桜の季節なのに、関東では雪が。ここ名古屋も冷たい雨が。
明日は、回復して青空が。しかし冷たい風が、吹くようです。
春の天気は、変わりやすい。でも何か極端でおじゃるな。
『 空が綺麗な理由 』
優しい小説?いや、詩かも。
花散らしの雨にならないようになんて。
明日は、回復して青空が。しかし冷たい風が、吹くようです。
春の天気は、変わりやすい。でも何か極端でおじゃるな。
《300文字小説》より
『 空が綺麗な理由 』
東京都調布市 14歳中学生
新藤 あみ
どうしたら、人々が上を向いてくれるのか。
空は、たくさん試行錯誤した。
雨を降らせてみたり、雷を鳴らしてみたり。
でも、人々は上を向くどころか、うつむいて歩いてゆく。
「どうしたものかなぁ」
空は悩んでいた。
その時、ふわぁぁぁ…っと、虹が出た。
「わぁ、綺麗!」
「本当だ、綺麗だなぁ」
人々は一斉に上を向いた。
「そうか、人々は綺麗なものが好きなんだ!」
そこで空は、とにかく綺麗な時間を増やした。朝焼け、夕焼け、星空、そして虹…。
あ!でも、虹を出すには雨を降らせないといけないね。
雨も、雷も、たまには許して。
優しい小説?いや、詩かも。
こんな気持ちで、空を、お天気を、そして季節を楽しめたら、心も豊かに優しい気持ちに…。