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きょうも まっしろな あさ

 バレエ、フォト、暮らし、旅、ときどき シゴト

それぞれの舞台

2010年05月06日 | バレエ

(晴れ)

5月4日はお教室のバレエ発表会、ワタシは観客として、会場の後ろのほうでみなさんを見守りました

フルタイムでシゴトをしながら、会社帰り、週末、そして祝日を割いて、この舞台のために約1年練習を積んできたクラスメート。 ワタシはといえば完全に観客にはなりきれなくて、楽しみながらも思わずグッと力がはいったり、ハラハラどきどきしながら見ていました

3時間の公演が終わり、ロビーで出演者のひとりひとりに「おつかれさま、本当にきれい。頑張ったね~」と声をかけながらカメラを向けました。 なかには声をかけると、「○○さーん」とワタシの名を呼んで泣き出してしまう人もいて。 これまでの練習の大変さやら、達成感やらで胸がいっぱいになるのでしょう

大学生から50代の人まで年齢も境遇もさまざまのクラス、ほとんどが大人からバレエを始めた人。 トゥシューズで立つことはもちろん、発表会に出ること、そこで「見せる」美しい踊りをするためには相当の覚悟と練習時間、そして家族の理解が要り、肉体的にも精神的にもとってもハード。  寝たきりのお父さまの介護の合間に練習に通っている人や、母親になることを2年諦めて発表会に臨む人、そして、振りが覚えられず先生に厳しく言われながら懸命に練習していた年配の方、ひとりひとりの後姿を、稽古場でここ数ヶ月ながめてきたので、観客といっても特別な思いがありました 

心から思うことは、スポットライトを浴びた数分の「夢の舞台」のあいだはもちろんのこと、ここに至るまでのそれぞれの姿が、すばらしいということです。 「バレエが好き」というオーラが、不安な表情や、思い通りにいかないところもすべて含めてこちらに伝わってきます。 本当におつかれさま。 ゆっくり疲れをとってください  

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バレエをする人

2010年04月27日 | バレエ

(雨)

シトシト・・・今日もよく降ります。 駅から会社までの道では、小さなイチョウの若葉や、花芽をのぞかせたアジサイ、蕾をつけたバラが、雨に濡れて輝いています。 明日晴れたら、木々の緑や晴天の空は、一段ときれいでしょう。 楽しみですね

ところで、UNIQLOのスポーツライン「g.u.」のオンラインショップを見ていたら、ジーンズで可憐なジャンプをしている、モデルさんの脚がとびきり美しくて、目が釘づけになりました。 しなっている脚と美しい甲。 バレエの世界では、もちろん前から見て膝の出ていないまっすぐな脚は美しいのですが、横から見たときに、脚の付け根から指先まですっとまっすぐな脚よりも、このように膝から下が一度後ろに反り、甲、そして足先に向かって前にカーヴを描く脚が、むしろ美的とされています。 このモデルさんの、力がはいっておらず静かな上半身ときれいな脚のライン、絶対にバレエをやっている人ですね。 こんなシルエットの自分を、レッスンの鏡の中に一度でいいから見てみたいです・・笑 

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Repettoの試着室

2010年04月02日 | バレエ

(曇り)

RepettoのWebpageを久しぶりに見たら、danseページのフォトが新しくなっていました (上の写真はそちらから)

店のショーウィンドウを埋める、ポアント工房のフォト。 写真もレイアウトもインパクトがあって、シック。 ウィンドウの下にびっしりとついている照明は、舞台と同じものでしょうか

日本人でにぎわうパリのOpera店やSaint Germain店。 色とりどりのバレエシューズのコーナーも素敵ですが、奥まったところにある試着室が、「隠れた」素敵なところ。 ワインいろのたっぷりとしたベルベッドの幕布で仕切られた試着スペース。 着がえ終わって大きな鏡のある廊下に出ると、後ろからライトがあたり、足もとには小さいライトがびっしりと両側に。 いつのまにかバレエの舞台に自分が立っていて、思わず「あっ」と声が出ます♪ 

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レッスン復帰

2010年02月07日 | バレエ

(晴れ 春一番?)

