こんにちは!
最近、少しずつ空の色が秋に向かってゆくのを感じます。
ブログの更新が遅れ気味で申し訳ありません。
先日、横浜の関内ホールのコンサートに出かけた折に、早めに行って近くの馬車道を歩いて
みました。
馬車道には、吊り看板があると聞いていましたので。
わたしはお店の軒先に吊るしてある吊り看板が好きで、写真に撮って収集しているのです。
ありました!吊り看板。↓
さすが横浜。日本の吊り看板にしては上出来だと思います。馬車をうまく表していますよね。
ほんとうは下の画像↓のほうがいいと思ったのです。右側にうまくガス灯が入っているので。
馬車道は日本のガス灯発祥の地ですから。
でも上の画像に較べますと馬の顔が鮮明ではありませんので。
この馬車は馬車道商店街のロゴマークのようで、通りの至る所で見かけました。
吊り看板の像が鮮明で、しかも街の風景の中に掛かっていて、晴れた日曇った日、季節などを感じ
れるように撮れているときは、やった~!と思います。
吊り看板一つだけをいくら綺麗に撮ったとしても、それは標本でしかないし。
あまり意味がないと思う。やはり周囲の環境も入れなくては(下手は下手なりにいろいろ考えている
のです)・・
でも先日アマチュアのカメラマンに、そのカメラじゃ駄目ですよ、と言われてしまった。
そうなのかな・・
上の写真はちょっと見え辛いのですけど、さりげなく馬車が乗っかっていますね。
馬車道は、幕末に横浜港を開港したときに港の近くの関内(かんない)に外国人居留地が置か
れ、外国人が馬車で往来したことから、馬車道と呼ばれるようになったそうです。
周りには、山下公園、赤レンガ倉庫、中華街、港の見える丘公園、伊勢佐木町、ベイブリッジなど
人気スポットのある観光地です。
↓下の写真は馬車道にちなんでか、馬のブロンズ像。ウェナンツォ・クロチェッティ作。
動きがあって面白いですよね。ストップ・モーションみたいで。
下は仕立物屋さんの吊り看板の表裏です。
↑上の吊り看板は船の甲板屋さん。いかにも港に近い土地柄らしいですね。
↓下はお馴染みのスターバックス。素敵な看板ですよね・・。上に馬車道のロゴマークも見えます。
↑ 吊り看板の装飾的な効果をよくわかっている人が掛けたのですね。インテリアデザイナーかしら。
馬車道は明治3年に日本で初めての(フランス人技師の設計による)ガス灯が設置され、また、
明治2年の夏には日本で初めてのアイスクリームが売り出された通りだそうです。
当時のアイスクリームは今の価格にして一個8000円くらいだったとか。
↓右手にガス灯です。
↓こんなところに風鈴・・風鈴も鳴らない、じりじりと蒸し暑い日でした。
そろそろコンサートの開演時刻も近づいてきましたので、ホールへ引き返しました。
思ったより手間取って、馬車道を全部歩けなかったのが残念でしたけど、またの機会に・・