こんにちは
いよいよ本格的に暑くなってきましたね。
でも、心は涼しくロマンティック・サマーでゆきましょう!
さて、この2月から不定期で始めた「ウィーン歩き」も、もう7回目になりました。
前々回はウィーンきってのダウンタウンであるシュテファン寺院界隈を歩き、前回はそのシュテファン寺
院の中に入りました。
今回はまた、そのダウンタウン・エリアに戻って、クリスマス・シーズンの写真をアップします。
イルミネーションひとつとってもウィーンと東京ではまったく雰囲気が違いました。
他の国の都市とも、また違っています。
ウィーンでは、涼やかな透明感のあるイルミネーションが多く見られました。
では、イルミネーションを見に行きましょう。
↓下の写真はケルントナー通り。
ウィーンで最も賑やかと言われる通りで、ウィーン国立歌劇場とシュテファン寺院を結んでいる通りです。
緑色のシャワーのようなイルミネーションと左に白いギフトの箱が幾つも付いているビルは、シュテッフル
という名のデパート。ここにモーツァルトが最後に住んでいた住まいがあったそうです。
↓下の二枚もケルントナー通り。
イルミネーションは何年かにいっぺん、総入れ替えするようで、以前行った時にはこの通りは、流れ星
のようなデザインでした。デザインは変わっても、涼やかな透明感だけは共通しています。
↓下もケルントナー通りです。
こんなふうに掛かっていると、メロディーを聴くような・・。ウィーンは音楽の都。
イルミネーションは通りごとに統一していて、そして通りごとにデザインが変わりました.。
デザインの違いを見てみましょう。
↓下は、グラーベン通りです。シュテファン寺院の前でさっきのケルントナー通りとつながっています。
こちらのはシャンデリア風。夜の通り全体が、さながら舞踏会の会場のように感じられました。
↓そして、上のグラーベン通りからコールマルクト通りに入った所。
↓このコールマルクト通りには、ザッハー・トルテで知られているカフェ・デーメルがあり、真っ直ぐに行き
ますと旧王宮のミヒャエル門の前に出ます。
ウィーン歩きの「その1」で写真をアップしましたけど、左手にその門のドーム屋根が見えていますね。
イルミネーションにもお店のディスプレーなどにも他の国の都市とはひと味違った、独特のエレガントな
ムードを感じるのは、オーストリアを長く統治してきたハプスブルグ家から流れてきた美意識なのかも
しれません。
↓このダウンタウンのエリアだけでも、純白の天使の羽根を使ったX’マスのディスプレーをあちこちで
見かけました。
↓下のお店のちょっとしたイルミネーションにもウィーンらしい好みが。
↓最後にビル全体の巨大なX’マスツリーのイルミネーションです。
これはさっきのダウンタウンから少し離れた場所でした。エレガントだけれども斬新なイルミネーション。
ウィーンには、エレガントだけれども斬新な絵を描くクリムトがいました。
わたしの好きなクリムトの絵を展示しているベルべデーレ宮殿にも、またご案内できたらいいな、と
思っています。
ブログを書きながら夜になってしまって、窓の向こうに打ち上げ花火が上がり始めました。
簡単な大菊ばかりですけど、それでも夜空の花火を見ますと盛夏になった実感が湧いてきます。
次回は・・・ダウンタウン・エリアで撮った装飾吊り看板の写真が幾つかあるのですが、どうしようかな。
このブログの表看板は装飾の吊り看板ですから、やはりアップしたほうがいいかもしれませんね。