きょうはバレエのレッスン後、いつもの右の腰痛。
腰、足首、背中、膝。
明日Oさんに、たくさんほぐしてもらおう。
きびしい寒さの続く東京。


羽毛ふとん、綿毛布、そして湯たんぽがあれば、
今年初めてのバレエ鑑賞が来週に近づきました。
(Photo: 大切なポアント)
今日はメインテナンス休暇。忙しい時だけど、年内のうちに
足の具合をお医者さんに診てもらう。
足首が柔らかいせいか、大きな怪我はないのだけど、
骨が細いのと足首が安定しないせいで、長く踊っていると負担がかかるよう。
今年のはじめから、ときどき右足首が痛みます。
バレエは実はハードなスポーツ。
しっかりとメインテナンスをしながら、おばあちゃんになるまで踊ってゆくために、
若いころ以上に気をつけています。
来年からしっかりとポアントをやっていきたいので、
今日はこれからお医者さんです。
* * *
レントゲンをとって調べたら
右足首甲側に「疲労骨折」の小さな影が。
大きな衝撃でできる「骨折」とは対照的に
小さな力が何度も同じところに加わることによってできるのが「疲労骨折」。
やはり・・・バレエのやりすぎみたいですね。
足首サポーターとレッスン後のクーリングにつかう湿布薬をだしてもらいました。
とりあえずポアントは年内はお休みですが
バレエシューズによるレッスンはそうっとやります。。笑
(朝の通勤路)
雨のなかバレエレッスンへ。
えいっとまわってみたピルエット(片足を軸に回転する)ダブル(2回転)。
きょうは、1回転のあと、さっと顔をつけてみたら、減速しながらもすんなりと2回転まわれた!
それも右まわりも、左まわりも。珍しい。
前半から、軸がとりやすいな・・と感じたのは、
きょうのウェアのおかげかもしれない。
ふだんはキャミソールだけど、きょうは首までピタっとしたウェア。 脇から背中にかけて包み込むので、
回転するときに脇が逃げなくて背中がついてくる感じ。
バレエでは、強い脚も必須だけど、ぶれない上半身をつくることがとても大事なのだとカラダで実感。
きょうは特別うれしい日。自分にしかわからないけど、ちいさな進歩が目にみえたから。
行楽日和の今日。 カメラを持ってどこかへ行きたかったけど、やっぱりバレエ
今年、バレエレッスンに通った数、今日で54回。 12月末までに70回は踊りたいなぁ・・・
月がかわり、今日から新しいメニュー。 倍速でまわるピケターン、ぜんぜん回数についていけない。 ゆったり踊るアダージョは得意なんだけど。 2kg体重が増えたので、カラダが重く、秋のせいかカラダもカチコチ。 今日は後半のトゥシューズレッスンは見送ることにしました
今日、40代半ばのクラスメートが、「明日から、人生初めてトゥシューズをはくの!」ってすごく嬉しそうだった。 そういえば明日から初心者対象ポアントクラスが始まるのでした。 大人になっても、トゥシューズは憧れ。 「痛いかな?痛いかな?」って心配そう。 うん、足先で40~50kgを支えるんだもの、それはもう・・・笑
何歳になっても、「やりたい」と思ったことを懸命に追い求める姿は本当に美しい。 グランマ・モーゼスは60歳から絵を描き始めた。 バレリーナの森下洋子さんは、今も可憐に踊っている。 ワタシも、最低限の筋肉をキープして踊り続けたいと思います
(Photo: Parisから持ち帰ったRepettoのディスプレイ用シューズと秋の花)
今日はシゴトのあと、9月最後のバレエレッスン。 さっき帰ってきました。 たくさんのジャンプと回転に、脚と背中がすでに筋肉痛
メニューは月がわりなので、今日は「仕上げ」。 先生の目も一段と厳しく、ビシビシと欠点を指摘されます。 おまけに今晩は生徒がたった2人。 回転の連続で、また頭がもわーんと・・
けれど、ときどき先生が、「あ、今のラインきれい」とか「肩甲骨を下にさげて、胸をひらいて、首をまわして、そうそう!」と言ってくれました。 「今月は2人ともいい仕上げよ」という言葉を最後にいただけてとても嬉しい。 月初にボロボロでも、何度も何度もやっていくうちに少しずつ上達が見えるのです
レッスンのあと「来月のCDはこれ」と先生が聴かせてくれたのは、この季節にぴったりの「シシリエンヌ」。 「フォーレ、大好き!」と心のなかでつぶやく。 土曜日のレッスンがとっても楽しみ
(Giselle - the photo in the courtesy of NBS)
