麿呂のブログ

お散歩をしながらスマホで写真を撮っています。
日常のちょっといい話などを綴ります。

昨日は、2ヶ月に一度の定期検診の日

2019-04-17 18:31:29 | つれづれなるままに
2010年11月25日に、自宅で急性心筋梗塞に倒れ、心肺停止状態のまま、救急車で救急搬送されました。

しかも病院では、緊急手術で心臓の間動脈2本を、バイパスで繋いでもらいました。

ただ麿呂本人は意識なく、全く記憶がおじゃりません。あたりまえですが、現在心臓機能が、健常者の40%しか、機能していません。

退院後、今では2ヶ月に一度の定期検診で、循環器内科に通っておじゃります。



診察を、待っている間に、総合病院でおじゃる故、いろんな年代、いろんな状況の患者がおられます。



車椅子に乗られ、付き添いの方と。杖を使いながらの方。マスクを…本当にいろんな方々がおられます。

4月6日の『くらしの作文』

 《 つえデビュー 》
名古屋市昭和区 68歳主婦
      川上 久美子

 左膝に痛みが出たのが1月終わり。2月初めに受診したところ、膝の骨の壊死と分かった。つえを使って膝の負担を減らすように言われた。
 3週間後に再び受診。まだつえを持っていない私を見て、先生がすぐ使うよう言われたので、翌日購入した。でも次の日は雨。その翌日は自転車で買い物と、なかなか使えない。
 意を決して次の日、恐る恐る使ってみる。つえと手と足の動きがうまくかみ合わない。えっ、つえって難しい。体が痛くなった。
 2日目、昨日よりはぎこちないけど使えている。やはり体が痛い。3日目、体が斜めに傾いている私を見た友人が「つえに力を入れず、普通に歩くようにして力を分散させるんだよ」と教えてくれた。
 4日目、デパートへ買い物に行った時、つえがあると荷物は片手でしか持てないことが分かった。そんな当たり前のことに気付かなかった。友人が「ひとつ賢くなったね」と笑った。
 だんだん慣れて、階段の上り下りも、なんとなくスムーズになった。時々、つえと同じ方の足が一緒に出て、「あれっ」と思うけど、その都度修正している。
 手術をしないで済むよう、頼りにしてますよ。つえさん、お願いね。



誰しも、高齢者年代になると、どこかかしこに、痛みや違和感が出ておじゃります。

そんな体の変化と、仲良くしながら、楽しく良い年寄りとなって、生活を楽しんでいきたいものでおじゃる。



春の天気?寒い今日は

2019-04-10 20:00:07 | つれづれなるままに
桜の季節なのに、関東では雪が。ここ名古屋も冷たい雨が。

花散らしの雨にならないようになんて。



明日は、回復して青空が。しかし冷たい風が、吹くようです。



春の天気は、変わりやすい。でも何か極端でおじゃるな。

《300文字小説》より


 『 空が綺麗な理由 』
東京都調布市 14歳中学生
       新藤 あみ

 どうしたら、人々が上を向いてくれるのか。
 空は、たくさん試行錯誤した。
 雨を降らせてみたり、雷を鳴らしてみたり。
 でも、人々は上を向くどころか、うつむいて歩いてゆく。
 「どうしたものかなぁ」
 空は悩んでいた。
 その時、ふわぁぁぁ…っと、虹が出た。
 「わぁ、綺麗!」
 「本当だ、綺麗だなぁ」
 人々は一斉に上を向いた。
 「そうか、人々は綺麗なものが好きなんだ!」
 そこで空は、とにかく綺麗な時間を増やした。朝焼け、夕焼け、星空、そして虹…。
 あ!でも、虹を出すには雨を降らせないといけないね。
 雨も、雷も、たまには許して。



