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診察を、待っている間に、総合病院でおじゃる故、いろんな年代、いろんな状況の患者がおられます。
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車椅子に乗られ、付き添いの方と。杖を使いながらの方。マスクを…本当にいろんな方々がおられます。
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誰しも、高齢者年代になると、どこかかしこに、痛みや違和感が出ておじゃります。
そんな体の変化と、仲良くしながら、楽しく良い年寄りとなって、生活を楽しんでいきたいものでおじゃる。
麿呂の嫌いな低気圧。午後から雨が。
故に、今日はモール散歩。名古屋市港区にある、イオンモール名古屋茶屋、麿呂たちの中では、チヤオンと呼んでおじゃる。
そこの1階のカフェで、サクラあんパンで、ティータイムを。
久しぶりに本📖を購入して、麿呂はご機嫌で、帰ってきました。
そこで、『300文字小説』を
《 日本文学の小テスト 》
東京都昭島市 会社員52歳
日高 健一郎
なになに、「次の文学作品の空欄を埋めなさい」か。
よし、頑張るぞ。
(1)夏目漱石『我輩は 【 】である』…たしか自伝だったな。『我輩は【夏目漱石】である』と。
(2)芥川龍之介『蜘蛛の【 】』…蜘蛛といえば、これか。『蜘蛛の【巣】』。
(3)川端康成『伊豆の【 】』…そうそう、まんじゅうとか、ようかんがおいしいんだよな。『伊豆の【おみやげ】』。
(4)宮沢賢治『風の【 】』…えーと、歌舞伎の話しだっけ?『風の【玉三郎】』。
(5)太宰 治『人間【 】』…あっ、聞いたことがある。たぶん、これだ。『人間【だもの】』。
よし、できた。
全部書いたから、まさか0点ってことはないだろう。よかった、よかった。
なんて、お後がよろしいようで!😅
92歳の母は、認知症を発症して、施設に入所していました。
妹より連絡があり、誤嚥性肺炎で入院。今日、病院に行き会ってきました。
延命処置もできないようです。さすがに92歳。覚悟が必要でおじゃる。
桜の咲く季節。さすがに母でおじゃる。多才な母。活け花の先生、着込み人形の先生など。
しかも、人に好かれ人気者でおじゃった。
3月18日の新聞に、中日新聞長野支社の『やまびこ』より
《 偏 見 》安永 陽祐31歳
「えらいねー」「よく歩けるねー」。幼い子どもに向けられた言葉ではない。長野市の富永房枝さん(55)に掛けられたものだ。
富永さんは生後6ヶ月の時の高熱が原因で脳性まひになった。両手は不自由だが、足の指で筆を挟んで絵を描いたり、キーボードを演奏したりするなど芸術家「風子」として活動。絵手紙を「絵足紙」と称して作品展も開いている。
それでも幼児語で話し掛けられることは今でもあるという。「偏見そのもの。昔から変わっていない」と明かす。母と買い物していると、「『たくさん買ってもらったね』って、自分のお金で買っているのに。あんまりひどいと蹴飛ばしたくなる」と冗談めかして笑う。
3年前から1人暮らしを始めた富永さん。「『障害者に優しい世の中に』と言うけど、それは違うと思う。障害者が地域の中で暮らすことが当たり前にならなきゃ」と願っている。
『障害者が地域で暮らすことが当たり前にならなきゃ』
胸に、心に響く言葉でおじゃる。
高齢者だけではなく、この方のように、幼児期から障害を持っておられ方。そして、突然事故や病気で、障害者になられた方など、いろんな方々が。
状況はどうであれ、なにかしらのきっかけで、障害を持ってしまいます。
外見の障害者。内部的な障害者。
麿呂も内部障害を持ち、障害者手帳を交付されています。そして、2010年11月半ばに急性心筋梗塞で、心臓機能が健常者の4割しか、動かなくなっておじゃるが、外見からは分かりません。
このマークは、ヘルプマークでおじゃる。このマークを、付けておられる方を見かけられたら、それなりの理解と配慮を、お願い致します。
名古屋で奥様と、年金生活で、日々楽しく、暮らしておじゃります。
散歩を、兼ねてあっちこっちと、スマホを持ち写真を撮って楽しんでおじゃる。
中日新聞の日曜日版に『300文字小説』というコーナーがおじゃります。
そのなかより。
《 痛い痛いのおうち 》
愛知県岡崎市 無職・68歳
野々山 宏司
孫が机の角に頭をぶつけて泣きだした。娘が頭を優しくなでながら、「痛いの痛いの飛んでいけ」と笑顔で言うと、孫はこっくり頷いて泣きやむ。
そんな孫が3歳の誕生日を迎えた。
ある日、指を痛めて泣いている。
私がいつものように「痛いの痛いの飛んでいけ」と言うと、「じいじ、痛いのはどこに飛んでいったの?」と聞いてきた。
予期せぬ問いにちょっと戸惑ったが、「痛い痛いのおうちに帰ったんだよ」と聞き返された。
「お空の雲の上にあるんだよ」
「雨が降るとどうなるの?」
「虹の橋の下で雨宿りするんだって」
すんだ瞳を見ながら「孫の成長に負けちゃあおれん」と、私はつぶやく。
麿呂にも、男の子の孫が2人、女の子が1人おじゃります。
男の子たちは、今年成人式を、そして高校生。
女の子の孫は、3年生に4月からなります。
確かに、孫の成長を目にすると何故か、麿呂も負けずに成長をと、心に秘めておじゃる。