こんにちは！いよいよ今日はクリスマス・イヴですね。
毎日、クリスマス・ソングをアップしますと宣言した以上は毎日アップしたい！
なので、暇を見つけてはYouTubeのなかをクリスマス・ソングを求めてさ迷う毎日です。(笑)
これって、結構いい思い出になると思う。
思っていた以上にいい曲がありませんでした。
とくに日本の歌手のクリスマスソングはほんとうに出品が少なくて・・でも、入れたいのでまだ探しています。
そろそろ夕闇がせまる頃になりました。
世界に沢山ある≪アヴェ・マリア≫のなかでも最も有名なのは、グノー、シューベルト、カッチーニ
が作曲した三曲だと言っていいと思いますけど、今日はその中でグノーの≪アヴェ・マリア≫をアップしたい
と思います。
宗教音楽の色濃い曲ですので、わたしはグノーの≪アヴェ・マリア≫がもっとも好きです。
ご存知のかたも多いかと思いますが、この曲はバッハの平均律クラヴィーア曲集の一部に後世の
グノーが歌詞とメロディーを付けて仕上げたものだそうです。
なので、歌のバックの繰り返している美しい旋律はバッハ作曲ということになります。
歌詞は、ローマ・カトリック教会の祈祷文を引用しています。
アヴェ・マリアはラテン語で、日本ではおめでとうマリア、こんにちはマリア、ごきげんようマリア、
マリアに幸あれなど、いろいろ訳詞されているようですが、アヴェはおめでとうという意味だそうです。
最初の二行はレオナルド・ダ・ヴィンチなどによって絵画でも多く描かれている、大天使がマリアに告げる
≪受胎告知≫のシーンです。
↓ 歌詞です。
天使祝詞
- Ave Maria = アヴェ・マリア
Ave Maria, gratia plena, Dominus tecum,
マリアさま、ご尊顔も麗しくあなたは優しさに満ちあふれ、主はあなたとともにおられます。
benedicta tu in mulieribus et benedictus fructus ventris tui Jesus!
女性としてあなたを褒め称えましょう。そしてあなたがイエス様をその胎からに実らせたことを喜びましょう。
Sancta Maria, sancta Maria, Maria ora pro nobis,
聖なるマリアさま、聖なるマリアさま。マリアさま、どうぞ私たちのことを見守ってください。
nobis peccatoribus nunc et in hora mortis nostrae. Amen.
今ここに罪深きわたしたちのことを。そして私たちの命果てる時においても。アーメン。
(SACRED MUSIC 教会音楽集 より引用しました)
亡き今も賛辞を受け続けるイタリアのテノール歌手パヴァロッティの歌でお届けしたかったのですが、
残念ながらYouTubeから消えていました。なので、日本にもファンの多いイタリアのテノール歌手
アンドレア・ボチェッリの歌でお送りします。
パヴァロッティの歌は七回目のシューベルトの≪アヴェ・マリア≫にアップし、ボチェッリと入れ替えました。
オペラ史上最高のテノール歌手の一人と言われるパヴァロッティの歌のほうも、是非お聴きになってください。
Andrea Bocelli - Ave Maria - Bach/Gounod
この動画はYouTubeから引用させていただきました。