優しい小説?いや、詩かも。

こんな気持ちで、空を、お天気を、そして季節を楽しめたら、心も豊かに優しい気持ちに…。





午後から雨の土曜日

2019-03-30 19:40:27 | つれづれなるままに

麿呂の嫌いな低気圧。午後から雨が。

故に、今日はモール散歩。名古屋市港区にある、イオンモール名古屋茶屋、麿呂たちの中では、チヤオンと呼んでおじゃる。

そこの1階のカフェで、サクラあんパンで、ティータイムを。

久しぶりに本📖を購入して、麿呂はご機嫌で、帰ってきました。

そこで、『300文字小説』を

 《 日本文学の小テスト 》

東京都昭島市 会社員52歳

      日高 健一郎


 なになに、「次の文学作品の空欄を埋めなさい」か。

 よし、頑張るぞ。

(1)夏目漱石『我輩は  【  】である』…たしか自伝だったな。『我輩は【夏目漱石】である』と。

(2)芥川龍之介『蜘蛛の【  】』…蜘蛛といえば、これか。『蜘蛛の【巣】』。

(3)川端康成『伊豆の【  】』…そうそう、まんじゅうとか、ようかんがおいしいんだよな。『伊豆の【おみやげ】』。

(4)宮沢賢治『風の【  】』…えーと、歌舞伎の話しだっけ?『風の【玉三郎】』。

(5)太宰 治『人間【  】』…あっ、聞いたことがある。たぶん、これだ。『人間【だもの】』。

 よし、できた。

 全部書いたから、まさか0点ってことはないだろう。よかった、よかった。

なんて、お後がよろしいようで!😅





麿呂の母は、92歳

2019-03-28 18:11:26 | つれづれなるままに



92歳の母は、認知症を発症して、施設に入所していました。

妹より連絡があり、誤嚥性肺炎で入院。今日、病院に行き会ってきました。

延命処置もできないようです。さすがに92歳。覚悟が必要でおじゃる。

桜の咲く季節。さすがに母でおじゃる。多才な母。活け花の先生、着込み人形の先生など。

しかも、人に好かれ人気者でおじゃった。

3月18日の新聞に、中日新聞長野支社の『やまびこ』より

《 偏 見 》安永 陽祐31歳

 「えらいねー」「よく歩けるねー」。幼い子どもに向けられた言葉ではない。長野市の富永房枝さん(55)に掛けられたものだ。

 富永さんは生後6ヶ月の時の高熱が原因で脳性まひになった。両手は不自由だが、足の指で筆を挟んで絵を描いたり、キーボードを演奏したりするなど芸術家「風子」として活動。絵手紙を「絵足紙」と称して作品展も開いている。

 それでも幼児語で話し掛けられることは今でもあるという。「偏見そのもの。昔から変わっていない」と明かす。母と買い物していると、「『たくさん買ってもらったね』って、自分のお金で買っているのに。あんまりひどいと蹴飛ばしたくなる」と冗談めかして笑う。

 3年前から1人暮らしを始めた富永さん。「『障害者に優しい世の中に』と言うけど、それは違うと思う。障害者が地域の中で暮らすことが当たり前にならなきゃ」と願っている。

『障害者が地域で暮らすことが当たり前にならなきゃ』

胸に、心に響く言葉でおじゃる。

高齢者だけではなく、この方のように、幼児期から障害を持っておられ方。そして、突然事故や病気で、障害者になられた方など、いろんな方々が。

状況はどうであれ、なにかしらのきっかけで、障害を持ってしまいます。

外見の障害者。内部的な障害者。

麿呂も内部障害を持ち、障害者手帳を交付されています。そして、2010年11月半ばに急性心筋梗塞で、心臓機能が健常者の4割しか、動かなくなっておじゃるが、外見からは分かりません。



このマークは、ヘルプマークでおじゃる。このマークを、付けておられる方を見かけられたら、それなりの理解と配慮を、お願い致します。

      



痛いの痛いの飛んでいけ!

2019-03-21 19:38:53 | つれづれなるままに

名古屋で奥様と、年金生活で、日々楽しく、暮らしておじゃります。

散歩を、兼ねてあっちこっちと、スマホを持ち写真を撮って楽しんでおじゃる。


中日新聞の日曜日版に『300文字小説』というコーナーがおじゃります。

そのなかより。


 

 《 痛い痛いのおうち 》

愛知県岡崎市 無職・68歳

      野々山 宏司


 孫が机の角に頭をぶつけて泣きだした。娘が頭を優しくなでながら、「痛いの痛いの飛んでいけ」と笑顔で言うと、孫はこっくり頷いて泣きやむ。

 そんな孫が3歳の誕生日を迎えた。

 ある日、指を痛めて泣いている。

 私がいつものように「痛いの痛いの飛んでいけ」と言うと、「じいじ、痛いのはどこに飛んでいったの?」と聞いてきた。

 予期せぬ問いにちょっと戸惑ったが、「痛い痛いのおうちに帰ったんだよ」と聞き返された。

 「お空の雲の上にあるんだよ」

 「雨が降るとどうなるの?」

 「虹の橋の下で雨宿りするんだって」

 すんだ瞳を見ながら「孫の成長に負けちゃあおれん」と、私はつぶやく。


麿呂にも、男の子の孫が2人、女の子が1人おじゃります。

男の子たちは、今年成人式を、そして高校生。

女の子の孫は、3年生に4月からなります。

確かに、孫の成長を目にすると何故か、麿呂も負けずに成長をと、心に秘めておじゃる。