五反田ゆうぽうとで、東京バレエ団の「ジゼル」を観ました。 主役はアリーナ・コジョカルとヨハン・コボー、私生活でもパートナーの2人です
去年パリ・オペラ座で観たオレリー・デュポンも感情表現が豊かで見事だったけど、今晩も素晴らしかった。 舞台に現れた155cmの小さなバレリーナ、日本人より小さくて華奢なのに、体じゅうのラインというラインが美しい。 立っているだけでも可憐すぎて、哀れになってしまうほど。 何度観てもためいきが出る、美しい手の表情やポーズ。 全くぶれないカラダの芯とバランス。 丁寧なポワントワーク。 のびやかなジャンプ。 アラベスクからパンシェで脚を高くあげたところで、さらにさらに最後にキューっと伸びる脚のラインが、誰も真似のできない彼女だけの美
お話はいたって単純。 村娘ジゼルの恋は、想いを寄せていた相手の裏切りにあい、純真な彼女はショックのあまり死んでしまう。 そこまでが前半なのだけど、この演目は、やはり後半の墓地シーンがいい。 東京バレエ団の美しいコールドは、全員がウィリー(霊)なので、ほの暗いステージに白いヴェールのロマンチックチュチュをまとった24人ほどが舞う幻想的なバレエ・ブラン。 その中で、ひときわ軽くふわりと踊るアリーナ
彼を死へと追い込もうとするウィリーたちに囲まれながら、自分を裏切った男性を憎まずに、その身代わりになって踊る速いステップ。 最後まで相手を守ろうと懸命に踊り続けるジゼル。 やがて夜が明け、彼の命をかろうじて守ったジゼルは、愛する人を抱きしめ息を確かめたあと自らは生き返ることはなく、朝の光のなか墓へと去ってゆく・・というのがあらすじです
哀しい結末なのに、幕が下りてふと気持ちが安らぐのは、ジゼルが最後まで愛する心を大事にして、強い意志を貫いて彼を守ったから。 許すではなくて、赦すこと。 与えること。 この季節にぴったりの静かで美しい演目でした
夜風がここちよい帰り道、バレエ友と「あの脚がほしい」とか、「このイメージで踊ろうね」と励ましあって、別れました。
「ジゼル」を演じるアリーナの動画を見つけました → ☆ のびやかな脚のライン、可憐な腕や指先の動きをどうぞごらんください
真っ白のリネンを身につけながらも、秋のいろが気になるこのごろ・・・
* * *
きのうのバレエレッスンに来た3人の中学生。 ほぼ大人なみの身長、脚はまっすぐで長く、まったくぜい肉のない背中。 頭をつけておしゃべりしている姿は、まるで小鹿が寄り添っているよう。 レッスンでは、大人にまざってちょっと恥ずかしそうに踊っていました
この時期、女の子はホルモンの関係で、急に太ったり、下半身が丸くなったりするのでバレエをやっていても、しばらく見ない間にふっくらになってしまう子もいます。 コンクールを目指す子もいれば、受験勉強や他の習い事との両立で悩みバレエから離れてしまう子も。 環境の変化と自分のカラダの変化、こどもたちは大人と比べものにならないほど、大変なときを過ごしていると思います
けれど街なかでもバレエをやっている子、やっていた子は、首から背中の線を見れば一目瞭然。 S字のカーブがほとんどなく、キュっとまっすぐな上半身。 日々の鍛錬から生まれるバレエ特有のラインです
今週木曜日は、大好きなバレリーナ、アリーナ・コジョカルの「ジゼル」。 秋にふさわしい、魂が浄化されそうな演目です
(photo: 秋の気配のする、とあるカッフェ)
(晴れ)
今月からバレエは新メニュウへ。 流れるようなアダージョ(ゆっくりした動き)のアンシェヌマン(組み合わせ)がとっても好み。 デベロッペで左前方にあげた右脚をそのまま上から糸でつられたように右側へロンデ(まわす)して高い位置でポーズ。 こういう時はもっと股関節の柔軟性がほしい・・と激しく思う。 (勢いや筋力で脚をあげるのではなく)自律でゆったりと、頭より高い位置に脚が上がったらほんとうにきれいなポーズなので
ワタシのウェアの定番は、上下黒、キャミソールレオタードと膝までのレギンス。 いわゆる甘いモードやフリフリが苦手、シャープで大人のイデタチが好みなので、こんな風にいつも地味~で、これだけだと、エアロビインストラクターのよう(笑)。 先生にも「雰囲気と違って中身は体育系男子だ」とよく言われる。 でもそこはバレエなので、アイボリーのシフォン・スカートをあわせます。 スカートは不思議なアイテム。 長めの裾がポーズごとにカラダに沿ったり、回転でフワリとなったり、気持ちだけでも優美に踊れる。 エプロンのように両端に紐がついている巻きスカートの結び目を、ウエストのいちばん細いところではなく、すこし落として腰でとめるのがワタシのこだわり。 なのでこの低いウエストポイントにゼイ肉が乗らないようにしないと!とふだん自分に言い聞かせています(笑)
