こんにちは
また桜の季節が巡ってきました。
今年の春は温暖なので満開が少し早まる予想だそうです。
アイルランドの女性歌手エンヤが歌う「May it be」と「Only Time」の音楽動画を載せました。
両方ともいい曲ですのでお聴きになってみてください。
「May it be」のほうは（最近、このブログのサイドバーに気まぐれにいろんな音楽動画を載せて
いるのですけど）今日まで載せていましたのでお聴きになったかたもいらっしゃるかもしれません。
エンヤ（ENYA）
エンヤの歌は、日本ではヒーリング・ミュージックとして紹介されることが多いようです。
癒し効果というのは聴く人によって個人差がありますので何とも言えないのですけど。
わたしにはエンヤの歌がヒーリング・ミュージックというふうには感じられなくて。
あなたはどうお感じになるでしょうか。
エンヤは作曲家でもあり、彼女が歌う歌はすべて自身が作曲したもの。
歌詞は友人が提供しているそうです。そして幾つもの世界的なヒット曲を生み出してきました。
大体、4年～６年の間隔でアルバムをリリースしています。
レコーディングの時には自身で楽器演奏もやってしまうそうで。
イメージするサウンドが抽出できるまで徹底的にやるのでしょう。
完璧主義者なので時間がかかるらしく、一曲録音するだけで3か月かかるそうです。凄いですね。
曲の出だしを聴いただけでエンヤだと分かるくらい特徴的なメロディーは、音大で学んだクラシック
と教会音楽とアイルランドに残るケルトの音楽が絶妙に融合した独特のもの。
ケルト・・アイルランドやスコットランド、ウェールズ、フランスのブルターニュなどに散在するケルト民
族には妖精伝説や民話、神話がたくさん残っているそうですけど、エンヤの世界はそういった古代
伝説的な雰囲気も感じさせてくれます。
バックに流れるコーラスは彼女自身の声の多重録音で作っているそうです。なので歌手は彼女一人。
１４４チャンネルデジタル・マルチトラック・レコーダーというシステムを２台使って楽曲制作をしており、
この多重録音の器機に出会ったことで彼女の音楽の世界が確立したと言っても過言ではありません。
「May it be」にはその多重録音のコーラスがあまり出てこないのですけど、「Only Time 」のほう
にはよく出ていますのでお聴きになってみてください。
日本にもファンが多いのでよく来日しています。
２００８年にはNHK紅白歌合戦の特別企画で出演し、「オリノコ・フロウ（ありふれた奇跡）」を歌って
話題になりました。
「May it be」は大ヒットしたアカデミー賞受賞作の映画「ロード・オブ・ザ・リング」の主題歌。
懐かしく思い出すかたも多いことでしょう。残念ながらわたしは観ていないのですけど。
「May it be（そうであるならば）」の歌詞和訳
夜空の星が あなたの頭上で輝きますように
願わくば 暗闇に包まれた時にも あなたの心は真実と共にありますように
あなたは孤独な道を歩んでいく
ああ あなたはどれほど 家から離れ遠くへ来たのでしょう
Morunie utulie (闇がやってきても）
信じていれば あなたは道を見つけるでしょう
Mornie alantie （暗闇に包まれても）
約束は生き続ける 今でもあなたの中に
願わくば その闇からの呼び声が 遠くへ去りますように
あなたの旅路が続きますように
日々を照らしながら 夜が終わる頃に あなたは目覚め
空に太陽を見つけるでしょう
Mornie alantie （暗闇に包まれても）
約束は生き続づける 今でもあなたの中に
約束は生き続ける 今でもあなたの中に
「Only Time」
誰にも分らない この道がどこへ続くのか
この日がどこへ流れていくのか 知っているのは「時間」だけ
誰にも分らない あなたの愛が育つのか
あなたの思った通りに 知っているのは「時間」だけ
（以下省略）
Yahoo画像
「May it be」の歌詞和訳は下記↓のサイトから引用し、
https://lyrics.red-goose.com/may-it-be-lord-of-the-ring-enya/
「Only Time」のほうは「Studio Webli」のサイトから引用しました。
