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Practice Makes Progress

~ナースえいや三十にして立つ~
アメリカでCNA→ICU RN→NP

ハイリスク専門医での妊婦健診初診(7w6d)

2018-03-20 16:00:00 | 【アメリカ】2人目妊娠出産
初診予約を入れるための電話では
 ・名前
 ・生年月日
 ・ソーシャルセキュリティーナンバー
 ・健康保険の会社、グループナンバー、会員ナンバー
 ・最終生理開始日
などを聞かれて
予約を入れた日は7w6d(ほぼ8週)でした。

4週で妊娠が判明して
8週まで初診を受けられないというのは
結構もどかしいですね。
特に日本では5-6週で初診だから(受けたことないけど)
それを考えると初診までの1か月は長い、長い!
ただ、娘を妊娠した時の初診が11週、
流産した時の初診は9週だったことを考えると、
8週で初診というのは全然悪くないんですけど。

でも、この1か月(4-8週)って
初期流産が頻繁に起こる時期だから
この待ち時間って心も体も落ち着かないです(T_T)
ちゃんと育っているかわからない不安感の上に
つわりによる体調の悪さから更に心がどんよりする事も。
前回は9週の初診でいきなり流産宣告だったので
今回は初診までが心理的に辛かったです。

さてさて、初診当日の様子に入ります。

①受付け
初診ではID(運転免許証)と健康保険証の提示を求められます。
あとはCopay(自己負担額)の支払い。
私の保険だと通常の妊娠経過管理はCopay無しなんですが
ハイリスク管理は専門医にかかるCopayが必要なので
その分の$25を支払う必要がありました。
この$25は毎回の健診で支払っています。

それから、初診だと大量の書類に記入を求められるので
予約時間の30分前にクリニックへ来るように指示されます。
基本情報(名前、住所、生年月日)に関する書類とか
既往症などに関する書類とか、
個人情報に関する書類とか、支払いに関する書類とか…
どこのクリニックにかかっても
初診だと軽く10枚は色々と書かせられますね(--;)

②尿検査
このクリニックでは毎回尿(膀胱炎)検査が義務付けられています。
尿の提出はクリニック滞在中であればいつでもOK
私は受付け直後か、エコー室入った後の待ち時間に済ませてます。
エコー室の中にトイレがあるので便利です。

③遺伝子カウンセリング
ハイリスク専門医にかかると
一般OBGYNオフィスでの流れとはちょっと違って
初診で遺伝子カウンセラーとのカウンセリングがあります。
話す内容は
 ・私と主人の家族に遺伝子異常で生まれた人はいるか
 ・直系家族の病歴
 ・以上の2点をもとに家系図を作成して遺伝しそうな病気を探る
 ・様々な遺伝子異常の説明
  (トリソミー13、18、21やターナー、クラインフェルターなど)
 ・各種遺伝子検査の説明
  (両親の遺伝子検査、羊水検査、絨毛検査、新型出生前診断など)
といったところです。

ここで注意したいのは、初診を受ける時までに
双方の家族の病歴を調べておいた方がいいという点。
特に、自分の家族の事はある程度知っていても
配偶者の家族のことって結構知らないですよね。
娘の時にも遺伝子カウンセリングは受けていたのに
今回はうっかりしていて
家族の病歴を聞かれることをすっかり忘れていたんです。
思いつく限り、家族の病歴を伝えたつもりでしたが
結構伝え忘れもあったので
やはり事前に調べたり書き出した方が無難です。
そして、初診は主人も同伴していたので助かりました。
私側にも主人側にも特に遺伝要素の強い病気はなく
カウンセラーさんも「あなた達は大丈夫そうね」といったスタンス。

遺伝性疾患や遺伝子検査については説明があっただけで
検査はあくまでも「こんなのがありますよ」という感じでした。
その場で検査を受けるかどうか
決めなければいけないという事はないです。
私達は新型出生前診断(NIPT)は受けるつもりで、
自分や主人の遺伝子検査はやったことがないので
前向きに検討したいと思ってます。

カウンセリングの所要時間は30分といったところでした。

④エコー&問診
遺伝子カウンセリングの後は待合室に戻って待機。
エコー技師さんに呼ばれてから
体重&バイタルサインの測定がありました。
まだ8週と週数が浅いことから経膣エコーで
下着(下半身だけです)を脱いでエコー室で待機。
しばらくすると医師とエコー技師さんが入ってきて
運命のエコーが始まりました(←大げさ)。