今日は会社の友人のバレエ発表会。 容姿に恵まれ美しい彼女、今回は白鳥を踊るとか。 ワタシは先約があり行けないので、心のなかで応援。 コツコツと練習したこと、バレエを踊る喜び、お客さまへの感謝、それらがカラダからにじみ出て、何より彼女自身が楽しめる素敵な舞台になるように・・と祈っています
(雨)
新しい月、バレエレッスンも新メニューに。 今月はかなり難しい。 動足をアチチュードにしたまま回転するパや、シェネ(chain=鎖のように、カラダの片側を軸として、つま先立ちのまま、直線を高速で回転してゆく)の連続に、「回りもの」に弱いワタシは頭痛がするほど・・
「苦手」だけど、とても「好き」。 何度もやることで、すこしでも美しくできるようになりたい、と、そういう気持ちで取り組む。 すこしずつ上達を実感できたり、ときどき満足できるフォルムが出せたり・・・その感覚が大好き。 今晩は初回だから先生に「あら、これ苦手?みんなキライ?」と聞かれるほどボロボロ、でも月末までにはなんとかマスターしていたい。 ことバレエに関する限り、苦手ということはあっても、それが美しいムーヴメントであるかぎり、キライということはない。 むしろ苦手なものほど余計に想いが募ってしまう
9月、アリーナ・コジョカルの「ジゼル」の良席がとれました♪ うお~ん嬉しい
(photo: ある夜の机の上)
(曇り)
こんなに控えめな叙情をたたえたバレリーナが他にいるのだろうか・・・静かな感動の夜でした
ロイヤルバレエ団来日の最終日、フィナーレは吉田都さんの「ロミオとジュリエット」。 土曜日に観たばかりなので、すべての幕で出てくるストリングスの美しい旋律が幕があく前に流れたとたん、ジーンと胸が熱くなる。 これからはこのリフレインを聴くと、パブロフの犬のように涙が出てしまいそう
都さんのジュリエットは、幼さの抜けない可憐な少女から、ロミオを通して大人の女性になってゆく過程が素晴らしかった。 ぬいぐるみを離さない冒頭シーンから、愛を貫いて死を選ぶラストに向かって、ロミオに触れる指の動きや後姿のうなじまで違う。 それでいて、喜ぶときも悲しむときもすべてが都さん。 重さをまったく感じさせないステップと、柔らかな上半身、その表情は控えめで思慮深さを感じ、日本人としてすっと気持ちが入ってゆく。 アリーナの舞台では、アリーナの演じるジュリエットを観ていたのに、今夜は、ジュリエットを通して都さんを観ているというかんじ
英国留学時代「西洋人でない容姿コンプレックス」に悩んだ都さんはインタビューで、それを克服できたのは、「周囲と比べることをあきらめた」からと語っていた。 日本人らしい、細やかで抑制のある感情表現と技術、それが都さんの個性となり、「英国人よりも英国人らしい」とイギリスで愛されている。 もちろん日本でも
今夜がロイヤルでの引退公演。 客席にもロイヤルのダンサーたちがたくさん来ていて、カーテンコールでは、舞台にダンサーたちや普段着のスタッフが集合し、オールキャストで都さんを祝福するサプライズ。 観客もみなスタンディングオべーションで、たくさんの感謝と尊敬と祝福が小さなバレリーナを包んでいた。 うーん帰りたくない気持ち。 その余韻でアリーナ・コジョカルの9月の「ジゼル」を予約してきました
明日のバレエレッスン、何かしら、いいイメージをもって踊りたいものです
(photo: guardian.co.ukのスライドーショーより、舞台後、祝福を受ける愛らしいジュリエット姿の都さん。なんて清楚でかわいいのだろう・・)
(曇り ときどき 晴れ ムシムシ)
昨日は、シェークスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」、来日中のイギリス・ロイヤルバレエ団の公演を観に、上野に出かけました
今、誰よりも観たいバレリーナ、アリーナ・コジョカル。 ルーマニア出身の157cmの小さなバレリーナが、3時間、若く哀しい男女の純愛を演じ踊ります。 のびやかなポール・ド・ブラ(腕の動き)と細やかに速いパ・ド・ブレ(足の動き)。 可憐な容姿と、アリーナらしい、美しいアラベスクやアチチュードのポーズは、一瞬一瞬が、芸術作品のようで、シーンごとに息をのんでばかり。 絶対おなじようにできないけど、それでも、すごく参考になります。 レッスンに生かせそう
