーエンザルツブルク城塞。

  左手上に旧市街と新市街を分けるザルツァッハ川が流れています。

  装飾吊り看板がたくさん掛かっていたゲトライデ通りは、画面真下の真ん中辺りか

  ら左手奥へと伸びている建物の列。

  画面中央の一番目立つ黒い屋根に白壁の一連の建物はザルツブルク大学と付属

  のコレーギエン教会(黒いドーム)です。

    

  今回は、思いつくままに街のあちこちをご案内しますね。

  まず、下の写真はたくさんの吊り看板が名物のゲトライデ通り。

  この傘の吊り看板は、観光ガイドの本やテレビ放送によく写っている代表格です。 

  傘やバッグを売っているお店でした。

 

    

 

  下のダンスをしている吊り看板もよく紹介されています。

  二つとも可愛いくて、アピールし易いからでしょう。     

 

        

 

  川を渡って新市街地にゆきますと、ミラベル宮殿がありました。

  最高権力者の大司教の住居・・ではなくて大司教の愛人を住まわせていた住居。

  カトリックは妻帯できませんので。愛人ならいいというわけではないと思いますけど。

  あまりにも贅沢をしているので民衆の顰蹙を買っていたそうです。

  この地方の岩塩を採掘する権利を持っていたので大司教はお金持ちだったのです。

      

         

 

  上のミラベル庭園は、ザルツブルクが舞台のミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュ

  ージック」でマリアとトラップ家の子供たちがお馴染みの「ドレミの歌」を歌うシーンに

  なりました。

  宮殿入口(右)の階段をドレミの音階にみたてて歌いながら上がったり下りたりする

  シーンを覚えているかたもいらっしゃることでしょう。

  下は、ミラベル庭園の一角。

 

      

 

  下は新市街地の街。 市民の足は主にトロ―リーバスです。

  新市街地に入りますと、装飾の吊り看板はなぜかばったりと少なくなりました。

  後ろに見えている緑色と黒いドームの屋根の建物は、三位一体教会です。

  ザルツブルクは、19世紀になってオーストリアに入るまではずっと独立の教会国

  家でしたので、さすがにカトリック教会が沢山ありました。 

 

     

 

  これから先は旧市街地です。 

  下は「アルト・ザルツブルク」という老舗レストランの吊り看板。

  アルト(ALT)というのはドイツ語で古いという意味。 

  この街は教会が多いので吊り看板が映えます。 相性がいいようです。

 

      

 

  現代アートと古典的なデザインをミックスしたような。マッチしていますね。

 

       

 

  もうすぐX’マスでしたので、素敵な飾り付けのお店がたくさんありました。

  下は、洋服屋さんの店先に赤いスケート靴が飾ってあって。

  これだけで充分にX’マスの雰囲気です。

 

      

 

  下のお店のショーウインドウは、何屋さんか忘れましたけど。

  土地柄の出ている飾り付け・・ 

 

      

 

  下のサイコロみたいなおもちゃの家は、X’マスの飾りなのかと思っていましたら、

  「ツム・オイレンシュピーゲル」という本物のレストランだったのでビックリ。

  この館は築500年以上になるそうです。これもまたビックリ。

  二階は中世風のお部屋になっているそうです。

  ここはゲトライデ通りのモーツァルトの生家とは目と鼻の先。

  モーツァルトもこの建物を知っていたのですね。(^m^)♪

      

 

  下の写真は「その1」でお話した大聖堂前の広場です。

  大司教がいた教会で、モーツァルトがパイプオルガンを弾いていた教会。

  イルミネーションはX’マス・マーケットです。

  ザルツブルクはこの時期、午後3時過ぎるともう薄暗くなってゆきます。

   

     

 

  X’マス・マーケットに、なんと綿菓子屋さんが。

  綿菓子って、日本のものと思っていましたのでビックリ。

  赤い看板には、帰ってから調べてみますとIrisch(アイルランド)の焼き菓子と書い

  てありました。アイルランドですって。(*^・エ・)

  アーモンド&くるみも売っているのですね。面白い取り合わせ。

     

 

  下は大聖堂のすぐ近くにあるザルツブルク博物館。

  好きな光景・・。

 

          

 

  大聖堂の正門前で女の子たちが、聖歌らしき歌を合唱していました。

  大勢の人が聴いていました。

 

      

 

  最後に、本ブログ初公開の夜の吊り看板で~す☆

                                    

            

 

  「装飾吊り看板とザルツブルクの街」を終わります。 

  桜は満開になっても、花粉症のみなさんには今がピーク時でお辛いこととお察しし

  ます。どうぞお大事になさってください。 

 

                         

  

  

 

                         

 

  

 

                 


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