母の忘れもの

軽度認知障害になった母の記録

とうとう

2023-02-06 15:44:33 | 日記
懸念していたことが起きてしまった

母のお金の使い方は気になっていたが

実家とはいえお金の話は

デリケートな問題で

父が許していることならと

まだ問題にはせず

とりあえずお金の動きは

確認するようにしていた

毎日2回ずつスーパーに通い

1回2,000円~7,000円の

買い物をしていたら

単純計算でも

1ヶ月で120,000円~420,000円

月150,000円の父の年金だけでは

まかなえない

しかし母は父の年金の入る

メインバンクのキャッシュカードを

手放さないので

残高が足りなくなるまでと思い

様子を見ていた

10月くらいに通帳がないと

騒いだので

いい機会だと思って

通帳だけ父に返して

父にもこまめに通帳記帳して

確認した方がいいと言っておいた

私は母のレシートの記録をとりながら

たまに見つかる銀行の明細も確認していた

ちなみに11月のレシート合計は

約130,000円で

12月は180,000円だった

嫌な予感はしていた

1月末くらいに父の銀行明細を見て

驚いた

前月より300,000円も減っている

父にすぐそれを伝えて

通帳記帳してくるように言った

案の定母が何度も引き出していた

1月だけで320,000円

危うくメインバンクが残高不足に

なるところだった

父は母からキャッシュカードを

取り上げることに消極的だったが

母は自分の年金が入る口座も

別に持っているから足りなくなったら

そちらから下ろすように言えばいいと

言った

しっかりしてる頃は

生活費として父の口座から100,000円

下ろしたあと

足りなくなったら自分の口座から

お金を下ろしていた

認知症がすすめば

いつどこの口座からいくら下ろしたなんて

覚えていられるはずもなく

まさにそういうことなんだろう

父は口下手なので結局喧嘩しただけで

キャッシュカードは

返してもらえなかったらしいが

次の日に私が行って

改めて母に説明をした

その時は拍子抜けするほどあっさりと

キャッシュカードを返すことを承諾した

すぐに父にカードを渡して

これからは月1回お金を下ろして

母に現金を渡すように言った

父もホッとしたようだったが

ここから母の行動がおかしくなり

私が毎日実家に行かなくては

いけなくなった

その話はまた次回