こんにちは
旅行の友人とドイツに出かけて昨日帰ってきました。
出かける前には蕾だったご近所の白梅の花がすっかり満開になっています。
日本より北にあるドイツはまだまだ風が冷たい真冬でした。
羽田発のルフトハンザ機でフランクフルトまで飛び、そこからドイツを回ってまたフ
ランクフルトに戻り、羽田に帰ってきました。
羽田が拡張されて国際線も頻繁に飛ぶようになり、より近くてずいぶん便利にな
りました。
ドイツの空の玄関口は、実はベルリンではなくてヨーロッパ最大級の空港を持つ
このフランクフルトですので、旅行者はほとんどがフランクフルトから入ります。
意外なことに、ドイツにはニューヨークや東京のような大都会がなくて、高層ビルが
立ち並んでいるのは、唯一このフランクフルトだけ。
それも人口は60万人ほどで、高層ビルもそれほどの規模ではなく、都市としては
日本の中都市くらいです。
首都ベルリンは、戦後長く東西に分割されていましたので、大都会に発展しにくい
困難があったのでしょう。
その東西に分断していたベルリンの壁も、5年前に行った時よりはずっと少なくなって
いました。 徐々に壊していっているそうです。
↓下の写真は、ベルリンの象徴となっているブランデンブルク門です。
かっては平和の記念として建てられた門ですけど、この門の手前をベルリンの壁が
通り、東ベルリンと西ベルリンの行き止まりになってしまいました。
門は東ベルリン側にありました。
↓門の上に載っているヴィクトリア像。女神なんです。
↓下は、まだ一部残っているベルリンの壁。
これもいつか壊されることになるのでしょうか。
荒んだ落書きが消えて、グラッフィクな壁が多くなっていました。
壊すのはちょっと勿体ない絵もありましたけど、ドイツ国民にとってはいい思い出で
はありませんので、早く壊して欲しいかもしれません。
↓ドイツでの移動はほとんどが、ヒトラーが造ったアウトバーン(高速道路)を走って。
ドイツの運転マナーはとても良くて、特にトラックのマナーの良さは光っています。
戦争中、アウトバーンは軍用機の滑走路に使われた部分もあったそうです。
あちこちの街を回って、やがてアルプスの裾野の南ドイツを通るロマンティック街道
に入ります。
ドイツは北部よりも、南部のアルプスに近いほうが寒くて、北部には雪はなかった
のに南部のアルプスの裾野のあたりは一面の雪原でした。
↑上の建物は、観光スポットとしても有名なヴィース教会です。
祭壇上の鎖に縛られたイエス・キリスト像の眼から涙が流れているのを多くの人が
目撃したというミラクルな教会。内部のロココ調の装飾や天井画が素晴らしい。
↑そして上は、ノイシュバンシュタイン城。
1886年、ルードヴィヒ2世が作曲家のワーグナーに心酔するあまり築城し、お城の
内部の壁にはワーグナーのオペラの各作品の場面が描かれている異様な雰囲気。
ところが、お城が完成してしばらくしてルードヴィヒ2世は後方にある湖で溺死体と
なって発見されました。
暗殺説や入水自殺説が残っている謎めいたお城。
このお城はドイツでいちばん観光客が多い、ドイツ一の稼ぎ頭だそうです。
ロマンティック街道、古城街道と、このあたりから次第に森の国ドイツのメルヘンな
世界、町や村に入ってゆくことになります。
駆け足レポートになりましたけど、またいずれ、新しい装飾風の吊り看板などの写真
とともに、ドイツのご紹介をできたらいいなと思っています。
ノイシュバンシュタイン城と吊り看板のツーショットが撮れました~☆
この二つの間には相当距離があります。
では、また元気を出してブログを書きますので、「MARIKOのお喋りタイム♪」に是
非お出かけくださいね~