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~ナースえいや三十にして立つ~
アメリカでCNA→ICU RN→NP

アメリカの産休手続き(STD)

2018-06-25 16:00:07 | 【アメリカ】2人目妊娠出産
私が勤める病院では
Short term disability insurance(STD)制度があり
これは雇用主の全額負担なので
私は月々の保険料を支払っていません。

このShort term disability insuranceとは
傷病により短期間(6ヶ月以内)働けなくなった際
給与の補填をする為の保険です。

規定では勤続年数によってカバー率が異なり
 5年以下だと給与の60%
 5-9年だと給与の80%
 10年以上だと給与の100%
がSTDから支払われます。

長女を出産した時はこのSTD制度が無かったので
休職中の12週間は
有給と傷病休暇を消化する必要があったけど
今回はSTD制度があるので
12週間の全てに有給を充てる必要はありません。
これは助かります(╹◡╹)♡
ただ勤続年数が5-9年なので
通常の80%しか収入がないのは少し痛いけど
こういう制度があるだけマシですよね( ˘ω˘ )

STDの手続きはFMLAと一緒に申請出来るので
(申請書類はFMLAとSTDを兼ねている為)
行った過程は前回のFMLA記事にある通りです。

ただ、ここで注意が必要なのは
FMLAで12週間のお休みを許可されても
STDで許可される期間は短いのが一般的です。
一般的に言うと
 ①経膣分娩だと6週間
 ②帝王切開だと8週間
というのがスタンダード。
なぜかって?
FMLAの目的は職の確保であるのに対し
STDは金銭の補填をするものです。
医療的な観点から見た
出産の回復に必要な時間分しかカバーされないのです。

私は8週間のSTDが許可されたので
この8週間はSTDからお金が振り込まれ
残りの4週間は有給を使って収入源を確保する予定です。


次回は主人の産休(FMLA)について書きたいと思います。



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