きのうから気温が下がり、ときおり強風  

花粉の季節には風がふき、芽吹く季節には雨が降る。 自然はとてもうまくできているものですね

きのうは17日ぶりにバレエレッスン復帰。 硬くなった股関節、力がはいってしまう上半身、怖くて重心を一気に乗せきれない右軸足。 くわえて今月の音楽は、前奏がすべてまったりとした2拍、複数でやる縄跳びで「波乗り」になかなか入れないような感覚(自分しかわからない表現・・)で、特にワルツがとりにくく、慣れないまま終了。 音に乗れるのは来週かな

苦労しましたが、自分のカラダの変化もよくわかったし、何よりいい汗をかきました。 後半のトゥシューズ・レッスンは今の足首にはキツいので、まだやめておきます

今年5月発表会に向けて、来週にはリハーサルその3があります。 今日のレッスン、みんな熱がはいっていました。 40-50kgの体重をトゥの先で支えながら・・懸命に踊る姿は、はたで見ていても本当に美しい。 人が何かに打ちこんでいるときの真剣な表情が好き。 こういうふだんのレッスンを撮ったら・・ひとり更衣室から妄想してました(発表会・欠席組)

(photo: リボンをつけたきり、休眠中のmy ポアント)

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聴くバレエ

2010年01月24日 | バレエ

(晴れ)

右足首の状態が今ひとつなのでレッスンをお休み。 最後に踊ったのは、先週の水曜日 

でも、頭のなかではいつもバレエを踊っている・・・

レッスンのあいだ、ずっと流れているバレエ音楽。 音楽への思いは人それぞれだけど、ワタシにとって音楽はとても重要で、美しい旋律は・・なんというか、音への感情によって全身のムーブメントが違ってくるような、心地よい音に表現力のある動きがカラダからひきだされる気がしています  

教室のレッスンCDは月がわり。 何枚も聴いているCDの中で、ジャケットの写真もふくめて一番お気にいりのCDが写真のもの。 かなりマイナーなCDだけど、運よくチャコットに入荷していたので買ってきました 

冷蔵庫や流しにつかまりながら、上半身だけでもレッスンを

 

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新しいトゥシューズ

2010年01月09日 | バレエ

(晴れ)

日差しは春のようで、思わず日焼けどめをつける。 美容にまったく興味がなく手をかけていない肌。 それでも、夏はすこしシミがあっても冬には真っ白に戻っている便利な肌なのに、今年は冬になってもうっすら・ツンツンと・・・せめてUVケアぐらいはやらないとなぁ

今日はレッスン。 4日に軽井沢でチクチクやったフランス・Repettoのトゥシューズ(フランス語ではポアント)、履いて動いてみたらやっぱり合わなかった(がーん)。 幅がすこし広いみたいで、準備運動ですでに痛む。 使えなくて残念だけど、なんともいえずいいサテンの色なので撮影用にしよう

かわりに今日はグリシコというシューズで。 合う形とはいえ、ロシアのトゥシューズは固いから、、、おろしたては痛い痛い。 帰り、フットマッサージにかけこむ

(photo: ロンドンで買ったバレリーナのポスター。 真っ黒なウェアとピンクのトゥシューズのレッスン姿、シックですてき。 モノクロなので緑の葉をそえて)

 

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トゥシューズの下準備

2010年01月04日 | バレエ

ツレの実家での2泊。 インターネットはなく、滞在中は外出もあまりしないので、けっこう手持ちぶさたに。 本3冊、そしてトゥシューズを何足も持ってでかける

トゥシューズといっても踊るわけではなくて、新しいシューズの下準備をするのです

サテンリボンを片方につき2本、それからかかとがブカリ・・と脱げないようにかかとから足首にわたすゴムを一本、これらをチクチクと手縫いで。 ウィークデイの夜の縫いものは、目が疲れているしまとまった時間を要すのでなかなかできない。 なのでこういう時に

トゥシューズ専用の携帯用ソーイングセット。 ピンクの糸には全体にノリがついていて、縫いつけるそばから固定されるようになっている

愛用のロシアのシューズ2足、そして初めてのフランスのシューズ(写真)。 サテンの色が美しいRepettoのカルロッタ、はたして足に合ってくれるだろうか・・? 手をかけて準備をしても、愛用になるかは履いて踊ってみないとわからない。 試し履きでは「いける」と思っても、踊り出すと、重心の位置や足指の落ち加減が合わないこともある

今年初めてのトゥシューズレッスンは今週末、それまでは・・・しばし緊張のとき

 

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最後の舞台

2009年12月29日 | バレエ

(晴れ)