週相応の胎芽がいてピコピコと動く心拍を確認。
この時期の胎芽は1cmちょいと小さく
最初、素人目には心拍が見えなかったんですが
(一瞬、今回もダメだったか…(´;ω;`)と思ってしまった)
技師さんが画像を拡大したらハッキリ見えました。
サイズも心拍数(140)も十分で
たくさんCongratulations!と言ってもらえてホッとしましたε-(´∀`*)



エコーでは胎嚢や胎芽、卵黄嚢はもちろんのこと、
卵巣や子宮頚管長なども計測して結構入念に調べてました。
最初からエコーで色々と見てもらえるのはありがたいです。

それから次回(12週)の健診で
NIPT(アメリカでは一般的にCell-free DNAテストと呼ばれます)を受けるか
エコーと母体血清マーカーによる胎児スクリーニングをするか聞かれました。
NIPTでわかるのはトリソミー13、18、21や
ターナー症候群などの限られた染色体異常のみですが
母体(私)の血液だけで手軽に検査可能です。
胎児スクリーニングのほうは、
エコーで染色体異常の身体的な特徴を見て
クワトロスクリーンなどと呼ばれる母体血清マーカー検査から
染色体異常の確率を算出するものです。
Cell-free DNAテストの正確性は99%だけど
胎児スクリーニングの方は偽陽性が出ること多いです。

と言うか、娘の時は胎児スクリーニングを受けたんですが
見事に偽陽性が出てNIPTをやるハメになったんですよ( ̄Д ̄;)
そんな経緯から今回は胎児スクリーニングではなく
NIPTを受ける旨を伝えて医師との問診は終了。
エコー及び医師との問診は20分くらいだったかな?

⑤チェックアウト
お会計(Copayの支払い)は受付け時に済ませているので
チェックアウトの手続きは次回の健診予約のみです。
医師からは4週間後に来るように言われたので
きっちり4週間後に予約を入れました。

⑥血液検査
今回は初診なので各種血液検査のオーダーが出ており
7-8本の血液をガッツリ抜かれました(T_T)
何の検査をしたのかは不明ですが
(↑オーダーをしっかり見ておけば良かった)
 ・血液型
 ・CBC
 ・ビタミンD
 ・甲状腺関連の数値
あたりを調べてたっぽいです。
ちなみに、このクリニックにはラボが内設されていて
Phlebotomist(採血専門のテク)さんが常駐しているので
外部のラボへ出向く必要がなくて便利です。

娘の妊娠中は
かかりつけOBGYNへ行って
血液検査のオーダーが出れば外部のラボへ赴き、
ハイリスクOBGYNへ行って
血液検査のオーダーが出れば外部のラボへ赴き、と
何か所も廻らなければいけなかったので、
全てが1箇所で済むこのハイリスク専門医グループは
本当にありがたい存在です。

これで初診は終わり。
遺伝子カウンセリングがあったので
通常の健診よりもだいぶ時間がかかり
トータルで2時間はクリニックにいたと思います。
このクリニックは待ち時間がほぼ無いので(待っても10分)
それを考えると2時間はかなり長い滞在でした。

血液検査の結果は後日電話連絡があり
ビタミンDが不足しているとのことで
毎日サプリを飲むように指示がありました。
また、バセドウ病の数値の1つで
TSI(Thyroid Stimulating Immunoglobulin)というのがあるんですが
これが陽性だったので
胎児のThyrotoxicosis(甲状腺中毒症)に気をつけて
妊娠管理していきましょうという話でした。
要はハイリスク妊婦に再認定されたってことですかね。
でも、TSHなどの甲状腺ホルモン数値は標準だったようなので
投薬の指示が無かったのは良かったです(^ー^)



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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コングラッチュレイション(日本語) (きよたけ)
2018-03-21 13:09:48
えいやサン、お元気そうで何よりです。

どうやら、良いお医者様に出会えたようで一安心ですね。
あとは無事の出産まで、ご自愛あれ!
返信する
きよたけさん (えいや(管理人))
2018-04-14 23:47:46
ありがとうございます(^-^)
返信する

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