今回は、彼女のそういったテクニックはもちろん、ジュリエットとしての表現力にあらためて感動しました。 第一幕の仮面舞踏会で二人がはじめて会い、互いに息をのむほどに見つめあうシーン。 瞬くまに恋に落ちてしまう恥じらいをあらわす彼女の瞳、小さな肩、柔らかな指、小刻みなポアントワーク。 そして夜のバルコニーのシーン、スポットライトのなかで愛を確かめるように二人がカラダを寄せ踊るパ・ド・ドゥ(男女ペアの踊り)では、歓喜と感情の高まりが伝わってきて、最後まで別れを惜しみ二人が手をつなごうとする場面は、それが(むごいラストを暗示して)あまりに美しく哀しくて、涙があふれてきます
「バレエ」という厳しい型のあるダンスで、全身をつかって、こんなにも人間の感情を表現できるなんて、そして観衆を感動させることができるなんて、ほんとうに素晴らしい。 夢のような時間はあっという間に過ぎ、最後のカーテンコールは7回以上はあったでしょうか。 日本では珍しいスタンディング・オべーションのなか、なりやまない拍手を受ける主役のふたり。 ロミオ役のルパート・ぺネファーザーも、素晴らしくよかったけど、ワタシにとっては私生活でもパートナーの、ヨハン・コボーとのデュエットが、コボーの急な帰国によりかなえられなかったのが、正直心残り
コボーとのオフ・ショット、絵になるふたり
そして何より嬉しかったのは、今回初めてバレエを観た友人Yさんが、バレエの美しさ、舞台の素晴らしさを味わい、心から喜んでくれたことでした。 火曜日は同じ演目を吉田都さんのジュリエットで
(Photo: 彼女のHPより、レッスンでポアントを抱くアリーナ)
(晴れ と 夕立)
バレエシューズでの通常レッスンのあと、3、4ヶ月ぶりのトゥシューズレッスン。 履いたそばから、足がキュッとしめつけられたような感じ。 バーレッスンで足慣らしのときから、すこし違和感が。 足に吸い付くようになじむのは調子のよいときだけど、今日は違う。 シューズに足がなじまず、痛みを気にしないようにしながら踊りました
違和感をのぞけば、トゥシューズをはいた脚は、足先が伸びてこれぞバレエという感じ。 今月のバーレッスンとセンターレッスンのアンシェヌマンは好み。 音楽やパがキレイなのはもちろん、組み合わせが単純でなく、頭で考えないとならないようなものが好き。 それは、1回目よりも2回目と、回数を経るごとに、数学の問題を解くような、モヤモヤしたところからピン!とわかる瞬間があるから。 そして頭でわかったことに、体がついてゆくまでの時間、そのプロセスが好きだからです
右下の写真は、バレリーナが使う足用のジェル。 熱を持ってジーンと痛む足先や筋肉疲労のあるふくらはぎに。 ケミカルなものを一切含まないビオ・プロダクト、100%オーガニックでハッカのすっきりした香りと、べたつきが全くない使用感が、この季節にぴったりです
今夜はゆっくりと足のケアを
( 空気がゆったり流れる 中軽井沢「Cottage415」 )
五月晴れ。 このごろ空を見るのが毎朝楽しみ。 東京でもこんなに青い空が見れるなんて本当にうれしい
バレエレッスン、今日は6人と、発表会が終わったせいか少なめ。 注意されたこと:
お客さまに見せるのは、ポーズがつくるフォルムの美だけでなく、そのまわりにある空間と空気感。 例えば、長く見せようと、手を思い切りピンと伸ばすと短く見えてコドモっぽい。 ふわりと伸ばして肘を少しだけゆるめると、お客さまには、まるで指先の向こうにまで手が伸びているように見える。 難しいけど、空間を感じさせるようなムーヴメントをと先生。 空間・空気感という言葉に、大好きな軽井沢・御代田の空気を思い出す
音楽が流れ出すと、目線を高くし、首を伸ばし、肩を下げ、骨盤・背骨を十字にする。 そしてのびやかに腕をひろげ、脚をのばす。 まるで手足がずっと向こうまであるように。 そうして固まった体がじょじょに柔らかくなってゆくのは、本当に気持ちがよいです。 図書館で久しぶりにバレエ理論の本を借りてきました。 大人からのバレエの特権は頭で学べることなので、勉強することは少しも苦ではありません
5月になって、室内の光も違いますね