きのうはシゴト納め。 まっすぐ帰ってきて家ごはん

1週間の休みの初日、朝めざめたらどうしようもなく踊りたくなってレッスンへ(先週土曜日が踊り納めだったはずだけど・・)。 手帳をみて数えたら、今年は70回ほどレッスンをしたようだ

ところで、来年6月には、絶対に見逃せない舞台がある。 以下、ひとりよがりなツブヤキを書いておく 

英国のロイヤルバレエが来日(詳細→)。 演目は待ちに待った「ロミオとジュリエット」、主役はワタシの大好きなアリーナ・コジョカルが。 これはもう本当に本当に素晴らしい舞台になるでしょう

そして別の日には、吉田都さんも主役ジュリエットを踊る。 数年前までロイヤルのプリンシパルだった都さんにとって、今回はバレエ団との最後の舞台になるらしい。 日本人であるのに、英国人をして「誰よりも英国らしい品性をたたえたバレリーナ」と言わせた都さん。 思い出のあるカンパニーとのフィナーレを、想いをこめて踊ってくれるに違いない。 その控えめで繊細なダンスのひとつひとつを目に焼きつけておきたい

絵画や映画なら、何年、何十年たっても本物を観ることができる。 でも舞台はそうはいかない。 バレリーナは25歳から30歳で体力のピークを迎え、40歳までに多くが引退する。 小さいころから精進を積み重ねて、ふりおとされて、選ばれたプロとなっても、あまりにも厳しく短いキャリアを走り抜ける。 私たちが、その舞台での輝きを見る機会は本当に稀で貴い。 なので、同じ時代を生きている素晴らしいバレリーナを、なんとしても観ておかないとならない・・と思うのです

 

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バレリーナの背中

2009年12月21日 | バレエ

(晴れ)

サラリーマンの12月、ほとんどお断りした忘年会のたぐい、唯一参加ボタンを押した忘年会が、今晩終わってほっとする

 

バレリーナが一番美しいと思うのが、脚、そして首から肩と背中にかけてのライン

頚椎から脊椎へと一本の折れ線のようにまっすぐ腰におりてゆくライン、その横にうっすらとついている筋肉

ロシアのバレリーナ、ザハロワは、背中がものすごくきれいなバレリーナ

この楽屋写真、「白鳥」のオデットの背中・・・美しすぎる・・・

 

レッスンをしていてもちょっと気を抜くと、脂肪がついてしまう、背中とわき腹。 冬はとくに気にしていよう 

 

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小さな所作をていねいに

2009年11月29日 | バレエ

(あさのうち晴れ から 曇り)

K公園の近くに新しくできたバレエスタジオに体験レッスンで行く

駅から歩く途中、公園の緑が見える。 けやきや桜の赤は今年は今ひとつにワタシには思えるのだけど、銀杏の煌くようなみずみずしい黄色は本当に美しい。 先週は黄緑だった並木が今は黄色一色になっていた

Kスタジオ、とてもよかった。 先生はもとバレエ団のダンサーの方で、あたりまえだけど脚、とくに甲がすごくきれい。 ほっそりとしていて手足が長く、お手本がとても参考になる。 スタジオは広く、床もリノ張りで足に優しい。 加えて生ピアノ。 夢中で踊っていたら、あっもう終わったの?というぐらい時が早くすぎた

アドバイスは、たくさん 

  • 片脚にのるとき、軸足のかかとではなくつま先に一気にのる。 迷わない
  • アラベスクやシャッセ、はじまりが大切、きれいに足の親指側をおへその前に差し出す
  • パッセは(ピルエットの時も)、開いた膝がカラダを連れていくイメージで
  • うしろへカンブレの時、顔と腕は離す、胸から上はどこへ動いても同じ
  • グリッサード、アッサンブレはよぶんなステップは踏まずきちんと5番に戻る、グランジュテはバットマンのように前うしろに脚を交互にのばしてあげる、上に山ができるように
  • ポアント、甲をのばして立ちきる、下りる時にドゥミを大事にとおる、足は床に下りても上半身はむしろひきあげて休まない
  • プリエからポアントに立つ時は、甲を伸ばして床につま先を一気に突き刺す、そうすればかかとが弱々しく揺れることはない

バーレッスンで、先生に数回、ウエストから胸までをグィッとひきあげられた。 おそらく上半身が腰にのって休んでいるのように見えるのだろう。 以前S先生にもグイグイひきあげられていたから、これはワタシの悪いところ。 そう、胸をはるだけではだめなのだ。 上から釣られているように上半身を上へ上へとひきあげないと。 あ~大変だ

今日、先生のおっしゃったことで一番響いたことは、脚が高く上がるとかきれいに回ることも大事だけど、一連のムーヴメントをダイナミックに、しかも繊細に美しく見せるには、その見せ場の直前に出す脚のきちんとした方向だったり、そのあと、大事に5番に帰ってくることだったり・・つまり小さな所作をていねいにできることが、ものすごく大切だということ。 これは日常生活にも通じるなぁと思う

新しくて素敵なスタジオで、とても勉強になった。 まだまだなのだ、まだまだ

師走を前に、バレエ三昧の週末。 ゆうべおなかが苦しくなるほど食べ過ぎたので(!)今日は夜までヨーグルトだけでデトックス

(photo: 天国のような味わい、D&Dのミルクジャム) 

 

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くるみ割り人形

2009年11月22日 | バレエ

(曇り ときどき 小雨)

バレエ「くるみ割り人形」を観に、上野の東京文化会館へ

このプログラムはクリスマスが近くなると必ず上演される。 こどもが観ても楽しめるので、親子連れもたくさん

今日の主役は、ルーマニア生まれ、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパル、アリーナ・コジョカル。 背丈の小さいバレリーナは28歳になってもとっても可憐で、ステージがぱっと明るくなる

主役のクララ(アリーナ)が眠りに落ちて、王子に変わったくるみ割り人形と踊るパ・ドゥ・ドゥのシーン。 肩を出したキャミソール型の上半身と広がりをおさえた真っ白なスカートのベッドローブ、これが清楚ですごく似合っている。 そしてトゥシューズの脚がすぅーっとのびてピタリと止まる。 ひとつひとつのムーヴメントは、針の穴をとおすように正確、のびやかでキレがある上に、感情の高まりを身体で表現でき、音をはずさない素晴らしい音楽性。 何度も観たいバレリーナのひとり

特に今回は、約1年の怪我の治療を終え5月に復帰してから2度目の来日でのステージ。 何度もカーテンコールに応えてくれた笑顔は、喜びにあふれていた。 それを見て勝手にジーンとするワタシ

photoは、彼女のHPよりレッスン中のアリーナ、とにかくバレエを愛しているのが身体からあふれ伝わってきます

こういう、ふだんのレッスンの写真が、たまらなく好きです

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バレエってやつは・・・

2009年10月29日 | バレエ

(晴れ)

昨日、4半期の最大の行事が終わった

受付と撮影がメイン、あと、すこしだけ通訳と・・夜は宴会の会計補助(?)
撮影以外は、どれも苦手。 でも、そのあと記事を書くのは好き
明日には行事レポートが仕上がって、社内イントラネットに掲載 

今日はバレエレッスン
大人になって始めて9年。 それでも9年ものあいだ懸命に練習をつんでいるのに
満足できるピルエット(回転)ができるのは、1年にわずか1度あるかないか・・・
回りながら軸足はピンと伸び、動足は付け根から外に開き
なおかつ、きれいに軸足の膝を
指している・・

頭は操り人形のように上にピンと伸び、肩は広く力は抜け
両腕は柔らかく弧を描いて腰の前に

回り終えたら・・スカートがふわりと下りるまで
時がとまったように一瞬そのポーズを保つことができる

そして静かに動足が着地・・・・(妄想) 

続ければ続けるほど、バレエの奥の深さと習得する技術の高さに、めまいがする
体力はもう下り坂だし・・・いいよ、もう、そんなに必死にならなくたって
発表会に出るわけでもないのに
それでも、こうして少しずつ訓練していくと、いつかできる日が来る気がする

それで、今日も会社帰りのパソコンをかかえ大きな荷物を肩に下げてレッスンに向かい
夜の8:30から10:30まで踊るのです

わっ、もう寝ないと!

(photo: そろそろ寿命をむかえるポアント)

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羽のついたチュール

2009年10月12日 | バレエ

(晴れ)

NYCB(New York City Ballet)公演@渋谷文化村オーチャードホールへ

ポスターのWendyの美しさにつられたのと
バランシンの「セレナーデ」が観てみたかったので

4年前の極寒のNY出張、マンハッタンに泊まり
独りで夜道をビクビクしながら劇場まで歩いていったのを思いだします

バランシン作品はストーリーのないバレエ。
ダンサーがまるでコマのようにフォーメーションを次々変えてゆく。
「セレナーデ」、ここのカンパニーのバレリーナたちの厚い胸板や
筋肉隆々の背中の群舞には正直、気持ちがひくのだけど
反面「アゴン」などのモダンでたくましい作品などは
そのしなやかな体のもつシャープさ、大胆さがNYらしくて素敵だった

「セレナーデ」(photo)は、薄いブルーで飾りのないミニマムな衣裳。
レオタードが逆光にすけてみえるロングのチュールは
ダンサーが舞うたびに、羽がついているようにふわりと天にむかって羽ばたいていた。 
ちょっと着て踊ってみたくなりました

まだすこし時差ボケ気味で、雑踏がつらくお茶をして早めに帰宅 

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バレエグッズを日常に

2009年09月20日 | バレエ

(晴れ)   photo: in the courtesy of Bunheads

休暇4日目は安息日。 メインテナンスの日

図書館で本を数冊借りて表参道へ。 今日もロミロミでグイグイほぐしてもらう

立ち寄ったバレエショップで、フットケア・グッズを数点。 
本来はポアント(トゥシューズ)をはく時に指を保護するための
ゼリー状のパッドやサック、これらはバレエだけでなく、旅で歩き回る時の必需品。
たくさん歩くと、足指と足指の間が擦れて痛くなるワタシには欠かせない旅グッズ

バレエ用品は、最近たくさん紹介されてます。今や、パリのレペットの靴は
あまりにも有名だけど、他にも日常使えるバレエ用品がこちら  

  • レペットのバッグ(これも、もはや有名)。 市価では割引がないどころか売り切れてしまうバッグだけど、ミルバなどバレエショップなら、セール時さらにお安く
  • 上でも触れたバレリーナ用のフットケアグッズ。 Bunheadsというメーカーのものがおすすめ
  • バレエシューズ。 室内履きに。 可憐。 革製のものがなじみがよい
  • チャコットのメイクグッズ。 ファンデーションとフェイスパウダーはとても優秀

逆も言えて、バレエに使うレッグウォーマーやTシャツ、レギンスは
ユニクロなどのものが、バレエメーカーものより安くて使いやすいので
日常モノをバレエに使うことも実は多い

この秋は、映画「パリ・オペラ座のすべて」公開、ニューヨーク・シティバレエの公演など
心躍る予定がたくさん。 秋が深まるのが、待ち遠しい 

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欠点があるから

2009年05月17日 | バレエ

(曇り 強風)

GWが終わって、仕事のほうは山あり谷あり。
どう改善して進めていったらいいだろう・・と朝目覚めて考えることもしばしば。

最近バレエレッスンが終わると、グッタリしてしまう。
その時は思い切りのびのびと踊っているのだけど、終わってからや
翌日がつらいです。 マッサージなどメインテナンス抜きには
長く続けることは難しいなと改めて感じます。 

図書館で見た毎日新聞に、世界のプリマ吉田都さんの記事がありました。 

イギリスに渡った当初、体形のコンプレックスに打ちのめされた都さん。
典型的な日本人の体つき、姿を見ただけではとても「ロイヤルの至宝」と
謳われたとは思えない。

「生まれつき、バレエには向いていないんだと打ちのめされましたね。
でもだからこそ、どうしたらきれいに見えるんだろうと
考えずにはいられなかった。体型は変えられないけど、見せ方は工夫できる。
欠点と向き合いながらレッスンに励みました。

体形に恵まれたダンサーは、鏡に映った自分に失望することがありません。
何もしなくてもきれいだから、努力ができないんです。 それに気づいたとき
私は「自分には頑張る動機が与えられている」と思えました。
コンプレックスがあったから、ここまで来られたとも言えます。」

この言葉にすごく打たれてしまった。
仕事でもバレエでも欠点のない人はいない。
イチローだって吉田都さんだって、「天才」とよばれている人は、もっとも
自分の欠点を見据え、努力し、克服してきた人なのかもしれない。 自分はどう? 

昨日レッスンのとき、鏡の中の自分を見て、もっと努力したいと思いました。
この歳でいまさら? いいえ、努力をすればきっと、昨日より今日、いい
ムーヴメントが作れるはず。 仕事も、状況だけ嘆いていては何も始まらない。
できることをやってみるしかないのだなぁと、都さんの言葉に励まされました。

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